ニセコクラシックで出走者の上位1/4に入り、世界選手権の出場権が得られたので、イタリアはバレーゼという北部の街までレースをしに行くことになった。年代別だとか、予選の通過条件がすごく甘いとかいろいろあるけど、それでも、世界選手権は世界選手権。世界選手権なんて、大昔、フィギュアスケートの選手をしていた時代にも出られなかったわけで(全日本のビリ争いだったから)。
会社の関係でこの時期は基本的に休めないお世話係も、世界選手権ならということで、かなり強引に休みを取って行くことになった。そんな話をしていると、子どもたちも、「そこは特に予定ない。オレも行きたい」と言い出し、結局、家族旅行を兼ねることに。子どもたちが大きくなるとなかなか4人全員が長期にわたって予定を合わせるのはむずかしい。もしかすると、家族そろっての海外旅行なんて今回が最後になるかも。というわけで、費用には目をつぶって、えいやっと4人で行くことにした。予定は前半がレース、後半がベネツィア観光だ。自転車を持ってあちこち動くのは無理なので滞在型で楽しめるところということで話し合った結果である。
山ごもりしていた私は、野辺山から東京に戻り、東京滞在2日間でイタリアに出発する過密スケジュール。しかも、うち1日は修理に出した補聴器の受取、銀行の手続き、帰国直後に行くことになっている学会の打ち合わせで準備はできないに等しい。出発前日、いつものショップで自転車の最終チェックをしてもちらうと……リアエンドが微妙にゆがんでいるという。このところ変速がもたつくと思ったらそういうことかい。エンド金具を取り寄せている時間はないので、ツールでゆがみを計りつつ修正してもらうことに。時間がないなか、無理にでもチェックしてもらいに来てよかった~。
■自転車の最終チェック
なんだかんだで、パッキングを始めたのは夕方。お世話係が仕事から帰宅した時点で、自転車しかパッキングできていない。あとは、スーツケースを倉庫から出してきただけみたいな状態。あした早朝6時前に出発とか信じらんないわ。
大きな荷物は、自転車のハードケースとスーツケース3個。親ふたり用がでかいので重量制限(1個23kg以内)に引っかかりそうなので、重いものを子どものスーツケースにいれさせてもらう。
結局、寝たのは、子どもたちが2時ごろ、私は3時半、お世話係は4時半らしい。
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