こばっかいゼミの結果

こばっかいに手伝わされたゼミ、先日、発電量の確認があったそうだ。

■完成したこばっかいたちの風力発電機

発電用モーターは、長いビスで両側から挟んでいるだけ。回転のぶれが少々あってもモーターそのものが動いて吸収する構造。こばっかいの工夫だそうだ。これはうまい。先生にも「モーターの固定方法、ちょっとずるい気がする」とまで言われたらしい。普通、モーターは固定するわけで、そうすると、軸ずれなどによる抵抗が出るのに、そこをあっさりクリアしてしまったからだろう。

■結果発表

こばっかいは3班。発電量349.7mWで今年度のトップだったそうだ。めでたい。その前2班が24mW、69mWだったので、数字にどよめきが出たらしい。

ちなみに、2位は僅差の319.6mWだが、それ以外はみんな2桁だし、昨年度1位も131mWとのこと。といっても、歴代トップは1W弱に達しているらしいが。すごい。

測定後、班ごとにプレゼンがあって、そのなかで、自分たちのはベアリングを1個しか使っていなかった（モーターと反対側の回転軸をベアリングで固定していたらしい）、それがぶれの原因で2個にすればよかったと発表した班があったけど、モーターとベアリングの軸が出せない工作精度でベアリング2個の軸が出せるはずないじゃんとこばっかい。そらそうだ。（こばっかいも、ベアリング2個の軸を出すのにかなり苦労している。最初にやった方法はまるでだめだったし）。

このゼミ、こばっかいは製作担当で、上流の設計が遅れたしわ寄せを受けたり、いろいろあったようだが、作っているときはとても楽しそうだった。こうやって手を動かして形にするのが好きなんだよな。講義を聞いてるのはだめだめで、成績もだめだめだけど。好きなこと、得意なことが生かせる仕事に就ければいいんだけどね～。