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2018年9月29日 (土)

けがの現況

東京に戻ったあとは、行きつけの整骨院の先生に勧められた整形外科へ。追加でいろいろ検査をしたところ、佐久総合病院では確認されていなかった不具合がいくつかみつかった。

現状は……

  • 骨盤骨折
  • 右手人差し指末節骨粉砕骨折
  • 両手首ねんざ
  • 左膝関節骨挫傷
  • 左膝関節陥没骨折

あとは打ち身、擦過傷、切り傷があちこちに。佐久総合では「骨盤を通って左太ももに通じている神経の損傷が疑われる」と言われたが、それはたぶん大丈夫だろうとのこと。

擦過傷、切り傷はたいしたことない。打ち身は、左太もも以外はもう軽快した感じ。左太ももだけはまだまだで、左足が動かせないのは、膝が痛むこともさることながら、打ち身によるものも大きくあるようだ。なにせ力が入らない。力を入れようとすると痛むのだ。2週間たっても治らない打ち身ってどんだけよ。

骨盤骨折、右手人差し指末節骨粉砕骨折は、なにやらおそろしげに聞こえるが、幸い、どちらも自然治癒を待てば問題ないレベル。無理はできないが、すでに日常生活にほとんど支障はない(左下に寝られないなどの問題はあるけど、どうせ、左足が痛くて上向きにしか寝られないんで骨盤骨折うんぬんって話にはならない)。両手首ねんざも、無理せず待てばいい話。なにもしていなければ痛まないくらい軽いものだし。

問題は左膝。骨挫傷は治るのに1~3カ月かかるとのこと。すでに事故から2週間以上たっているが、まだ左足はほとんど動かせないし、膝から下がぱんぱんにむくんでいる。膝周辺の体内でしみ出した体液が下に落ちているんじゃないかと思う。MRIの画像から見るとそれなりに広い範囲が挫傷しているので、全治3カ月は覚悟、かな。死んでいてもおかしくなかった事故なんで、その割には軽傷ってことになるのだけれど、客観的には十分に重傷だよな。

そうだ、ちなみに、骨が変形していたら骨折(折れていなくても形が変わっていたら骨折)、変形はないけど痛んでいたら骨挫傷というのだそうだ。

つまり、左膝関節陥没骨折とは折れているわけではなく、骨がへこんでいるわけ。軽トラに激突した瞬間、太もも側の骨がすね側の骨にぶつかり、すね側の骨が一部へこんだのだろうとのこと。膝関節前外側の半分くらいがへこんでいるらしい。前側なので膝を曲げているときは問題ないが、膝を伸ばして立つとき、体重を支えきれない恐れがあるとのこと。骨で支えるはずなのに、その一部が宙に浮くのだから。また、関節の骨の位置関係次第で、支えがかくんと外れるような感じになる恐れもあるとのこと。体を動かしたりすると関節の骨の相対位置が変わり、ある位置関係でかくんと行くかもってことらしい。

また、ずれてかくんと行ったりした拍子に半月板が損傷することも考えられるらしい(いまも、たぶん、半月板も痛んでいるでしょうねという話もあった)

治療については……陥没骨折が全体の1/4におよんでいればまずまちがいなく手術で修復という話になるが、1/8だとそこまでするかどうか悩ましいレベルなのだそうだ。手術は手術でいろいろとリスクがあるわけで。上記のような後遺症が残ってもへたにいじらないほうがいいという考え方もある、と。というわけで、いまのところ、まだ、最終的な治療方針は出ていない。

足をまっすぐにしたとき問題が残るかもということは、日常生活では、重い荷物を持って早足で歩くなど(←出歩くときはいつもコレなんだが……)、膝に負担がかかるようなことができるようになるのかどうか、かな。

自転車という面で考えると、シッティングでペダリングするのは問題ないだろう。膝が伸びきることがないから。ただ、ダンシングで足を伸ばしきったときかくんと外れられたら怖いかも。

あと、左足をほとんど動かさない(動かせない)生活をしているので、筋肉が落ちるのも自転車的には心配なところ。50代に入ると筋肉は落ちる一方と言われているわけだし、私は、来年には60歳なわけで、トレーニングを再開してもここで落ちた筋肉が戻るのかどうか。もう一段、二段は伸びると思っていたのだけれど、事故前と同等まで戻れたらラッキーという話なのかもしれない。

ま、心配してもなるようにしかならないので、いまは、とにかく早く治すことを考えたい。

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