新城幸也トレーニングキャンプ-2日目
2日目は、8時半集合の9時出発。朝は小雨が残りそうだが、昼間は20℃くらいまで気温が上がる予報。サポートカーが出るので、そちらにいろいろ積んでもらえばいいとのこと。私は、夏用上下にニーウォーマー、アームウォーマー、指切りグローブ、ウインドブレーカーとして、温度調節で脱いだものはバックポケットに入れて走ってしまったけど。
コースは距離85km、獲得標高1500mほどで、前半に30分近い上りがあり、その後、西伊豆の海岸線で10分くらいの上り2~3発を含むアップダウンという感じ。
■スタート時は小雨
走り始めてみると、意外に雨が残っていて、シューズカバーしてきたほうがよかったかもしれないと思ってしまった。
それでも、本格的な上りに入るころには雨はあがって曇りに。足がそこそこそろう参加者5人と新城さんの6人がパックになって上る(残りふたりの参加者は上りに入ってすぐ遅れた模様)。なかなかにいいペースで、私は、上りの半ばでついていけずちぎれる。ただ、前は、新城さんが後ろも見ながらペースをコントロールしてくれていて、私のあと、ひとり、またひとりとちぎれるものの、見えなくなるほどではない位置に先頭パックがいる。こうなるとヘタレるわけにもいかず、両足、焼けるような感覚を覚えつつ、必死でついていく。
あとで聞いたら、やっぱり、見えなくならない程度にちぎる生かさず殺さずの刑がいいんだ、見えなくなるほどちぎっちゃったら、後ろは練習になんない、タイ合宿でも、いつも、そうしていると言われた。実際、TrainingPeaksによると、10分パワーが今年の最高値を記録していたほど(FTPが更新されたって参加者もいた)。おきなわの値を更新したというのはびっくりだが、まるでペースが違うと心が折れてペースダウンしちゃうから、なんだろうな。自分よりちょっとだけ速い人と走るとか、もうちょっと速い人がこういう絶妙なペースコントロールをしてくれたら、一番いい練習ができるわけだ。って、そんなぜいたく、なかなかできないよなぁ。速い人が自分の練習を多少犠牲にしてくれないと実現できない話なわけで。
峠で後ろを待ちながら、みんな、防寒着を車からもらって身につける。ここからしばらくは下りだ。
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