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2019年9月 1日 (日)

PEAKS Round 5@蓼科-当日

目覚ましが鳴る前、4時半ごろ起床。と言っても、8時間くらい寝てるんだよな。

起きてすぐ、外の天気と天気予報を確認。このくらいの時間からスタート後まで雨の予報だったが、とりあえず、降ってない。予報によると、お昼すぎに小雨、らしい。助かる。朝一に降られると寒いんで。

■ド変態シールをヘルメットに貼って走る

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■朝飯

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お弁当みたいなものが配布されるとあったけど、案の定、足らない量。いや、ふつうならこのくらいで十分なんだろうけど、自転車乗りには、しかも、これからPEAKS走ろうって自転車乗りにはとても足らん。というわけで、来る途中に買ってきたものを追加。

■追加のパン

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結局、登場しなかった方の分もあったので、みんなで分けて食べてしまう。私は、おにぎり1個。つまり、おにぎり3個とパン1個が朝飯という感じ。もうちょっとあってもいいけど、これだけあれば足らんというほどではない。

■補給食その1

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補給食のメインは、ナナーズで買った大福。このところいろいろ試していて、私には、餅菓子が合うようなので。くるみ大福は、透明なビニール袋に3個、2個と分けて持つ。

■補給食その2

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あとは、定番の羊羹。

自転車に乗らない人は、どんだけ食うんだって思うだろうけど、丸一日めいっぱい走るとなると、これでも足らないくらいなのよね。これじゃ、せいぜい2500kcal分にしかならないのに、消費は6000kcalに達する勢いなんだから。

自転車乗りでも、こんなにたくさん補給食を持参する人は珍しいとは思う。あれこれ基本的に自分でなんとかしろというPEAKSだってエイドはあるし、そこでバナナとかおにぎりとかもらえるので、自前の補給食は最低限という人も少なくないはずだ。でも、私は大食いで燃費が悪いみたいだし。あと、エイドの滞在時間を短くしたい、エイドをパスするケースも少なくない、なるべく少しずつ食べて胃への負担を分散したいなどの理由から、補給食は多めに持つことにした。それこそ、エイドで食べ物もらわなくてもぎりぎりなんとかなるくらいが目安。

あとは、ドリンク用Super VAAMを6袋、ミネラル補給のツーラン3袋、アミノ酸サプリ3袋。

服装は、夏用ジャージ上下(アンダーなし)、指切りグローブ、ニーウォーマー、長袖ウインドブレーカー。念のため、薄手のシューズカバーも持つ(雨が強くなったとき用。靴の中がぐちゃぐちゃになると、そのあとずっと気持ち悪いので)。

大量の補給食、ニーウォーマー、長袖ウインドブレーカー、シューズカバーのぜんぶがバックポケットにぎりぎり収まることを確認して準備完了。

自転車は、念のため11-32のスプロケットにしておいた。フロントは例によって52/36。サイコンは、いつものPionner CA600に加え、ナビ用にGarmin Edge 820も装備。ハンドルには、峠、エイド、ステッカー配布所の距離と標高を一覧にしたカンペも。

CTL90、TSB12と数値的には悪くない。木曜日にやった3分VO2max×5本の影響で腰がちょっと痛いけど(3本でやめときゃいいのに5本もやるからだ^^;)。

6時前に車に行き、自転車を出して最終確認。と、フロントのブレーキシューが意外にすり減っている。現地入りする前にも確認していて、まだまだたっぷり残っていると思ったのだけど、別な方向から確認すると、そっち側はかなりすり減っていた。PEAKS中に摩耗限界を超えることはなさそうだけど、念のため、交換しておくことにした。フルクラムのホイールについてきたブレーキシューがシマノのブレーキに入らなかったときはちょっと焦ったが、買っておいた予備のブレーキシューを組み付けて事なきを得ることができた。やっぱ、拠点を出る前にもっとしっかりチェックしとかなきゃいけなかったな。

ブレーキシューの交換で遅くなり、スタート地点についたのはスタート10分前くらい。検車をうけ、シリコンバンドを手につけてもらう。

■スタート待ちの列

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右側は変態割。ド変態増しのほうが多いのよね。私の後ろにもまだまだ並んでいたので、ド変態増しは60~70人いるんじゃないだろうか。

6時半スタート。といっても、スタート直後の混乱を避けるため、ちょっとずつ間隔をあけて数人ずつ出していくし、ド変態増しを出したり変態割を出したりなので、私がスタートしたのは6時31分30秒くらい。ま、11時間半に対する1分半なんて誤差よ、誤差(と、このあたりは余裕ぶっこいていた)。

ウォーミングアップしていないので、スタート直後はエンデュランスまでに出力を抑えて走る。体が温まってきてからも、220W上限とSST下側までしか出さない。なにせ長丁場なのだ。はじめに無理するとろくなことにならない。回りも、めちゃくちゃ飛ばす人は少なく、多少は抜かれるが、思ったほどではなかった。なんか、先頭はすごいペースだったらしいけど。NHKチャリダーの取材で走った南アルプスロングライドのとき、ヒルクライムチャレンジで優勝した中瀬さんが引いていたのだそうだ。あと一歩で富士ヒルゴールドって人が上ってれば、そら、そうなるわな。

最初のスズラン峠が近づいたあたりで、右手になかなかの景色が広がった。ふつうなら止まって写真撮るところなんだけど、PEAKSでそれやってると危ない。後半、時間に余裕があると確認できてからならまだしも。というわけで、脇見をしつつ走り続ける。

スズラン峠から下り、299号に向けた道が上りになったあたりでウインドブレーカーは脱いだ。気温低めなのと、バックポケットがぱんぱんなのとで、ニーウォーマーは装備のまま。ニーウォーマー外したくなるあたりまでに補給食がどのくらい減るのか。

補給食は、とりあえず、30分以上たったら1個を目標に食べていく(スタート直前に大福1個を食べている)。

腰ににぶい痛みはあるけど、とりあえず快調。余裕をもって走っているのに、少しずつパスしていく。補給食が重い。ジャージが垂れ下がり気味になるのも気分がよくないし、にぶい痛みがある腰を引っ張られるのもあんまり。ここまで補給食を持つなら、自転車に積む算段をした方がいいのかもしれない。サドルバッグを少し大きいのにするとか?

蓼科の別荘地が終わったあたりで、見慣れたジャージの人に追いついた。スーパーグランフォンド軽井沢のアンバサダーでご一緒している村山さんだ。アンバサダーはそろいのジャージだが、今日は、ウインドブレーカーと共通柄のジャージを着ておられたのですぐわかった。追いついたあとは、お話したりしつつ、一緒に走る。といっても、ちょっと勾配がきつくなると私は遅れ気味になり、斜度が緩むと追いつくをくり返すんだけど。

村山さんとそろいのジャージを着ている人がディスクホイールだった。スタート時、痛ジャージ軍団がいて、そのひとりがディスクホイールだったけど、あっちは、キャラを描くのに必要だからだろう。その必要もないのにわざわざディスクで来るとはと不思議に思って尋ねてみたら、ディスクホイールってリムが軽く意外なほど上りやすいのだそうだ。へー、へー、へー。

麦草峠が近づいて斜度が緩み、先行気味の村山さんに、さあ、追いつこうと思ったら、村山さんがペースアップ。おっとっとという感じでちょっと強めに踏み、すぐ後ろにぴったり張り付く。村山さんの走りはきれいなので、車間をぎりぎりまで詰めてもまったく不安を感じない。気持ちよく飛ばし、だいぶ前にいた別の小集団まで突っ走る。前に追いついたところで村山さんがペースダウン。抜いて先に行くより、集団を大きくして楽をするほうを取ったということだろう。

そのまま麦草峠を通過。スタートから1時間29分。それにしても、今年は、ほんとによく麦草峠に来るな。

白駒池のエイドはステッカーももらわなきゃいけないポイントなんだけど、これは行きにもらうのか帰りにもらうのかと思っていたら、エイドでlongridefan主宰の人が、行け、行けと手を振っている。そっか、エイドは対向車線側か。こっちからは軽い下りでスピードも出ているし、そら、帰りに寄ったほうが正解だな。このエイドに寄るなら、スタート時、ボトルは1本でいいし、そのほうが麦草峠の上りが楽になるとは思ったんだけど、念のため、ボトル2本とも満杯でスタートしてよかった。ちょうど1本飲み上げて、上り返しの分が1本残っている状態だ。ウインドブレーカー着なくて大丈夫かなとちょっと思ったが、とりあえず、上ってきて暑いし、スピードに乗っているしでそのまま下る。

白駒池のアップダウン部分に、村山さん、ほかの人ふたり、私の順番で入る。上り返して村山さんとの間に入っているふたりがす~っと減速。いや、ここは勢いを殺さず上りきるところでしょう。というわけで、ふたりパスして村山さんの後ろに。村山さんと私、ほぼ同時にダンシングに入ると、強めに踏んでピークを通過、下りに入る。う、村山さん、さすがに速い。なんとなくついて行っているような、少しずつ離れているような……少し下って、つづら折りに入ってもしばらくはそれなりについて行っていたが、途中から急速に離れ、まったく見えなくなってしまった。それなりにはなってると思うんだけど、下りのテクニック、まだまだってことだなぁ。

松原湖方面に折れ、走り慣れた道を気持ちよく飛ばしていく。このあたり、好きなのよね。

心配した気温は、ちょっと肌寒いくらいでがまんできる範囲。よかった。

足を止めてべったり伏せて走るリエックスのところ、前を走っていた人をパスしたあたりで異常に気づいた。チェーン落ちだ。さあ、どうしよう。ここから松原湖までは下り。ステッカーをもらうところで直すか、いまここで止まって直すか。スピードが速いところだと、減速・再加速に時間がかかるので、下まで勢いだけで走ってしまったほうが、たぶん、早い。そう判断し、そのまま下ることを選択。

というわけで、いつもならけっこう踏む部分もべったり伏せただけで走って行く。そんなふうだから、ひとりにパスされたけど、ま、しかたないわな。

スタートから1時間52分、麦草峠から23分で松原湖のステッカーポイントに到着。

■松原湖の村営駐車場

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私の直前に降りた人数人が並んでいるあたりに行き、私は、まず、チェーンを直す。あれま、チェーンキャッチャーの下に落ちてるじゃん。6角レンチでチェーンキャッチャーのネジを緩めてチェーンを直し、また、チェーンキャッチャーのネジを締める。そんな作業をしながら思った。これ、チェーン落ちしてすぐ止まっていれば、チェーンキャッチャーに引っかかってたんじゃないか、そのあとずっと下ってきたから、振動で下まで落ちたんじゃないか、と。だとすれば、下りでスピードが出ていても、その場で止まったほうが、結局は早いってことになる。次回、チェーン落ちしたらすぐ止まってみよう(チェーン落ちで止まったのは初めてで、このあたり、経験がないのだ)。

■チェーン落ちの修正

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そんなことをしていて聞こえてきたのだが……松原湖のステッカー配布開始は8時半からということになっていて、まだ、開始時間前なのだそう。あらららら。まあでも、あんま杓子定規にはせず、ステッカーを渡してくれたので、私も、8時半になる直前に戻り始める。チェーン落ちの修理で、数分使ったかな。

麦草峠上り返しも、余裕をもってたんたんと200W強で上っていく。遠くに見えている人も同じくらいのペース。299号に合流する少し前のアップダウン区間で何人かパスしたけど。

スタートから3時間8分、松原湖から1時間10分で白駒池のエイドに到着。ド変態の増し部分で1.5時間か。本コース部分で比べると、ノーマルコースの人に対して2.5時間短い時間で走りきらなきゃいけないのね。

■白駒池エイド

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2本目のボトルも空になっているが、ボトルは1本だけ作り直す。1本あれば、コース4を途中まで上り返して車山肩のエイドまでもつはずだ。あと、バナナ1.5本分とブラックサンダーミニ1個をもらう。おにぎりにも惹かれたが、食べるのに時間がかかるのでパス。その分、補給食をたくさん持ってきたんだから。longridefan主宰のひとりと少し話をして、ステッカーをもらったあと、ウインドブレーカーを着て、大福1個をくわえると再スタート。私にしてはさっさと再スタートしたつもりなのだが、それでも、エイドで9分くらい使っている。

2度目の麦草峠は、スタートから3時間20分で通過。ここからまた、ず~っと下ハンだ。ノーマルスタートの人たちか、次々と上ってくる人がいるので、頭を下げたり手を振ったりしつつけっこう飛ばして下っていく。ま、足温存ということで、踏みは少なめにしているけど。

下りきったのがスタートから3時間41分。こちらも、20分くらい下ハン状態かぁ。ここでウインドブレーカーは脱ぐ。今日は脱いだり着たりに時間がかかるなぁ。しかたないけど。

スズラン峠の戻りは35分で上りきり、スタートから4時間16分で通過。

このあと、コース4に回る道は、配布されたパンフで「下り坂の長い直線、スピード注意」と書いて「稼ぎどころ」と読む部分。原っぱみたいなところの真ん中をまっすぐ道が走っているので、道路以外に注意する必要がない。べったり伏せて気持ちよく走る。

下りきって白樺湖のところで、すぐ前の人が、「ん? これ、どっち」と尋ねるので「左っす」と答えると、道、わかんないから先行って、とのこと。白樺湖わきを抜けて信号をこえ、美ヶ原の上りに入ると、その方が先行。このあとずっと一緒に走ることになる人なのだが(痛ジャージ軍団のおひとり)、上りはあきらかに私より強いのだ。「このあとは、分かれ道、ないはずですから~」と声をかけておく。

ここの上りも、村山さんと一緒。

「美ヶ原って、日陰ないからきらいなんですよね~」
「そうだね~。その分、景色はいいけどね」
「たしかに」
「このあたりまでよく来るの?」
「いや~、八ヶ岳側を走ることが多くて、こっちはあんまり来ませんね~」
「そっか~、いくらでも走るところ、あるもんね」
「ですです。くそ暑いとき、なにもこんな日盛りのところに来なくても」

などと話をしつつ、美ヶ原からの景色を楽しむ。今日くらい涼しければ、この絶景、いいなぁ。

少し暑くなってきたのでニーウォーマーを脱ぎたいところだが、車山肩からは下りになるし、せっかく村山さんとほぼ同じペースで走れているのだから、そのまま走りたいしと迷いつつ走る。オーバーヒートしそうな感じではないし。

車山肩のエイド、行きはパスだなと思っていたら、村山さんも同じ考えらしく、止まる気配なしに進んでいく。

そのあとはまた下り。とにかく下る。だいぶ下ったところで、すぐ前を走っていた痛ジャージの人が止まり加減になり、「どっち?」と声を上げるので「まっすぐでしょう」と答える。その人が走り始め、私が追い抜いた瞬間、Garminからオフコースの警告音。「あ、違った。いまのところですね~(^^;)」

ほんの何メートルかのぼり返してコース復帰。あぶなかった~。パンフに注意しろって書かれていたのはここかぁ。

さぁ、もうすぐステッカーポイントだ……と思うのだが、そこからまた意外なほど下らされる。上ってくる人たちは苦しそう。かなり傾いているようだ。

立石公園のステッカーポイントには、スタートから5時間18分、11時50分に到着。ここのスタッフは、デスライド関連でご一緒したことのある人で顔見知り。

■立石公園のステッカーポイント

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それにしても……ここまで5時間半近くかかってるの? 11時50分? けっこうやばくない? ここから車山肩まで上り返し、女神湖のスタート地点に戻ってお昼を食べて、再スタートが14時前ならコース1へ、14時すぎちゃうようなら大事をとってコース2へと思っていたけど、お昼食べてる時間なさそうな気がする……。

みんな考えていることは同じらしく、村山さんも、痛ジャージ軍団の方々も、口々に、余裕ない、ちょっとまずいんじゃないか? ふつうに走れるなら大丈夫だけど、このあと出力落ちていくことを考えると心配とそんな話をしている。ですよね~。

私は、この時点で、女神湖には戻らず直接コース2に回る、と決断。コース1から回ると完走できない可能性がありそう。

ニーウォーマーを脱ぎ、トイレにも行って、9分ほどで戻り始める。

■立石公園から上り返していく私(ステッカーポイントのスタッフ、こたろうさんが撮ってくれた)

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とりあえず、まだ、ふつうに力が出る。シッティングでも十分に力が出るし、ダンシングすれば傾いているところも心配ない。うん、順調。順調なのに、予想以上に時間がかかっているわけね。

予報どおり、お昼ごろから小雨がぱらつき始める。でも、靴の中までしみてくるほどじゃない。よかった~。

傾斜が急なあたりで村山さんから遅れたけど、勾配が緩むたびに少しずつ差を詰め、ほぼ追いついたところで車山肩のエイドに到着。上り1時間5分、スタートから6時間31分、13時過ぎだ。ボトルも空になったし、ここは当然に寄る。

■車山肩のエイド

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景色はいいし、気温もちょうどいい。やばいのは時間だけ。

ボトルは、ここでも1本だけにする。大河原峠のエイドでまた作れば、大河原峠の上り返し分は確保できるから。大河原峠への行き、少しでも軽くしたい。

バナナと缶ジュースをもらい、けっこう涼しいので、また、ニーウォーマーを着てから、再スタート。休んでいたのは10分くらい。村山さんから、「もう行くの?」と尋ねられたので、「ええ、休んでいても終わらないので。少しでも前に行きます」と答えて先行。

なんだけど……走り始めた直後、ナビのコースをロードし直していないのに気づき、道ばたに止まってコースロードする。走りながらだと、いろいろうまくできないのだ。

その途中、「井口さん!」の声。ふり返ったけど、声は前からだった。変態割エントリーの塩田さんだ。対向車線のこちら側まで来て、コース2の上り返しがかなりやばいと教えてくれた。そっかー、やばいのかー。やっぱ、コース2から回るしかないなぁ。

ぐわ~っと下って、白樺湖から女神湖へと上り返す。このあたりでナビの調子が悪くなり、なんか違う道を示されてしまう。でも、このあたり、何年か前にエンジン付きバイクで何度か通っていて、こっちでいいはず、と突き進む。前後に何人かPEAKSの参加者もいるし(って、お互い、同じことを思っているかもしれなくて、あてにしちゃいけないんだけど)

しばらくして、ようやく、コース2、3、4の分岐点に到着。赤信号だったので、歩道に上がってニーウォーマーを脱ぐ。このあと、かなり上るので。そんなことをしていたら、白樺湖からの道で抜いてきた人が先に行った。着たままか脱いだままなら時間が節約できるけど、年取ると温度調節力が落ちるんで、こまめに脱ぎ着してやらないと、どっかでがっくり行きそう。

大河原峠の上りは意外に時間がかかった。獲得標高のわりに距離が長いのだ。出力も、急激に落ちてエンデュランス半ば、170Wくらいしか出ない。ダンシングも腰が砕けそうで長続きしない。結局、分岐点からで51分、スタートから8時間3分で大河原峠のエイドに到着。

■大河原峠のエイド

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残りあと3時間半。大河原峠の向こう側を行って帰って2時間、大河原峠から女神湖の下り30分、コース1の往復1時間でギリじゃん。余裕、まるでない。っていうか、タイムアウトのおそれ、十分にあり、だ。黄色信号っていうか。

そんなことを考えていたら、村山さんと痛ジャージ軍団の方々が到着。

村山さんによると、車山肩のエイド、私がスタートしたあと、雰囲気が暗かったそうだ。無理なんじゃね?っと。やっぱ、みんな、所要時間予測が似たり寄ったりなのね。

ともかく、やれるだけやるしかない。

大河原峠の上り返し、ふつうなら1時間強のはずだが、出力が落ちていることを考えると1時間半くらいかかるだろう。というわけで、空になっているボトルは、2本とも満タンにしておく。気温は寒いくらいになっているのでニーウォーマーも装備。とうぜん、ウインドブレーカーも着る。休憩時間は9分ほど。

村山さんや痛ジャージ軍団などと一緒に、6人ほどで下っていく。私は最後尾。みなさん、速い。ついていくのに不安を感じるほどではないけれど、抜けるほどでもない。長く直線ぎみのところがあったので、さすがにそこでは全員パスして先頭に出た(踏んだわけではなく、あくまで伏せていただけ。やっぱ、体重が重いのかなぁ)。

ともかく、快調に22分で下りきる。ここは時間のこと忘れて楽しむことができた。いや、気持ちよかった~。

ステッカーポイントで、「みなさん、速いですね~」と言った人がいるが、その人だって遅れずついてきているわけで。いろんな意味で、だいたい足が揃っているメンバーという感じなのだろう。

ステッカーポイントの到着はスタートから8時間34分。やっぱり、1.5時間で上り返してギリギリか。みんな、やばい、やばい、とそればかり。一緒に下ってきたなかでも上りが得意な人たちはいいかもしれないが、私はちょっと苦しいかも。そろそろ再スタートと思ったところで、ディスクホイール痛車の人が到着。第一声が「これ、もう、無理でしょう?」だった。いやいやいや、ここを1時間半で上りきり(10時間10分?)、30分で女神湖まで下れば(10時間40分?)、雨境峠のカットオフ(10時間50分)は抜けられる可能性がある。可能性があるかぎり、追求しなきゃ。

スタートから8時間39分、上り返しはじめる。下りで足を回してきたからか、だいぶ足が回復していて、200W強まで力が出る。行ける。これなら行ける。ほかの人たちも似たような状態なのか、7人くらいの集団がばらけず一緒に上っていく。でも、地足の違いが出るのか、次第にばらけ始めた。私も30分くらいで足を使い果たしたようで、200Wを出すのがつらくなってしまった。痛ジャージ軍団の上りが強い人たちと村山さんのパックが少しずつ遠くなっていく。

とにかく、体に力が入らない。これ以上無理すると、コース1の上り返しで失速しそうだ。でも、ここで無理しないと、そもそも、コース1の上り返しまで行けないおそれがある。大河原峠で出し切りになるくらい踏んでいくしかない。

シッティングで踏めなくなってもダンシングならということが多いのだが、今回は、ダンシングの筋肉も使い切ったらしく、ほんの数回で腰が砕ける。それでも、少しでも疲労が分散するようにと、シッティングとダンシングをなるべく交互に使うように心がけた。

結局、上り返しは1時間24分、スタートから10時間3分で大河原峠に帰着。おし、1時間半は切ったぞ。

エイドは……パスしよう。小雨がぱらついているなど寒いくらいになってきているのもあり、水はまだ1本弱残っているし。「このまま行きま~す」とエイドに手を上げると、エイドのスタッフなどから声援が飛んできた。制限時間で完走できるかどうかギリギリで、とにかくがんばってみるというのが分かっているのだろう。

大河原峠からの下り、前半は走りにくいので抑え気味、長めの直線が出てくる後半はぎんぎんに飛ばす。下りきって、女神湖に向けて右折する交差点についたのが、スタートから10時間25分。おし、30分と見積もった下り、22分で終了。なんとか行けそうだ。

女神湖入り口でスタッフから誘導棒で「まっすぐコース1に向かうのか、ゴール地点に左折するのか」と問われ、びしっと、まっすぐを指し示す。いや、我ながら、気合い、入ってたわ~。

ちょっとだけ上ると、下りに入る。太い道なのに車が少ない。めいっぱいスピードが出せそうな道だ。それならと、あとさき考えず、ぎんぎんに飛ばす。記録を見ると、あちこちで400W近く出ている。上りと平坦、下りで使う筋肉が違うんだろうな。上りは、もう、200Wも出なくなっているというのに。

今日、何度もすれ違って手を振り合った人(デスライドご一緒した人)とか、大河原峠の上り返しで先行した村山さんなどにすれ違いざまあいさつしつつ、下ハンで飛ばせるだけ飛ばしていく。

下りは9分、スタートから10時間39分で最後のステッカーポイントに到着。ステッカーをもらい、スタッフの「ド変態さんなら大丈夫!」の声を背に受け、再スタートしたのが10時間41分。

上り返しは標高差500mというところだから、まっとうに力が出れば30分。なんだけど、とうぜん、まっとうになんぞ力が出るはずもない。トンネル部分がかなり傾いていたのだけれど、まっすぐ走るのがようやっとという低速でよろよろと上る始末。ダンシングも2~3歩しかもたないし。熱海だったかな、デスライドご一緒した人が1分足らなくて大泣きしたのを見たことがあるのだけれど、これだけがんばって1分不足だったら、泣きたくなるのもわかる。とにかく、ペダリングに意識を集中し、1回転、1回転、丁寧に回していく。踏みつけたらすぐ失速しそうだ。

あとどんだけ上らなきゃいけなくて、何分あるんだろう……とサイコンを見たら真っ暗。バッテリーの残量が減って、バッテリーセーブモードに入ってしまったらしい。踏めるかぎり踏むしかないのは同じなので、とにかく、踏む。時間に間に合ったかどうかは、ゴールしたらわかるんだから。

上りが残り少なくなったとき、大河原峠の上り返しでご一緒した人に抜かれた。抜かれるとき、声をかけられたのだけれど、あんまり集中していたもので、すんごいびっくりしてしまった(^^;)

上りはあちらのほうが得意だろうと思っていた人なので、上りで抜かれたのはそんなもんだと思ったのだけれど、斜度が緩んでも差を詰められない。というか、どんどん離れていく。マジで、足、終わってるなぁ。

と思ったら、「もうちょいです。頑張りましょう」と声をかけつつ抜いていく人がまたひとり。返事をする余裕があったかなかったか、いまいち記憶がはっきりしないのだけれど(^^;)、少しずつ遠ざかるその人の背中を目標に、最後の力をふりしぼって、平坦から緩い下りを踏んでいく。

スタッフの誘導にしたがい、ゴール地点に向けて右折。最後は腰を引いて急ブレーキ気味にしてゴール。なんとかまにあったらしい。

サイコンの記録によると、11時間23分31秒。スタートの分も計算に入れると、残り5分だったようだ。ぎりぎり……。

ステッカーの確認などをしてもらい、longridefan主宰の片割れの方と握手したり話をしたりしてから自転車を降りようとしたら……降りられない。左足1本で体重を支えるのが怖いし、右足は上がらないし。自転車をかなり傾けてなんとか降りたが、自転車をどこかに置こうと歩き始めたら、とたんに膝が砕けるし。そんなこんなでわちゃわちゃしていたら、制限時間あと1分のコールが。急いで自転車を置き、ゴールに向き直る。残り、10秒、9、8と秒読みの中、完走最後の人がゴール。

■最後の完走者

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1分くらいあと、ディスクホイール痛車の人が到着。うーん、おしい。

先にゴールしていた村山さんや中瀬さん(ド変態のトップで帰ってきたらしい)などとあれこれ話をしてからフィニッシャーボードを書きに行った。そのとき、階段2段分くらいの段差を上ろうと足を乗せ、そこで固まる。足にまるで力が入らず、段差が上れないのだ。だめだこりゃ。段差が小さいところをまわらないと。と思ったら、フィニッシャーボードのところにいた人も、「あっちのほうが、段差、少ないですよ」と教えてくれた。はい、なにが起きてるか、あきらかですよね~。

■コンプリートした通過チップ

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■今回のフィニッシャーボード

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エイドに残っていた食べ物を少しもらったりしてゆっくりしたあと、宿に戻る。はっきし言って、もう、自転車に乗りたくない状態なのだが、押して歩くよりは乗って帰ったほうが楽だし。

7時近くに帰着。食事は8時までにすませてくれとのことだが、とにかく、汗は流したい。さっと風呂に行ってから食堂へ。

■晩飯

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走り終わったのでビールも。諏訪浪漫のりんどう(アルト)だそうだ。地ビールが置いてあるのはいいけど、冷やしすぎなのがとっても残念。ピルスナーやラガーじゃないんだから、さ。

お腹空いたので、ご飯もおかわりしてたっぷり食べた。

夕食後、部屋のみんなは8時半くらいに次々と轟沈。だよね~。私は、スタッフの打ち上げに呼んでもらえるという話になっていたので、うとうとするくらいで連絡を待つ。9時すぎから打ち上げに参加。デスライドにご一緒した方々といろいろと話をしながら楽しく飲むことができた。最終的に寝たのは11時くらい、かな。

■感想

いや、きつかった。

制限時間を気にして走ったの、今回がはじめてだ。ツール・ド・おきなわも、制限時間が心配ということはいままでなかったし。

きつかったけど、3回のPEAKS参加で今回が一番楽しかったかな。足の合う人たち数人とずっと抜きつ抜かれつしていたからだろう。いつも、上りが私が遅れ、平坦で追いつくのくり返しなんだけど(^^;) ま、不得意なところはがまんして、得意なところでがんばらなきゃ、ね。上り不得意でPEAKS走るんかいってのは横に置いといて。

あと、コースがほぼすべて行ってこいだったのもいいんだよな。ほぼ全行程、ほかの参加者とすれ違いながら走るから。

そうそう。同室だった人が聞き込んできた情報によると、ド変態増しの完走者はわずかに14人とのこと。あと、こちらは私がスタッフから聞いたのだが、いつもド変態増しでエントリーする人が今回は変態割で、どうしたのと聞いたら、あの設定はやばすぎる、無理だと言われたなんて話もあったらしい。そのなかで、なんとか完走できたのだから、これはもう、よかったとしか言いようがないだろう。還暦記念に初タイムアウトなんてのは願い下げだ。

ちなみに、TSSは529と過去最高記録を更新。11時間半のNPが172W。足には力が入らないし、腹筋は痛いしと、もう、あっちもこっちもぼろぼろ。ゴール直前は、体幹にも力が入らなくなってきていて、思いっきりハンドル加重になって手が痛かった。

補給はうまくいったと思う。餅菓子もよかった。私には合うようだ。ただ、やはり、食べるのに時間がかかるし、レースはジェルだろうな。

大福をどうやって持っていくのかは、工夫のしどころだろう。今回、もともと個包装のものは開けるのが難しい、まとめ売りだったものはビニール袋に入れていったが、こちらは取り出すのが難しいという問題があった。

水分も、トイレに何度も行くこともなく(トイレに行ったのは立石の1回のみ)、喉が渇くこともなく。ベストの量だったと言えるだろう。

あと、今回で、一応、トリプルクラウン達成である。PEAKS史上最低の完走率だった熱海と、奥多摩のド変態割、今回のド変態増し、3回とも完走したので。

来年、日光でやるという話があって、それも走りたいけど、なんか、9月頭らしいんだよな。来年はUCIグランフォンドシリーズの世界戦に出たいと思っていて、そっち行くと、たぶん、PEAKSは走れない。ちょっと残念だけど、しかたない。

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