Mt.富士ヒルクライム2019-当日
4時起床。眠りがすごく浅く、何度目を覚ましたかわからない。正直、寝た気がしない(それなりには寝ているんだけど)。来年は、まくらとアイマスクを持ってくるべし。
天気はアウト。3時ごろ起きた人によると、3時ごろはざばざば降っていたらしい。
ヨーグルトとパン4個を食べながら出発の準備。ヨーグルトのスプーンをもらってくるのを忘れたので、別添ソースの容器をスプーン代わりにする。トイレも一応はすませたが、いまいち。
荷物を車に積み、5時ごろ、自転車で会場に向けて出発。
気温低めだし雨は降り続きそうだしなので、服は暖かめ。レインジェルを全身に塗った上で、薄いアンダーに半袖ジャージ、レーパン、長指グローブ、ニーウォーマー、アームウォーマー、シューズカバー。スタートまではヘルメットにカバーをするとともに防水の上着も着ておく(走るときは脱いでバックポケットに)。ボトルは1本。天候の推移によってはニーウォーマー、アームウォーマーまで外してスタートするかもしれないので、もう片方のボトルホルダーにはツールケースを刺しておいた。
ちなみに、自転車側は、フロントが52/36(インナーはバロックギア)、リアが14-28のジュニアギア。リアはRECON 13-25ロークロスと迷ったが、最高速度が45km/hrくらいならリア14でもケイデンス100以下で大丈夫だし、保険として28を持っておきたかったので、ジュニアギアを採用。
5時ごろに宿を出て会場へ。それぞれに荷物を預けて、5時半すぎ、自転車をスタートグリッドに並べる。
■私はEウェーブだった
スタートは7時15分なので、2時間近くある。そのくらいあるならとトイレの大列に並ぶ。30分以上待ったかなぁ。さすがに時間がかかった。途中、どこかに有料トイレがあると言っている人がいた。時間がなければそちらに行く手もありそう……なんだけど、どこにあるのかわからない。来年は前日に確認しておかないといかんな。ともかく、じっと待っただけの成果はあった(^^;)
その後、自転車の近くで待っていると……すぐ横を通ろうとした自転車がこけた。路面が縦に割れているところに突っ込んだら、そら、こけるに決まってんじゃん。で、クリートで思いっきり踏まれ、痛いこと痛いこと。骨折には至っていないと思うけど、簡単には痛みが引かないくらい痛い。痛みが引くまで15分くらいはかかったかな。
待っているあいだに、追加のパン1個と大きめようかん1本を投入。
7時に主催者選抜がスタート。その後、順次、スタートしていく。上着を脱いだりしつつ、最後のジェル投入。ここまでカロリー入れなくてもいい気がするけど。
7時15分、Eウェーブスタート。スタート時は前から100番目くらいかなぁ。例によって例のごとく、計測開始地点までは、体に血を巡らせることを目的に、出力低め(エンデュランス)、ケイデンス高めで走る。なので抜かれること、抜かれること。毎回不思議なんだけど、なんで、みんな、ここから突っ込むんだろ。
スバルライン入り口の信号を左折するとすぐ計測開始ラインがある。その少し前からダンシングで加速。7時20分、計測開始。
今回、自己ベストの1時間18分を目標に、5kmごとの出力目標を定め、ハンドルに貼っておいた。
ラップ | 平均出力 |
---|---|
0~5km | 240W |
5~10km | 230W |
10~15km | 230W |
15~20km | 225W |
15~20km | 220W |
なんだけど、序盤、体が温まりきっていないように感じたし、先日のスーパーグランフォンド軽井沢の経験から冷えた体で無理するとぼろぼろになりかねないと思ったので、序盤はさらに抑え、230Wを目安に踏んでいく。入りの5kmは平均229W。ま、こんなもんでしょう。
でも、次の5kmですでに平均220Wと出力は低下気味。平均心拍は155bpmと横ばいなんだけど(って、スタート時は低めなんだから、心拍も低下傾向にあるってことになる)。
10km~15kmは、平均出力209W、平均心拍も151bpmとさらに低下。それでも、このあたりはなんとか支えていたんだよな。このあと、出力だだ下がりで、15km~20kmは、平均出力190W、平均心拍144bpmとなんとも情けない数字に。最後が見えてくる20km~24kmで均198W、平均心拍147bpmと少~し持ち直したと言えば言えるが、情けない数値であることには変わりがない。平坦区間の最高速度も時速40kmに達していないし。
最後の登りも、なんか、出し切った感がなく、あっけなくゴール。1時間22分34秒。なんと、ロードバイクに乗り始めて1年強で走った2014年の1時間21分57秒を下回り、最低記録を更新してしまった(--;)
ゴール後は、まず、下山パトロールの受付をすませる。さっさと受付をしてしまわないと、下山時間が遅くなるからだ。9時半集合の9時45分下山開始、か。集合まで1時間近くもあるのかと思ったが、着替えなどがけっこう大変で、結果として、けっこうぎりぎりになった。
ゴールした人の列に戻り、下山の荷物を受け取り、端っこの空いているところをみつけて着替えを始める。3年前に下山パトロールをしたときは、下山パトロールの待合所が用意されていたが、今回はないというので。横開きで荷台を開いてくれているトラックがあったので、雨にもあたらないしモノが荷台に置けるしと楽をさせてもらった。とにかく、雨に濡れた服は全部脱ぎ、体をふいて、乾いた服を着る。これだけで、震えかけていた体がかなり温かくなる。最後は、買って以来ほとんど使ったことのない自転車用のカッパ上下。その外に下山袋をしょい、その上から下山パトロール用のビブをはおる。
ここまで用意してから下山場所に移動したら、もう、下山の開始時刻だった。いやいや、時間、かかるわ。
雨がけっこう降っているので、カーボンホイールの温度を心配する必要はないが、ブレーキの効きは最悪。早め早めに軽くブレーキシューを当て、水分を飛ばすことを心がけつつ降りていく。
そして、今年も、右車線を走り続けるバカが何人も……(--;) 支給されている笛を吹いたらすぐ戻る人もいるが、いくら吹いても戻らない人も。追いついて注意したいが、右車線に出ないと追いつくのは難しい。右に出るなと注意しに行くのに右に出たのではなにをしているのかわからない。しかたがないので、後ろから笛を吹きまくり。
会場に到着すると、チップと交換に完走証をもらう。速報で入賞者が貼られていたので、そちらもチェック。販売店チームの仲間、加藤さんが万が一には表彰台の可能性もあるので。
■加藤さんが年代別4位!
表彰台には上がれなかったけど、年代別4位はすごい。条件悪かったのに、もうちょっとでゴールドが見えてくるタイムじゃん。
会場に戻ったあと、どうしたらいいのかわからないので、とりあえず、ふるまいの吉田うどんをもらいに行く。どうしたらいいのかとチームのラインに問い合わせを出したりしつつ、食べ物ブースを見ていたら、ジビエカレー+鹿肉ソーセージなるものをみつけてしまった。猪と鹿をベースにしたカレー、だそうだ。
■ジビエカレー+鹿肉ソーセージ
どうしたらいいのか、あいかわらずわからないが、寒くなってきたので、ともかく、宿に置いた車まで戻ることにする。下ってみたら、ほかのみんなは先に下っていた。まだ来ていないのは、後ろのほうでスタートしたメンバーのみ。自転車を片付けたり着替えたりしているあいだに、全員が集合。
■兄弟店と一緒に記念撮影
とりあえず、オギノに寄り、山梨のワインとか地ビールとか、それぞれに(自分へのおみやげを?)買い込む。私は、富士燦燦のエールとブラック、それに富士桜高原のラオホを2本ずつ。さらに、家族へのおみやげとして、シャインマスカットも購入。
■祝杯の予習をする加藤さん
さらに、近くのほうとう屋さんに移動。ここに山梨B級グルメとして有名な鳥もつ煮のレトルトがあったので、多めの6箱をおみやげに購入。ひとり暮らしをしているにこばっかいが好きなのだ。
■巨大なほうとう
ちなみに……吉田うどん、ジビエカレー、ほうとうはいくら私でも食べ過ぎ。次回は、ほかに食べたいものがなければ吉田うどんをもらう、くらいのつもりでいい。いや、うどんもなくていいかも。
その後、中央高速が大渋滞とのことで、ナビの指示で雛鶴峠経由で東京へ。加藤さんを自宅に送り届けたあと、無事、私も帰宅。お世話係とこばっかいはゲーム大会に行っていていないので、夜は、ひとり残念会。
■夜はごく軽く
ビールは、オギノで勝ってきた富士燦燦のブラック。見た目に反して軽い飲み口だったけど、これはこれで悪くない。来年もチャンスがあったら2~3本、買ってきていいかも。
■感想
惨敗。この一言に尽きる。天候がぁって言いたいけど、そのなかでもちゃんと実力を出した人もいるわけで。個人的に寒さに弱いってのはあるかもしれないけど。
天候のせいだけでなく、事故からの回復がまだまだ途上ってこともあるのかもしれない。たいした出力でもなかったというのに、体はお腹やら太ももやら、あちこち痛くなっているので。ニセコに向けて、ちょ~っと心配が残る、かな。
そうそう。富士ヒルは、去年からスタート方法が大きく変わり、女性も含めて全員が実績タイム順になった。その結果、序盤の混乱がなくなり、たいぶ走りやすくなった。後ろのほうはやはり渋滞気味だったりするが、私くらいの位置で走っている分には快適でよかった。
来年は、60代の入賞をめざして走る、だろうな。シルバーがもう無理なのは明らかだけど、60代の入賞なら、まだ可能性はある。来年どうなるかはわからないが、1時間20分切りで8位に滑り込める年が多いので。ま、今年から3分縮めないといけないから、どうなることかではあるけど。今年、最低記録を更新したのは、天候や事故のせいなのか、それとも加齢によるものなのか。来年は、暖かくなってきたころから、1時間超の上りなど、富士ヒルに向けた練習をしないとな。
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