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2019年9月13日 (金)

家族旅行2019――1日目(東京→ウィーン)

去年、久々に家族で行った海外旅行がとても楽しかったので、思い切って2年連続で行くことにした。今年はUCIグランフォンドシリーズ世界選手権がポーランドのポズナンなので、みんなで世界戦に行き、その後、2年前に行きかけたけど身内の不幸で成田から戻って行けなくなったアウシュビッツに回ろうと計画していたのだけれど……今年は、お世話係が夏に転勤し、転勤直後に長期の休みは取りにくい、しかも、会社的にいろいろと忙しくなる9月頭には無理とのことで、世界戦より家族旅行を優先し、このタイミングで動くことにした。

家族で話し合った結果、2年前に行けなかったアウシュビッツと去年すごく楽しかったベネツィアを中心とすることに。あとは、航空券が安く手に入ったのがオーストリア航空のウイーン便だったのでウイーン、さらに、アウシュビッツへ行く拠点となるクラクフからベネツィアへ移動する途中経路となるローマ。3連休の週末ふたつを挟んだので、全部で2週間近い長期旅行だ。

それにしても、例によって例のごとくで、荷物の準備が進んでおらず、前日にばたばたと。

お昼は冷蔵庫が空なのと、旅行に持って行く服が足りないと子どもたちが言うので、外食してから久々にユニクロへ行く。私も、寝間着代わりにするステテコ(富士山柄)とか、何点か購入。レジがセルフ化されていておもしろかった。

問題だったのは、国際学生証。ずいぶん前から話には出ていたし、お世話係からくり返し、早く取れと言われていたのだけど、ふたりとも、前日になって手続きをしようとしている。ん? 他大学の生協で手続きできるって、ホントか?と思ったら、やはりだめなのだそうだ。にこばっかいにいたっては、水戸だかに行かなきゃいけないし、発行まで数日かかるって……まにあわないじゃん。オンライン申請もあるらしいけどそっちはどうこうとぶつぶつ言うので、しかたなく、私も参入。ざっと調べてみると、オンライン申請で取れる国際学生証がある、発行には数日かかるらしいが、アプリ化されてるので、旅先でも受け取れる。問い合わせをさせてみると、即日出してくれるとのこと。手続きするやつはもっと早いタイミングでするから空いてるんだろう。ったく。さらに、この時点でこばっかいは出かけてしまっていたので、写真などの必要データを送ってもらってにこばっかいが代理申請したらしい。マジ、ギリギリス。

と言っている私も、仕事が詰まってしまっていて、前日夜にようやく納品しての出発というていたらく(去年の成田から仕事を送るのに比べれば一歩前進???)。そんなふうだから、DOCOMO iPhoneのSIMフリー化を前日になってようやくやることに。というか、真夜中すぎになってようやく自分のiPhoneをいじりはじめた。多くの人がやってることなんで、あれこれのIDとかパスワードの確認とか面倒は面倒だけど、特に問題なく終了。最後にやる他社SIMを入れての操作も、先日購入したソフトバンクSIMを入れて無事完了(ソフトバンクSIMは、山でソフトバンクがどのくらい使えるか、特にポケットWi-Fiに使えるかの試験に使う)。

お世話係と寝ようとしていたこばっかいに声をかけ、彼らのiPhoneも無事、SIMフリー化を終了。にこばっかいは寝てしまったので、翌朝回しだが。

そんなこんなで私が寝たのが3時ごろ。これ、私にとっては完徹に近い時刻だ。なにせ、ふだんだと、4時すぎに起きてるんだから。で、起床は5時半だから睡眠2.5時間のみ。時差調整の心配はいらなそうだ(^^;)

お世話係は、結局、完徹。去年と同じく、一睡もせずに朝を迎えたとのこと。というわけで、5時半、私が起きたときも、まだ、なにやら作業をしていた。

朝一、まず、にこばっかいのiPhoneをSIMフリー化する。ところが、ネットワークIDにロックがかかっていて手続きができない。このロック解除は、少なくとも9時すぎに電話が必要だし、下手すれば、窓口に行かないといけないらしい……。最悪、3人のiPhoneが使えれば旅行はなんとかなるが、自分のが使えないにこばっかいにはストレスになるだろうなぁ。

6時20分、タクシーで成田エクスプレスの出発駅に向かう。2台頼んだが、スーツケースは4個とも1台のトランクに入ってしまった。来年また行けるなら、1台でいいな。いや、来年は私の自転車があるからタクシーじゃ無理か。

駅ホームのコンビニで朝飯を買い、成田エクスプレスに乗車。朝ご飯を食べたら、みんな、爆睡していた(^^;)

成田には8時45分ごろ到着。飛行機は13時40分なので5時間以上前と早めの到着である。大荷物を持って朝のラッシュに巻き込まれたくなかったし、子どもたちが空港のカードラウンジを試してみたいと言っていたしで、早めの電車で来たからだ。

■成田到着

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空港に向けて歩いていたら、「壊れたキャスター、ご相談ください」との文字が目に入った。

今回、大型(100リットル近い)と中型(70リットル)の古いスーツケース2個を処分して、中型(50リットル前後)2個を買った。私とお世話係がふたりででかけることならまだ当分あるはずで、かなり使えるはずだからだ。子どもたちは、残りの古いスーツケース(50リットル弱)とレンタル品である。で、古いほうのキャスターが1個壊れかけていて、押したり引っ張ったりして歩くとき大変らしい。そんな話を成田エクスプレスの中でしていたので、時間もあるし、修理してもらうことにした。

■キャスターの修理を頼む

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この修理を待つあいだ、すぐ横にあった両替所でユーロを買う(ポーランドのお金は2年前に買ったものがある)。お世話係と私で列に並んでいたら、学生には優遇レートがあるとの情報がモニターに出た。なので、にこばっかいを連れてきて、私とにこばっかいで窓口へ。結局、高額購入の優遇レートが有利とのことで、そっちになったけど(家族4人、2週間近い旅行なので)。

スーツケースを受け取ったら、カードラウンジへ。昔勤めていたところの子会社が出しているカードが在職中からずっとゴールドで、家族も全員、家族カードがある。海外旅行保険が自動付帯になるので、2~3年に1回も海外に行くなら、家族カードを持つほうが得なのだ。

■成田のカードラウンジ

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航空会社がビジネスやファーストの客向けに展開しているラウンジと違い、カードラウンジは基本的にしょぼいのだが、成田は特にしょぼいなぁ。狭いしテーブルほとんどないし。

そんなこんなをしていたら9時になったので、ネットワークロック解除の電話をにこばっかいにさせる。ラウンジの外で電話して戻ってきたら、解除できなかったという。端末名義人ならとのことなので、お世話係とふたりでまた電話をしに行く。これもだめで、結局、成田空港にあるドコモの窓口に行くことに。いや、早くに来ていてよかったわ。

■無事、SIMフリー化終了

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SIMフリーの手続きで時間を使い果たしたので、急いでお昼を食べ、出国手続きに入る。

国際線は国内線よりセキュリティーが厳しく、飲料の持ち込みも不可だし(国内線は検査すればOKになった)、私は、栓抜きなどがセットになったマルチツールが引っかかってやり直しになった。と、お世話係のところがなんかトラブっている。最初の透視で何かが引っかかったのだが、それがなんなのか、確認できないというのだ。機械を通し直してもわからない。なんか、だんだんえらい人に担当が変わっていくのだが、変わるたびに、同じようにまた機械を通す。そんなことするより、荷物ばらして通せば絞り込めるのに。

時間が心配になったので、私とこばっかいが先行し、ゲートで待ってもらうよう頼むことにした。ゲートには、そろそろ搭乗が終わるころに到着。事情を話すと、いま、どうなっているか確認取ってくれとのことで電話するも、応答がない。うーむ。と、お世話係とにこばっかいが到着。走ってきたらしい。

ともかく。最後ではあったようだが、なんとか搭乗することができた。ほっ。

機内ではみんな爆睡(^^;) ふと目を開けると、周りがみんななんか飲んでいたり食べていたり。結局、乗ってる時間の半分近くは寝ていたんじゃないかなぁ。起きているあいだはKindleで本(塩野七生『ローマ人の物語』)を読み、眠くなったら寝てをくり返していた。

そうそう、今回、新しいネックピローを導入してみたのだが、首の後ろが膨らまないもので、なかなかに具合がよかった。若干かさばるけど、海外など長時間飛行機に乗るときはまた使いたい。

■プラスチックの骨格で首を支える構造

飛行機は定刻どおり到着。着陸がすごく上手だった。荷物も入国審査もスムーズ。携帯電話の現地SIM(Threeという英国キャリアのプリペイドSIMを日本で購入。欧州各国をカバーしており、30日間、15GB、通話300分とのこと)も問題なく機能している。

時間が遅いので、どこかでさっと食べるか空港にある巨大スーパーでなにか買っていってホテルの部屋で食べるか。話し合いの結果、マクドナルドということに。

■ウイーン空港のマクドナルド

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去年イタリアでみかけたタッチパネル方式をトライしてみた。

■私が頼んだもの

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サラダがでかい。ドレッシングの種類がまるで違う(5種類くらいあるなかからナッツオイルを選択)、バーガー類もでかい。パンの味は当然に違う。パテも味が大きく違う。アメリカで作って世界中に配送されているはずのポテトさえ若干違う。こういうことがあるから、違う国でマックに行くのもなかなか楽しいのよね。

ホテルまでは定額タクシーで。いや~、このタクシー、すごかった。飛ばす、飛ばす。一時停止しない、車線はがんがん変える、車間は詰める(時速100~120kmで30mくらい)、前が空いたらアクセルがつんと踏み込む、詰まっていてもそれが遠かったらアクセル踏んでから最後にブレーキ。こええ~。みんな、なにを話しているかわからないようにカタカナ語を使わず、すごいね~、こわいね~と言い合う(^^;)

それでも、無事、ホテルに到着。ほっ。

寝る前に、スーパーで買ってきたビールなんぞを。

■ビール2種類

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両方ともMaerzenという種類らしいのだが(スーパーで350ml缶はこれしかなかった。ほかは500mlばかり)、かなり味わいが違った。Zipferというほうが甘くて私好みだったかな。つまみは、ドライフルーツ入りミックスナッツ。

バスタブでゆっくり湯につかり(なるべくバスタブ付きのところをお世話係が選んだ)、夜中過ぎに就寝。

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