CTLが初の3桁を記録
26日の木曜日、CTLが初の3桁を記録した。
■Performance Management Chart
(Performance Management Chartの見方)
CTLが高ければいいってものじゃなく、算出の元になるTSSの内容も問題、つまり、どういう内容の練習をしているのかも問題であることはわかっている。TSSもCTLも量であり、質も考えなければならないのだ。
また、どのくらいのCTLなら調子がいいのかにも個人差があるらしい。中田さんのセミナーでも、ホビーレーサーならCTLは50~100くらいだが、どのくらいが一番調子がいいのかは人によって違う、という話があった。
私はどうかとふり返ってみると、どうも高めのほうがいいように感じる。
ツール・ド・おきなわは90台半ばまでいったん上げ、テーパリングして90弱で本番を迎えるようにしている。これで、その年のピークと言えるくらいいい調子になる。逆に仕事だなんだで乗れず、CTLが70前後まで落ちるとせっかくよかった調子ががたがたになる(去年の8月、今年の1月にやらかした)。疲れは感じないのに調子が悪いのは、要するになまってしまったということだろう。
で、思ったのだ。CTL 100ちょいまで上げたらどうなるのだろう、と。
90台半ばより一段調子が上がるのか、それとも、オーバーワーク気味で調子が落ちるのか。
3月は4週間くらい、CTLが90台で推移した。いままで90台のCTLはせいぜい2週間しか続けたことがない。倍も続けたら疲れて調子が落ちてくるかとも思ったが、そんなことはなかった。CTLを横ばいに保っているということは、疲れ具合の指標TSBはゼロ前後に戻ってくるわけで、かなりいい感じだったと思う。
そして、4月10日から山ごもり。
ここ野辺山は標高が高いので、過去の山ごもりでは、毎回、最初の1週間がつらかった。薄い空気に慣れるのに1週間かかるということなのだと思う。でもそのあたり、今回は比較的に楽だった。CTLが高い、つまり、鍛錬度が高かったからかもしれない。
山ごもり2週目からトレーニングも本格化し、CTLは上がり、TSBは下がった。そして、CTLが初の3桁。調子は……よくわからん(^^;) 悪くはない、悪くは。でも、びっくりするほどいいかというと、そうでもない。
TSBが-20から日によっては-30以下まで落ちているのでそのせいもあるのだとは思う。だが、過去、CTLが上がってきて90台に乗るときTSBが-30になったことがあるが、とにかく快調だったように記憶している。それからすると、CTL 100前後というのは私にとって限界に近いのかもしれない。アラカンで回復力が落ちているはずであり、そのくらいのことはあってもなんの不思議もないわけだが。
走りはじめは悪くない気がする。疲れてるなぁと思うけど、意外に踏める。しばらくすると、一段調子が上がる。あっ、やっぱ、調子いいんだと思っていると、後半たれたりする(--;)
後半たれる原因が疲れすぎだからなのか、それとも、前半遠慮なしにがんがん踏むようになっているからなのか。前者なら私にとって100 CTLは高すぎるのだろうし、後者ならそれだけ追い込めるようになったってことだろう。さあ、どっちだ。
逆に、3時間なり、たれずにちゃんと走れる日もある。
まあ、体の仕上がりとしては、たとえば、去年のいまごろよりいいはずという証拠も小さいながらあったりはする。
■タニタ体組織系の表示
一番下のグラフが“Pro Ahlete”の一段目まで伸びている。タニタがどういう基準で判断しているのかわからないので、いまいちあてにならない言えばそのとおりなのだが……それでも、自転車に乗りはじめ、体ができるにつれてこのグラフが伸びてきたことも事実なら(ちなみに、最初は“Beginner”だった)、過去、ここまでグラフが伸びたことは数日しかなかったのにこのところはよく見かけるのも事実。一応、「悪くないはず」の傍証にはなるだろう。
というわけで、もうしばらくCTL 100前後(できれば100台)を保ってTSBが上がってきたときどうなるかを見てみたい。2週間あまりあとにあるグランフォンド軽井沢、今年もアンバサダーとしてスーパーグランフォンドを走る予定なのだが、それがどうなるのか楽しみだ。
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