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2018年9月 1日 (土)

UCI世界戦ツアー-3日目(ロードレース前日)

夜に食べ過ぎたので朝飯はいらんって感じだが、レース前にイレギュラーなことをして体調が狂うのもなんなので、7時に起きて7時半から朝飯を食べに行くことに。いや、まあ、イレギュラーって言えば、昨晩、真夜中まで苦しくなるほど食って飲んでるってのが十二分にイレギュラーなんだけど。

 

泊まりはAtahotel Vareseというホテルなのだけれど、朝食はなかなかにおいしかった。特にチョコクロワッサンが絶品。クロワッサンって油分も多いからふだんはなるべく食べないようにしているのに、2個も食べてしまった(^^;)

 

午前中、試走に行くという話もあったが、雨なので中止。ほかのひとたちはレジストレーションに行くという。私は、チームリレー前にレジストレーションをすませているのだが、ウインドブレーカーなどの防寒具を盗まれてしまったので、出展しているところで買えないか、レースビレッジまでは行くことにした。長袖を着ていても肌寒いくらいの気温で雨なのだ。明日もこんな天気で防寒具なしでは凍えてしまう。

 

■レースビレッジ向かいのショッピングモール

 

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出展テントで防寒具を扱っているところはなかったので、ショッピングモールのスポーツ用品店で長袖のTシャツを購入。ドライ素材でできたランニング用のもの。これをアンダーとして着て袖をまくったりすればそれなりに調整がきくだろう。ニーウォーマーの類いはなかったのでしかたない。あと、防水の薄地ベスト(こちらは自転車用)が安売りになっていたので、そちらも購入。これで最低限はなんとかなりそうだ。ここにスポーツ用品店があるよと教えてくれた内川さんに感謝である。

 

ほかの人たちと一緒にサポートの車でホテルに戻ると、家族は洗濯をしていた。雨で出歩きにくいしってことで。そのあと、お昼をホテルのレストランで軽くとる。昼食後はラウンジでピザを焼くカードゲーム。イタリアだから(^^;)

 

■カードゲームなどをしてのんびり

 

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サポートでマッサージがあるというので、私はそちらもうけておいた。ミラノもバレーゼもずいぶん歩いていて足が疲れている気がしたので(^^;)

夕方からは、翌日のレース本番に向けた説明会。こちらはオフィシャルなものの内容+ツアー専用の内容になるとのことだったので、オフィシャルなライダーズミーティングには行かなかった。何点か、びっくりするような内容が……日本とあまりに違っていたもので、英語の説明ではイマイチ理解できなかったほど。英語で説明があったあと、日本語でサポートしてくれる人が改めて日本語であれこれやってくれ、2回聞いて、ようやくわかったものとかあるのだ。

 

■ツアーのライダーズミーティング

 

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一番びっくりしたのは、給水所のシステム。日本ならおきなわもニセコも自転車用ボトルを渡してくれるがこちらはペットボトル(ミーティングではコップと言われたが実際はペットボトルだった)。あとで飲みたいなら、止まって自分で自転車用ボトルに移すのだそうだ。そんなだから、下手すると混雑してしまい、自転車を止めてずらり列ができたりするらしい。ツアーはサポートが付くので、そちらにボトルを預けろ、と。プライベートサポートのところに付いたら、「止まって」自分の名前を叫んだらボトルを渡してくれる。これなら差し替えるだけですむ。

 

走りながら自転車用ボトルを取るのが当然だと思っていたので、英語の説明で「名前を叫べば、預けておいたボトルが渡される」って言われてもなんのことだがわからなかった。英語と日本語で説明があった2回目で、同じことを言われるので、ようやく、「もしかして、止まるんですか」などと質問が出て、ようやく、オフィシャル給水所のやり方が日本とまるで違うことが判明したような次第。

 

あと、要注意なのがID。選手登録証ともう1枚、写真付きIDを持っていけ、とのこと。ゴール後、ランダムにID提示を求められ、提示できないと失格になるらしい。UCIの規定がそうなっているというのだけれど、Technical Guideにそんな記述なかったと思うぞ? 日本の免許証でいいからって言われたが、そんなん、持ってきてませんがな。いらんものは極力持ってこなかったので。私のほかにも、免許証は置いてきたって人が何人も。だよね~。私は家族がスタート・ゴール地点近くにいるので、選手登録証とパスポートを持っておいてもらうことにしたからいいけど。

 

これまた日本とシステムが違うのが、タイヤ関係というかパンク関係というか。パンクは、基本、自分でなんとかしろ、と。パンク修理セットを持って走れということだ。実際、レース本番中、あちこちでパンク修理しているのをみかけた。一応、ニュートラルカーもいるが、ニュートラルカーは先頭手段のサポートが基本任務なのでそれ以外の選手が手を挙げても止まってくれるとはかぎらないらしい。パンク修理セットに関してツアー会社からは「CO2ボンベは機内に持ち込みも預けも不可。現地購入のこと」という注意をもらっていたが、CO2ボンベは預けられたという話もある(確認で呼び出されたりとか面倒はあったらしいが)。

 

■ミーティング後はホテルで夕食

 

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これもコースでかなり多かった。イタリアだ……

 

■ゼッケンは例によってテープで貼る

 

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今回、ジャージは「ナショナルジャージあるいはそれに準じるもの」という規定があったので、去年から多くの人が来ているJAPANジャージを私も購入。サンボルトのワンピースタイプ。すごく伸びるので、着た状態で家族に貼ってもらった。

 

ちなみにサイズはちょうど境目なので迷った末、レース用だからと小さい方(M)を選んだのだけれど、全体にちょっときつすぎる感じ。特に太もも。Lのほうがよかったみたいだ。

 

■荷物用タグと回収車に乗るときのタグ、らしい

 

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細長いほうは、回収車に乗るとき自転車に付けておくものだろうとのことで、念のため、バックポケットの財布に入れておくことにした。

 

ボトルを預けたりして、10時半ごろ就寝。

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