家族旅行2019――6日目(クラクフ→ローマ移動)
■朝飯
■車窓から見たポーランド
■車内販売だと思ったらサービスだった
■飲み物と軽食がもらえる
コーヒーはインスタントだった。軽食はクリーム入りクロワッサンとリンツのチョコ。軽食、とりあえずもらったが、そちらまでお腹が回らない。
■テーブルはしまえる
■隣の車両は食堂車だった
このあたり、様子がわかっていれば、朝飯を買いに行く分、寝ていることもできたわけだな。
ワルシャワ中央駅で乗り換え、空港に向かうのだが、これが大変だった。
■7分後の9時31分に列車が出ることはすぐわかった
子どもたちは列車が出るホームを探しに行かせ(役に立つようになったなぁ)、そのあいだに親はチケットを買う。
これが買えない。自販機はすぐみつかったが、どうも、正確な駅名がわからないとだめらしい。このはずという駅名を入れても出てこない。スペルの問題か、正式名称が微妙に違うのか。チケットの窓口らしきものがあったので、そちらに並んで窓口の人に聞くと、キオスクに行けとのこと。キオスクって売店のことだよな。話、通じてないんじゃないかと半信半疑でキオスクへ。
レジで空港まで4枚というと、すんなりチケットが出てきた。よかった~と思ったのもつかのま、クレジットカードを出したら、なんか様子がおかしい。英語ができない人のようでなにを言っているのかはわからないが、この場面でカードを受け取らないということは、たぶん、現金のみなのだろう。ところが、ポーランドズロチは、すべて、お世話係にまとめてしまっていて、お世話係はキオスクの外、かなり遠くにいる。手を振っても気づかない。やばい。時間もないし、ここでレジを離れたら話がややこしくなるかもしれないし、私の後ろに列ができつつあるので、いったん離れて戻って列に並んだらまにあわなくなるかもしれない。必死で手を振ったりしていたら、ようやく気づいてくれ、現金で支払ってチケットを手にする。
こうしてチケットは買えたが、問題はまだある。どのホームに行けばいいのか、まだわかっていないのだ。これかなというのはみつかったが、そのホームの反対側から9:35が出るとなっている。我々が乗るのは9:31。ってことはここじゃないどこかじゃん。どこだ? どこから出るんだ? スーツケース持って走んなきゃいけないかも。階段だってあるのに。
とあたふたしていたら、そのホームに9:31の表示が出た。先発があとに表示されるって、なんだよそれ。
というわけで、ホームに降りたのは、発車30秒前だった。この旅行、何回目のギリギリスだ?
■まにあってよかった~
■横並びシートは持ち上がるらしい
通勤時などはラッシュになるってことかなぁ。
■ワルシャワ空港に無事到着
■持ち込めない物、持ち出せない物らしき展示があった
セキュリティーで、今度は私が引っかかった。3回くらい通り、金属物はすべて外したはずなのに探知機が鳴る。結局、まじもんのボディチェックとなった。後ろから、両手・両足、胴体を全部触ってチェックである。
っにしても、なにが引っかかったんだろ。もしかすると、膝のチタンボルトだったのかもしれない。
搭乗時間まで時間があるので、一応、免税店をのぞく。
■きのこ型容器に入ったきのこ
ほかにもいろいろと怪しげな食材がたくさんあったが、ポーランド語しか書いてなくて、なんなのかさっぱりわからない。
■お昼はクラクフからの列車でもらったクロワッサンなどでごく軽く
■ローマ空港
……のはずなのだが、そのあたりに書いてあることがまったく読めないという点はワルシャワ空港と変わらず、違う国に移ったという実感がわかない(^^;)
空港から宿泊場所までは、タクシーを予約していたのでスムーズに移動できた。宿泊場所に名前を言っても見せてもわからないのに、住所を見せたら一発とは。ローマのタクシーというのはそういうものらしい。
■宿泊場所は修道院
せっかくなのでとお世話係が手配した場所だ。ホテルじゃないので、帰り道がわからなくなったとき、そのへんの人に聞いてわかるということはまずない、場所を忘れたら大変というので、グーグルマップで現在地を記憶する方法を調べてやってみた。(これは便利だった)
チェックイン後、とりあえず、トレビの泉に向かい、途中見かけたジェラート屋さんでさっそく買い食いをする。実は、去年の家族旅行で心残りだったひとつが、ジェラート屋さんに1回しか立ち寄れなかったことなのだ。
■チョコのジェラートが絶品だった
■観光客らしくジェラートを食べつつ歩く
■ド迫力の肉屋さん
■ちょっとすてきな革のフォトフレーム
これがすてきだったので立ち寄ってみた。写真サイズの問題もあるので買いはしなかったけれど。
■トレビの泉~
旅行前に塩野七生のローマ人の物語を読み、ローマの水道は流しっぱにすることで水質を保っていたと知ったおかげで、こういうのを見ると、そうか~という感じ。
■お約束(^^;)
■焼き栗
ジェラートはイタリアのほうがずっとおいしいと思うけど、これは日本のほうがおいしいな。
■サンティニャツィオ教会のだまし絵天井
ドーム型になっているように見えるのはだまし絵なんだと言われて見ても、いまいちわからない。双眼鏡で拡大して見ても、たとえば飾り部分など、本当に彫られているのか絵なのか区別がつかない。そのくらいよく描かれているのだが、
■この部分、祭壇側から見るとすんごい違和感になる
ここ、椅子が並んでいるほうから見るのが前提になっているらしく、祭壇側から見ると、遠くに見えるように描かれている部分が手前になり、逆に、近くに見えるように描かれている部分が向こうになるのだ。たしかにだまし絵だわ。
■どこに行っても本屋に立ち寄る我が家
■ジェズ教会
イエズス会の教会で、ザビエルの聖遺物がまつられているのだが、そこは工事中で見られなかった。
■アレア・サクラ
ローマ時代の遺跡。こういうのがなにげにあるのよね。立ち入り禁止だからか、ネコがたくさん住みついているようだ。我々が気づいただけで2桁に乗りそうだった。
■サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会
ガリレオが裁かれた教会。残念ながら閉まっていた。
■パンテオン
ローマ帝国の遺跡であるはずなのにキリストの像などが飾ってあるのが違和感ありまくりだが、教会に転用されたから昔のままに残っているのだと言われて納得。そうだよね、いくら石造りでも、メンテせず2千年も放置すれば崩れるよね。あっちこっちにある崩れた遺跡みたいに。
ローマに来てから、我が家は、あっちでもこっちでも、すごいね~、大きいね~、これ、どうやって作ったんだろう、どう設置したんだろうってそんな話ばっかりしている。全員、基本的に理系な人間なので。
パンテオンでは、出入り口の巨大ドアをためつすがめつ。青銅製って書かれているけど、こんなでかいもの、どうやって作ったのか、すごく重いはずだが、どうやって設置したのか、開閉するのが大変なんじゃないかなどと話しながらじっくり見入ってしまった。
■ドアは分厚い板に青銅を貼ったものらしい
そっか、大半は木製なんだ。
■壁にうっすらアーチが見える
ローマの建物は、みんな、アーチで強度を出していると言われたが(お世話係情報)、たしかに、壁の中にさえアーチが組み込まれている。
パンテオンの次はナヴォーナ広場へ。
■ネプチューン像とか
■四大河の像は
かっこいいけど……
■ムーア人の噴水
は悪酔い集団にしか見えない(^^;)
■ふ、ふとい……
ソーセージのはずなんだけど……ありかよ、この太さ。
■バーとベーカリーが一緒というのは、日本人として違和感ありまくり
■晩飯
こばっかいがガイドブックを参考に選んだお店、アリスト・カンポ。大当たり。おいしかったし、サーブしてくれたお兄さんがすんごくいい感じだった。おかげで家族内の会話も大いにはずんだ。
チップは不要らしかったが(だんだんそうなってきているらしい)、渡してきた。元来、そういうものだと思うので。
■夜のトレビの泉
小雨が降ってきたので、さらっと横を通って宿に戻る。
ローマの宿はシャワーのみ。修道院だし。せめてもということで、お世話係発案の簡易足湯を試してみた。
■簡易足湯
大きめビニール袋に熱めのお湯をいれて足湯にする。これはいい。かなり効く。
そうそう、それと、お世話係が持ってきてくれたサロンパスを貼ったら、腰がずいぶん楽になった。サロンパスなどの貼ったり塗ったりする消炎鎮痛剤、もう何年も使っていなかったんだけど、思った以上に効くようだ。
歩数約1.9万歩。移動に使った時間が長かったが、ローマ市内を歩き回ったので、結局、2万歩くらいになってしまった。
| 固定リンク
「雑記-家族」カテゴリの記事
- 子どもたちが通った小中の教頭先生のお疲れさま会(2024.09.22)
- 2024北欧旅行――ベルゲン→東京(2024.09.06)
- 2024北欧旅行――ベルゲン~フラム~ベルゲン(2024.09.05)
- 2024北欧旅行――ベルゲン(2024.09.04)
- 2024北欧旅行――オスロ(2024.09.03)
「雑記-食べ物」カテゴリの記事
- ツール・ド・おきなわ2024番外編(2024.11.11)
- 嫁さんが休みだったので、いつものお店に~(2024.10.29)
- 今年2度目の栗ごはん(2024.10.22)
- 山からバイクを取ってきた(2024.10.19)
- 炭火炉端焼きのお店を新規開拓(2024.10.10)
「雑記-旅」カテゴリの記事
- ツール・ド・おきなわ2024番外編(2024.11.11)
- お仕事の準備~(2024.10.24)
- 夜は飲み歩き(^^;)(2024.10.24)
- 2024北欧旅行――メモ(2024.09.07)
- 2024北欧旅行――戦敗品の数々(2024.09.07)
コメント