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2019年9月15日 (日)

家族旅行2019――3日目(ウィーン観光~クラクフ)

今日は、午前中にホテル近くのシェーンブルン宮殿、その後、飛行機でクラクフに移動し、旧市街をぶらつく予定。

朝、4時から5時には目が覚めてしまった。就寝時間からするともう少し寝ているべきなんだけどなぁ。時差ぼけは完全に解消というか、ここまでふだんどおりの時間に目が覚めなくてもいいというか(^^;)

昨日、さっそく夜遅くまで遊びまくったので、今日はゆっくり気味として7時半に朝食。

■朝飯

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今日は昼過ぎの飛行機でクラクフに移動するので、空港までのタクシーを頼んでから、歩いてシェーンブルン宮殿へ。ここの時間が限られるので、お世話係はシェーンブルン宮殿近くのホテルを手配したわけだ。

■自転車道

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ちょっと細すぎる気もするが……日本と違って対向ではなく、ここなら奥から手前の向きにのみ走れという表示になっている。一方向の通行なら、それなりに使えるかな。

■シェーンブルン宮殿

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昨日の王宮博物館、Sisiミュージアムと共通のSisiチケットをネットで買ってきたので、スムーズに入場。こちらも同じシステムのオーディオガイドだった。というか、内容もかなりかぶっている(^^;)

飛行機の時間があるので、我が家としてはかなりの駆け足で見学を終了。世界遺産に登録されているという庭園も歩いてみたかったが、残念ながらそちらは見送らざるをえない。

せめてもということで、戻りは公園の道を通ることにした。

■宮殿脇の公園を通る道

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公園内はリードフリーでいいらしく、犬を散歩させている人がたくさんいた(といっても10人もいないけど)。

10時40分、ホテルに着くと、頼んでおいたタクシーが来ていた。荷物を持ち、チェックアウトして空港へ。戻りのタクシーはふつうの運転だった。やっぱり、来たときの運転手さんが飛ばす人だったんだな。

■預け荷物は機械でチェックイン

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なにをどうすればいいのかよくわからず、まごついてしまったが、なんとかチェックイン終了。セキュリティーもパスポートコントロールもスムーズに通過した。

飛行機が出るまでそれなりの時間があるので、免税店の下見をしておく。お世話係の職場みやげを買っていくのが、最後、この空港から日本に帰るときになるからだ。

■日本のウイスキーが売られていた

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最近、日本のウイスキーは世界で人気という話があるが、そのせいだろうか。何種類も並んでいた。

フードコートのようになっているところが免税ショップの隣にあったので、そこでお昼。

■お昼

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ビールはへレスにしてみた。

わりと時間ぎりぎりに搭乗口へ。だというのに、前に何人か搭乗の列があったので、まだ大丈夫と、搭乗口脇の土産物屋をのぞく(^^;)

■なしてカンガルー柄?

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と思ったら、“No kangaroos in Austria”だそうで。そう来たか。っつーか、オーストリアとオーストラリアがややこしいと思うのは日本人だけじゃないのね。

登場口から入ったら、バスが待っていた。どうやらタラップで搭乗するらしい。っにしても、我々が最後かい。例によって例のごとくギリギリス発動である。

■ウィーン→クラクフ便はプロペラ機だった

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プロペラ機なんて、何年ぶりだろう。プロペラ機は空気が濃い低空を飛ぶので、下がよく見える。窓際に座ったお世話係は、谷筋に沿って街が広がっている様子などを存分に楽しんだらしい。私は、旅の記録を書きつつ、時々、身を乗り出して下を見ていた。

■谷に沿って街が広がるというのがよくわかる

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1時間ほどのフライトで、14時すぎにクラクフ到着。

■いまのクラクフと

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■昔の図(上の写真と同じ向きになるように回転してある)

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■空港から街までは列車

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意外なほどりっぱな列車だった(^^;)

■30分ほどでクラクフ駅に到着

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駅構内に何台も自転車が。こちらは、自転車をそのまま列車に載せることができるらしい。クラクフ→ワルシャワの特急列車も、自転車用切符が売られていた。いいなぁ。

ホテルは駅至近のVIENNA HOUSE。3時半にチェックインし、4時半ごろから散策に出た。

ホテル裏手の広場でイタリア食品フェアっぽいものをやっていた。

■オリーブ各種(いろいろあるのね)

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■猫カフェ発見!

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まさかと思ったが、マジで猫カフェだった。

■旧市街の城壁を見学

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城壁には矢を射かける穴がたくさん開いているわけだが、その形や構造がばらばらなのはなぜだろう。なにか意味があるのか、作った人によって違うとかそういうことなのか。

■城壁から突き出る形で門がある(もとはこうだったという図)

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■門部分は円形で、門が二重になっている

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これ、外側を破られたあと、内側を破ろうとしている敵を上から攻撃できるようになってるんだよな。攻めるほうにしてみればたまったもんじゃない。

城壁見学のあとは、夕飯を予定している「ミルクバー」までぶらぶら歩く。それにしても、あちこちにすしバーがあるなぁ。

■メニューが怪しげ

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毒々しいくらいに真っ赤な細巻とか、なんか不思議なものが並んでいる。すしセットの名前も、「ひより」「あけみ」「さけ」「うらら」と意味があるのかないのかよくわからない(「さけセット」だけはわかる。サーモンの刺身とサーモンの寿司など、サーモンずくしなのだ)。

旧市街の真ん中より少し南まで下り、お目当てのミルクバー、ゴスボダ・フライドゥシャ
に到着。19時閉店とのことだが、なにせまだ17時半なのだ。

■晩ご飯

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ポテトのパンケーキ、スペアリブ、鴨のロースト、だったかな。ローカルビールは甘みがあって私好みだった。

■デザート

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いや~、ここ、当たりだったわ。大満足で19時すぎに店を出た。

来たのと違う道をたどり、旧市街中心にある織物会館へ。

■夜の織物会館(左奥)

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■広場の周りにはレストランのテントがずらり

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建物内部には小さな土産物屋がたくさん並んでいるので冷やかして歩く。なかなかによさげだ。

中央の広場からも、来たときと違う道をと聖マリア教会裏手に回ると、広場に小さなお店がたくさん並んでいた。クラフト市みたいな雰囲気だ。ばらけて、それぞれ、好みの店を探して歩く。

どう見ても、にこばっかいが喜びそうな物を売ってるお店があった。これは教えてやらなきゃとにこばっかいを呼びに行くと、私と一緒に向こうも声をかけてきた。なんか、私が気に入りそうなものがあったらしい。

まずは、私がみつけたお店に。

■革製のブックカバーというかなんというか

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中には無地の分厚いノートが挟まっている。大きささえ合えば、ブックカバーとしても使えそうだが、分厚い装丁なので実用性はきわめて低い。まあ、実用うんぬんではなく、純粋に欲しくなるタイプというか。

けっこうするので(一番大きいものだと日本円で5000円くらい)、じっくり考えてまた来ようと、開いてる時間をにこばっかいが確認すると、今日が最終日でもうすぐ閉まるのだという。つまり、いましか買えないということ。ふたりとも迷いに迷っていたが、結局、一番大きいものを買ったらしい。

子どもたちが見つけてくれたのは金属細工のお店。その場でどんどん作っていた。

■金属細工のお店

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おとーさん、いいのがあったら栓抜きを買っていこうとか言ってたよね、これとかこれとか、どうよと言われ、その片方を即決で買った。おまえら、私の好み、よくわかっとるな(^^;)

■ワシの尾羽が栓抜きになっている

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お世話係と私は、琥珀のアクセサリーも購入。琥珀のお店は織物会館にもたくさんあったが、みんな金属との組み合わせで、木を使ったものはなかったように思う(というのは勘違いで、あちこちのお店に、ここのご主人が作ったものが売られていた)。

■琥珀と木を組み合わせたアクセサリーのお店

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写真に写っているご主人がデザインし、作っているそうだ。つまり、このイベントはクラフト市みたいなものなのだろう。

あちこち閉まり始めたところで会場をあとにし、ホテルに戻る。バスタブでゆっくり湯につかり、11時ごろと比較的早めに就寝。こばっかいの体調がいまいちすぐれないのがちょっと心配である。

歩数約1.9万歩。移動日なので少なめ(少なめでほぼ2万歩かい)。

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