南八ヶ岳周回(時計回り)――惨敗
今日は5時間走ってこいというメニューだったので、いそいそと(^^;)南八ヶ岳周回へ。今年初の麦草峠だぁ。
■本日の補給食
「高原の牛乳パン」というのは、このあたりのソウルフードらしい。そう聞いてから、見かけると、つい、買ってしまう。いや、牛乳たっぷり使ったパンに白いクリームなんで、個人的につぼなものだったりもするんだけど。
こちらは出発前に食べるのに対し、下のスコーンは途中で食べる用。3種類を1個ずつ持って行く。パン屋のけろっくさんに寄るのが一番いいのだけれど、GW中は人出を避けるコースにしたいので。コースも、エコーラインに降りず、八ヶ岳の麓を張り付くように回って299号に出ることにしている。
出発時の外気温は5℃で日中は20℃まで上がる予報。どういう格好をしていくか悩ましい。結局、厚手アンダーに夏用上下、アームウォーマー、レッグウォーマー、長袖ウインドブレーカーにした。結果として、正解だったと思う。
■先日の雪で真っ白な八ヶ岳
とってもきれい。こういうときは、せめてコンデジを持ってきていればと思う。iPhoneだと広角になっちゃうから。でも、特に今日は、補給食などでポケットぱんぱんになるんで、とても無理。
野辺山の駅前から線路脇を通って最高地点へ。
■来るたび立派になっていく気がする
最高地点からは例によって例のごとく旧道へ。
■旧道~
GWは車が多いのでなるべく国道141号線を通らないようにしたい。このコースだと、国道は100メートルくらいですむ。
■まきば公園から南アルプス
このあとは、通行止めが解除された鉢巻道路を行く。
GWで月火水と休んでしまったが、そのあと木曜日からはTSSで240、93、224とかなり走っていて足は疲れている気がするが、それなりに踏める。
■通行止めの原因になった崩落箇所
小淵沢から富士見地区あたりはけっこう車が多い。いや、そら、東京の感覚からするとすごく少ないのだけれど、このあたりにしては。やはり、10連休のGWということで、たくさんの人が来ているのだろう。
■花とカラマツの新緑(富士見地区)
野辺山あたりはようやく新緑が出始めたくらいだが、このあたりまで下ると花が咲いているし、カラマツの新緑もすごく濃い。
八ヶ岳中央農業実践大学校が近づくにつれ、車が減って快適になる。さすがにこのあたりは人があんまり来ないのね~。
三井の森手前で補給休憩。
今回、ルート作成を初めてストラバさんでやってみたのだが(サイコンをパイオニアCA600にかえたところ、ルートラボよりこっちのほうが便利とのことだったので)、三井の森でストラバさんが案内してくれたのはこんな(↓)道(--;)
■これを自転車で走れ、と?
とても無理なので、少し下って横に移動してから奥蓼科温泉郷に向かう道で登り返してルートに戻る。その道を下ったら、出たのは、去年Attack! 299でゴール地点になっていたところだった。
■Attack! 299ゴールに出た
■いつものところでトイレ休憩
このあとが悲惨だった。体に力が入らない。とにかく入らない。エンデュランス上限しかでなくなり、エンデュランスの下側しか出なくなり、ついには、ふと気づくとアクティブリカバリーまで落ちていたりする。ダンシングならテンポからSSTくらい出るのだけれど、それも、だんだん、ダンシング後のしんどくさがきつくなっていく。4日で700TSS近くも走ったから足がなくなった? それともハンガーノック? ふつうならこのくらいで十分っていうくらいは補給してるんだけど? けっこう涼しく感じてあんまり水を飲まなかったから脱水ぎみ?
とにかく、できることをする。トイレ休憩で満杯にした水は茅野市の蓼科・八ヶ岳国際自然学校までに飲みきる(自然学校で水はもらえるだろう)。補給も、念のため持ってきた予備分も食べてしまう。そんなことをしていたら、少しよくなった。水・食べ物の問題だったのか、それとも、食べているあいだ少し休んだのが効いたのか。自然学校で水をもらった時点で、残りの補給食もすべて食べてしまう。お守りにと財布に入れているエネルギージェルも含めて。
多少よくなった気もするが、エンデュランスを超える力は出ないし、ダンシングするとあとが死にそうになるし。それでも、ここまで来た以上、麦草峠を越えないと帰れない。とぼとぼと上り続ける。
■標高2000メートル以上には雪が残っていた
■今年初の麦草峠~
なんとか上りきったぜい(ぜいぜい)。
今年、ツール・ド・八ヶ岳はコース短縮になったと聞いているが、いまでこれだけ雪が残っているようじゃ、そら、あの日に走れなかったのも無理はないだろう。
アームウォーマーやレッグウォーマーも装備した上で、ウインドブレーカーを着て下り始める。なんか、道の補修が進んでいて、かなり走りやすい。やっぱ、新しい舗装はいいわ~。下ハン持ってのコーナリング、なんか変な感じだったので、少しずつ体の使い方を変えながら走ってみる。どうも、頭を下げすぎていたようだ。基本的には低い姿勢のほうが曲がりやすいのだけれど。過ぎたるは及ばざるがごとし、かな。
■レストハウスふるさとで補給休憩
最後の上りに備え、ブルーベリーのソフトとあんパン。後ろにぼけて写っているのはサイクルラック。レジの若者と「今年はサイクルラック、用意してくださったんですね」「そうなんです、この冬に作ったんですよ」「助かります」という会話をしてきた。
念のためトイレにも行ったあと、松原湖方面へ。田舎って、コンビニとかないんで、補給もさることながら、トイレが大問題なのよね。行けるときに行っておかないと大変なことになる可能性も。ちなみに、今回のコース、100kmあまりでコンビニは松原湖のところに1軒あるだけ。トイレは、立ち寄った2カ所のほかは、松原湖の村営駐車場のところくらいかな。清里赤い橋の駐車場にもあるかな。とにかく、そのくらいしかないのだ。
そうそう、松原湖で、こないだの事故と似たような形で目の前に乗用車に出てこられた(--;) 松原湖畔から出てくる車を見てあぶないなぁと、万が一には止まれるように少しブレーキングしていたのだが、その後、フルブレーキングしなければならないタイミングで出てくるんだもんなぁ。リアブレーキが強すぎてリアは横滑り。下りの分、ブレーキの前後比を調整しなきゃいけないのに、それを忘れていた(^^;) まあ、横滑りはブレーキを緩めれば回復するからいいんだけど。
松原湖からは裏道で141号線へ。1キロほど国道を走り、灯明の湯から裏道を上る。ここ、最初の200~300メートル、15%ほどの急坂が続くすてきな道。力が出ない状態でのぼるのはしんどいわ。
■裏道沿いで見つけたカラマツの新緑
この時期は、日に日に、あちこち緑色に変わっていく。きれい。
最後の上りもひぃひぃ言いながらなんとかクリアして帰着。走行5時間40分、休憩込みだと7時間ほどもかかってしまった。惨敗としか言いようのない走り(--;)
本日のTSSは218。結局、4日間で775TSSか。やっぱ、これだけ続けて走れるほどの足はないってことなんだろうな。
明日の休足日をはさんであさっての火曜日も5時間走るってメニューなのだけれど、さてどうしよう。ふつうならリベンジで同じコースを走るところなのだけれど、来週末はアンバサダーでスーパーグランフォンド軽井沢を走ることになっていて、疲れが残るのはやばい。火曜日ならGWが終わって車も少なくなるから、小淵沢の道の駅にあるパン屋さん(桑の実)まで往復にしようかな。けろっくさんもベルクさんも火曜日はお休みだし。道の駅ならやってるんじゃないかと。鉢巻道路で行って、昔の八ヶ岳高原サイクリングのコースで戻る、とかかなぁ。
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