南伊豆から西伊豆の周回

週末のメニューは"Empty the tank ride"で、1日に4時間以上走ること、週末の合計は4～8時間、というもの。先週末は4時間×2日にしたが、今週はまとめて走ることにしてみた。目標は西伊豆を伊豆半島北端まであがり、新城さんのセミナーでお昼を食べたところでお昼にしたあと、西伊豆スカイラインで戻ってくる、である。8時間を少し超えるかもしれないが、まあ、それはそれ。

そこまで走りにいくなら、朝は夜明け（6時半）とともにスタートしないといけないのだが、なんだかんだで遅くなり、結局、スタートしたのは7時半近く。ともかく、3倍強の200W前後を目安に走る。あんまり強度を落とすとトレーニングにもなんないし目的地まで行けそうにないし、かといって、あんまり強度を上げると8時間以上ももたなくて失速しそうなので、テンポ下限を狙って走ってみることにしたのだ。

■南伊豆はあっちもこっちも桜

■なかなかにいい風情

■このあたりもシカがいるらしい

角で気づいたっていうのがなんとも(^^;)

■伊豆は風が強いので、風力発電には向いているのだろう

■海沿いを走る

富士山が大きく見えた。

■干物を作っているところ

写真だと止まって見えるが、これ、くるくると回っている（だから、遠心力で頭が外に振られている）。観光客の興味を引くという意味では成功しているが、なにもそこそこ交通量がある道のすぐ横で作らなくてもとは思う。排ガス、大量に浴びてるよね。

■恋人岬から

■命名の勝利だと思う

とっくの昔に結婚しちゃってるような人がたくさん来ていた（おまえが言うな^^;）。

■戸田

ここまでで4時間を超えてしまった。このくらいで戻らないと、下手すると、明るいうちに帰着できなくなる。というわけで、戸田でお昼にすることにした。

■お昼

タカアシガニが名物で、これ目当てに戸田に来る人もいるんだとか。けっこうなお値段するので、お昼にぜいたくかなぁとも思ったが、戸田でご飯食べるなんて、一生に今回だけかもしれないと思い切って頼んでしまった。カニだけじゃ足らないので、適当につけて定食っぽくしてもらえないかと頼んだら、じゃあ、カニに1000円プラスでいいかと言われ、それでお願いした。

■店頭のタカアシガニ

大満足。カニもおいしかったし、おさしみもなかなか。ご飯は大盛りでもよかったな(^^;)

戸田で撤退することにして、ここから西伊豆スカイラインをめざす。そうそう、ここでボトルは作り直した。

■棚田百選って、そんなんあるんだ

メインの道ではないからか、勾配がきつい。平均で10％超と思われる道が何キロも続くのだ。サイコンによると最大勾配は14％くらいでそんなにひどくないんだけど。ちなみに、戸田近くの22.7％というのが今日の最大勾配。戸田前もたしかにかなり傾いていたけど、そこまでだったかなぁ。

標高が上がると寒くなっていく。冬用の下に、夏用のUV長袖、冬用長袖アンダーの一番薄いやつ、手袋も冬用という格好で出てきたのだが、朝一の南伊豆では暑くて失敗したかなと思い、西伊豆では日陰が涼しくて、まあ、こんなもんかと思い、西伊豆スカイラインは寒くて限界と思い、だった。全体として、服装は大正解だったってことなんだろうな。

上りでも寒くなってウインドブレーカーを着ようとしたら、鹿の糞をみつけてしまった。

■鹿の糞

古くて乾いているが、このあたりにもシカがいる証拠である。

■上のほうは雪が……

■仁科峠

■太陽が低くなっている。急いで帰らないと。

■3℃だそうで……(T_T)

まあ、海岸線で10℃行かないくらいで、標高が1000m近いとなれば、こんなもんよね。

帰着が早くなりそうなコースということで、仁科峠から松崎町に抜ける道を選んだのだが、いまいちだった。少なくとも、冬場に下る道じゃない。上るのならいいけど、ね。ぜんぜん踏めないのだ。踏めない＝体を動かさない＝寒い、である。

松崎の街でコンビニに寄り、トイレ休憩と水補給をする。

松崎からは、一番早く帰れそうな15号を選択。121号で蛇石峠経由も走りたいのだが、また今度にしよう。

15号だと峠はひとつだし、下りもほとんど踏めるしで、快調に飛ばすことができて、結局、5時に帰着。せめて蛇石峠通ってきてもよかったか（それは結果論）。

■本日の走行コース

走行8.5時間ほど（＋昼食1時間強）で176km、獲得標高3165m、391 TSS。伊豆半島の北端まで上がるなら、朝ちゃんとして日の出とともにスタートするのと、出力もうちょい高めにするのと、両方が必要かも。

補給は、お昼のほか、草餅×1、桜餅×2、下田のおまんじゅう×2、あんパン×1。全部持参で走りつつ。