Attack! 299 2018――前日

今年は野辺山にいるときにAttack! 299がある。飯能までは輪行すればいいとして、問題はイベント終了後だ。ゴールが麦草峠だったときはそのまま野辺山まで走ったこともある。でも、去年から、ゴールが麦草峠を過ぎたところに変更となった。上り返すのも大変だけど、ぐるっと回るのも大変。むしろ上り返すのかな、車は信濃川上駅か佐久海ノ口駅にでもデポしておいて……と考えていた。と、直前になってゴールをよくよく確認したら、今回、さらに下って蓼科別荘地より下になっていた。ここから1000m近くも上り返すのは無理。あわてて、このあたりの知り合いに尋ね、甲斐小泉駅なら駐車場が大きくてシーズン中でもたいがい大丈夫という情報をゲット。甲斐小泉駅なら上り返しが少なくてすむ。

さらに、準備をしていたら、輪行セットをまちがえて持ってきており、輪行袋しかないことが判明。スプロケットにかぶせる袋はどうにでもなるが、リアディレーラーのガードがないのは痛い。いろいろアドバイスももらったが、結局、リアディレーラーを外すことに。

■リアディレーラーを外して養生

あと、今回、この直前にゲラが届いたので、移動中の時間が有効活用できると思ったのだけれど、なんとも荷物が多い。デイパックひとつに入りきれない。日曜日は荷物が空くのでなんとかなりそうだが、蓼科から甲斐小泉までゲラと原本をかついで走らなきゃいけない。それはつらそうだ。でも、移動の時間を有効に使っておかないと、野辺山に戻ったあと、ご飯食べてる時間に本を読んだりせず、ゲラ読みしなきゃいけない……ん？　つまり、移動中に本を読み、戻ってからご飯中にゲラ読みすれば荷物少なくなるんじゃん。いかんな、どうも頭がかたくなってる。というわけで仕事は持たず、薄めの本を1冊持っていくことに。

輪行袋に入れた自転車を積み、野辺山を13時に出発。野辺山駅で特急券と乗車券を買って（念のため尋ねたら甲斐小泉駅はスイカ非対応だそうで）、13時50分ごろ甲斐小泉駅到着。13時12分だかの小海線で小淵沢へ。小淵沢から八王子までは特急あずさ。けっこう人が乗っているし、壁据え付けのテーブルがあるせいで背もたれと壁の隙間に自転車を入れることもできず、どうしようかと思っていたら、車掌さんが「こちらへ」と案内してくれた。

■3号車の2号車側端にこんなスペースが

八王子で降りるときに気づいたが、このあたりには自転車を置けそうなスペースがそれなりにある。

■ここに置くのもいいだろう

八王子で列車を降りるとまるでサウナに入ったみたいで空気に密度を感じる。なんだよこれ。3週間ぶりの東京なんだけど、これ、九州だよ。子どものころ、九州の空気ってこんな感じだったよ。こんななか、明日は1日走るのか。出る前にも考えなかったわけじゃないんだけど、DNSにしたほうがよかったかなと思ってしまった。まあ、ここまで来てしまったからには走るんだけど。

八王子から八高線で東飯能まで行くときは、1号車の端に自転車を置き、すぐ横に立ったままで過ごした。明日のことを考えたら座って体を休めたいけど、まあ、しかたないわな。

ホテルは東飯能から西武線で1駅行った飯能駅。ただ、けっこう待つようなので、歩いてみた。時間的には、このほうが早かったようだけど、自転車持ってるとやっぱ歩きにくいなぁ。

■飯能はあちこちにアニメ『ヤマノススメ』とのコラボ看板があった

自転車を組み立てようとしたら、リアハンガーのねじが緩んでいた。ところが、そのサイズが2.5mmのヘキサレンチで私の携帯工具セットに入っていない(T_T)　まあ、飯能駅前なんだからなんとかなるだろうと出てみたら、ダイソーにレンチセットがあって事なきを得た。

■組み立てた自転車

■駅前で買ってきたもので晩飯

なんか、去年もこれとほぼ同じ晩飯だった気がする。食べ終わってみたら足らないので（北アルプス山麓グランフォンドからこっち、どうにもお腹が空くのだ）追加を買いに出たが、気づいてみれば、翌朝の朝飯が3時すぎと極端に早いわけで、晩飯をお腹いっぱい食べると朝飯が食えなくなるかも。というわけで、デザートのみ追加することにした。

■追加

風呂に入ったりして、8時半ごろ就寝。