子の権現
今日は、自転車屋さんのチームで子の権現へ。ほぼ4カ月ぶりの実走だ。
朝、集合場所であるお店につくと……「え、来たんですか?」とみんなびっくり。そら、まあ、年の瀬押し迫った忘年会には装具をつけて行ったし、まだ外には出られていないって話もしていたし。でも、たぶん、体的にはそのくらい走っても大丈夫。いや、強度あんまり上げられるとついて行けなくなりそうだけど、でも、子の権現には最近参加しはじめた女性も来るって話だったので、坂以外の部分が高強度になる心配はない。坂がついて行けなければ、自分のペースでゆっくりあがればいいんだし。それでも、ひとりちぎれるというほどのことにはならないだろうし。
半分様子をみながらみんなについていく。クリート付け外しのくり返しも問題なくできるし(なるべく左足を伸ばして外すようにはした)、2時間くらい走っても、どこかしんどくなることもないようだ。
最初の峠は、割と速いふたりが先行するのを見送り、後続グループでゆっくり上る。
ふたつめ、天目指峠は行けるところまで行ってみようと、頭のほうで走る。と、三代目(お店のご主人の息子さん)に抜かれた。うーん、すんげーがっちり体形の三代目に置いていかれるとは……。だが、少し離れたあと、差が広がらない。これなら追いつけるんじゃね?と、ダンシングで追う(足も体幹も筋肉が落ちていて、シッティングできっちり踏み続けられない。ダンシングで体重使うほうがなんとかなる)。じりっ、じりっと詰め、追いついたところで対向車が来た。三代目と同時に「くるま~!」と後続に注意を促す。直後、三代目がびっくりしたようにふり返ると、「井口さん、どうしてここにいるんですか!?」と悲鳴のような声。そのあとは、三代目と抜きつ抜かれつデッドヒート状態でしばらく走る。そろそろ峠が見えてくれと思いつつカーブを曲がるのだが、たんび裏切られる。残りがどのくらいあるのかわからず上るのはきつい。しばらくすると、三代目は力尽きたらくし、落ちていった。そのあと、もういくつかカーブを曲がったら、ようやく峠に到着。
■天目指峠
けっこう、限界近くで走ったと思うんだけど、記録を見たら、17分NP 220W。やっぱ、10~15%は落ちてるなぁ。
そのあとの下りもそれなりに飛ばしてみる。うーむ、左カーブで左膝を出すのは無理か。膝を内側に折るような力をかけるからだろう、痛みが出る。限界まで攻めるのはまだまだ無理ってことね。だろうとは思ったけど。
子の権現への上り口で後続を待ち、みんなで上り始める。裏からの上りなので、有名な劇坂ほどではないがけっこう傾いていて、斜度二桁は当たり前だ。ここもダンシング主体でクリアする。
■子の権現に到着
自転車で来る人が多いからか、境内の複数箇所にサイクルラックが用意されていた。
下ったところでご飯。
そのあと、斜度もカーブも緩い下りで若者がひとり吹っ飛んでいく。ほかのメンバーは足を止めている。私もなんとなく足を止めたのだが、ふと気づけば、ここって自分が一番得意とする道じゃん。ここ飛ばさずどこで飛ばすんだってくらいに。なので、先行する若者を追って私も飛びだす。記録を見ると、15秒ほど500~600W出ている。このとき、ほかのメンバーのあいだでは、「井口さん、大けが、したんだよね???」という会話になっていたらしい(^^;)
あんまり無理して後に響いても困るので、若者に追いついたところでスローダウンして後ろにつくにとどめた。以前なら先頭交代しながらぎんぎんに行ったところなんだけど。
このあとは、安全運転でお店に戻る。
走行距離99.8km、TSS 275、NP 153W、IF 0.69。事故から約4カ月、ローラー台復帰から2カ月でこのくらい走れれば御の字だろう。クリートを外すとき気をつけなきゃいけないとか左カーブで膝を開けないとか、あと、出力が全体に落ちているとか、まあ、いろいろあるけど、それは事故をやっちまった以上、しかたないってことで。
実走行時間4.5~5時間で最後までハンドルにもたれず走れたってことは、ハンドル位置をもう少し元に戻していいのかも。事故時に比べて20mm寄せて45mmほど上げたところからスタートして、いまは、10mm寄せて15mmほど上げたくらいまで戻している。今日は手が近い気がして前に前に伸ばし気味で走っていたので、ステムの長さは元に戻していいかもしれない。
| 固定リンク
「自転車-ライド」カテゴリの記事
- カナイチ(DNF)(2024.07.20)
- ニセコクラシック2024――羊蹄山周回サイクリング(2024.06.17)
- 大周回旅行(6日目)アワイチでネコと事故る(2024.05.29)
- The PEAKS R15@石鎚山をメインとした大周回旅行の計画(2024.05.23)
- スマートコーチング仲間の「自走で麦草峠」にお迎え参加(2024.04.29)
コメント
角度のきついステムにして取り付け位置を上げたので、結局、ハンドルは、5mmほど遠く、2mmほど低くなった。今後は、体ができていくのに合わせ、少しずつ下げていこうかと。
投稿: Buckeye | 2019年1月 8日 (火) 09時54分