Declining VO2 intervals
今週は回復週なので長時間乗ることはないのだが、そのかわり、強度はそれなりに高かったりする。今日はテンポ走をやったあと、Declining VO2 intervals。5分、4分、3分のVO2だ。
冬場に入ってからベーストレーニング主体で強度をあまり上げていないので、たぶん、きついだろうなぁと思ったら、やはり、きつい。最初の5分の半分くらいまではよかったけど、そこから先は、きつい、もうあきらめたいとずっと思いながら踏んでいた。最初の5分の最後でさえ、ちょ~っと耳が遠くなったりしたもんな。当然、そのあとの4分も3分も最後は(限界で貧血ぎみになったんだと思う)。
Declining VO2 intervalsのいいところというかいやらしいところというかは、後半、きつくなってくるにつれて時間が短くなるんで、ぎりぎり、耐えられてしまう点。あきらめたら楽になれるのに、あきらめきれない。いくらなんでももうだめと思ったとき、残り30秒だったら、あきらめらんないじゃん。たとえ、そこからあと、10秒はたったはずと時計を見ると5秒もたってない、をくり返すとわかっていても。
最後の3分なんて、ラスト20秒は全力。言い換えると、VO2で踏む時間は2分40秒で。zwift画面に表示される残り時間(←こればっかり見ている)は2分40秒までの時間だったりして。そこまでなんとかかんとか絞り出し、2分40秒の時点で絞りかすになっているのに、そこからさらに20秒、フルスロットルで絞れって……いや、絞りましたよ。ここまで来たら。そこまで280W前後だったのに、最後は350W。絞りかすからでも意外に絞れるのね(^^;)
こういうの、家族からも、よくそこまで追い込めるねとか言われるのだが、これ、ひとりでできるのか、自分でメニューを決め、ちゃんとできるのかといえば、私にはできない。まず、VO2インターバルみたいなきついメニューは避けちゃう。ゲンさんが指定してくれば、どよーんとしつつもやるけど、さ。自分で設定するとなったら、その時点でどよーんとなってしまい、ほかのメニューに逃げちゃうと思う。そこをなんとかクリアできたとしても、だれも見てなかったら、たぶん、途中であきらめちゃう。今日だったら、最後の3分は絶対アウトだし、最初の5分だってあやしいものだ。データが自動的にゲンさんのところに送られてしまう、つまり、実質、見ている人がいると思うから、その人にはごまかしが効かないとわかっているから(パワーデータはごまかしが効かないので)、もうひと踏みできるわけで。人間、意外に弱いものだというか、私は弱いというか。ま、それがわかっているから、私はゲンさんにパワトレのコーチングをお願いしているわけだけど。自分でできちゃう強い人は自分でやればいい(これができる人が知り合いにいて、いつも、すごいなぁと思って見ている)。心が弱いなら、弱いなりにというか、それでもやらざるをえないような状況を作ればいい、作るしかないわけで。
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