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2018年1月12日 (金)

ツール・ド・おきなわの反省と今年の目標など

いまさらの感があるほど遅くなったが、去年11月にあったツール・ド・おきなわについて振り返るとともに、今年の目標なんぞをまとめておきたい。

まずは、ツール・ド・おきなわの振り返り。

改めて結果は……3時間26分12秒851の121位/出走363人。もらい落車で8分10秒止まっていたので、実質、3時間18分くらいと去年より速かったと言えば言える。

ちなみに優勝タイムは2時間58分と初の3時間切り。条件がよかったのか、レベルが上がっているのか。気象条件もあるとは思うが、年々タイムが短縮されていることから、レベルがだんだん上がっているのもまちがいないと思う。

もらい落車でまともなレースになっていないのだが、ともかく、データを比較してみよう。

■ツール・ド・おきなわのデータ比較

タイム 平均出力
(W)
 NP 
(W)
平均心拍
(bpm)
消費エネ
ルギー(J)
2015 3時間27分13秒 184.8 223.0 160 2366
2016 3時間20分36秒 167.5 218.6 151 2025
2017 3時間26分13秒
(もらい落車で
8分10秒停止)
191.8 227.1 150 2346

注)平均出力はゼロ値込みの平均。つまり、足を止めている時間が長いと平均が下がる形で算出されている。

もらい落車で記録もへったくれもないことから、足を残すなど考えず、どのくらい力を出しても大丈夫なのか、という走り方をしてみた。言い換えれば、どんどん足を使ってみる、という走りだ。

結果、平均出力もNPも消費エネルギーもかなり増えている。なのに平均心拍だけ下がっている。気温の影響もあるとは思うが(今回は涼しかった)、力がついたという側面もあるのではないだろうか。最後、羽地からの下りと平坦でかなりがんばって踏み続けたが、足がつりそうな気配もなかったし。

ギアはフロント50/34、リア11-28Tだったのだが、記録を見ると、リア28Tは全部で3回、合計20秒ほど使っていた(^^;) 要するに、28Tはいらないってことだ。対してトップ側は、下りでフロント50、リア11では足りないと思う場面が多々あった。ニセコクラシックでも同じことを感じたので、今後、フロントは52/36、リア11-28Tにしようと思う。

トレーニングは、いままでの延長だけでももう一段伸びられそうに思うが、ウェイトトレーニングに力を入れ、ケイデンス低めでパワーを出し続けられるようにしたい。そのほうが心拍に余裕が出るはずで、20分クラスの上りも速くなる可能性があると思う。いまは、ケイデンス上げると心拍がもたない、ケイデンス落とすと脚力がもたない、であり、心拍側を伸ばすのは難しいので脚力側を伸ばそうかと。まあ、その場合、体重が増える可能性もあって、最終的に上りにプラスかどうかわからないところもあるけど。

■年間の目標

目標は、シーズン前半はニセコクラシック、後半はツール・ド・おきなわとする。ヒルクライムレースは、去年より一段減らそうかと。といっても去年、走ったのは富士ヒルだけだし、ほかにエントリーしたのもDNSにした乗鞍だけだったので、今年は全廃しちゃうことになるのかも。(来年、60歳になったらヒルクライムレースも復活しようかな。年齢別のブラケットが60歳以上になるので表彰台を狙ってみようかと^^;)

タイムは、ニセコクラシックが去年より3分短縮の2時間13分。去年時点でだが、自分より上に年上がいないこと、が達成できるタイムだ。

おきなわは……どうしようかな。いや、走るのは走るのだけれど、一度、140kmに浮気してみようかなと迷っている。100kmでシード権取れてないし。どちらにするか、ニセコを走ってから最終的に決断、かな。210kmはエントリー条件が59歳以下なので今年がラストチャンス。ダメ元で走ってみたいけど(計算すると、ぎりぎり完走できるかどうかという感じ)、前半が落車祭りになるのがなんとも心配で……。

昨年も、ツール・ド・おきなわに向けて走り込んだ9月から10月にぐっと強くなったと感じた。やはり、走り込みは大事ということだろう。シーズン前半でニセコクラシックを目標にするなら、できれば3月くらいから、少なくとも4月から5月はなるべく走り込んだほうがいいんだろうなぁ。6月は天候次第になっちゃうし。

……という記事をこのあいだから少しずつ書き進めていたのだが……ゲンさんから、一昨年より去年、去年より今年とだんだん強くなってるねとの連絡をいただいた。Efficiency factor(NP/HR)が毎年0.1ずつくらい上がっているというのだ(私の場合絶対値が1.5くらいなので、0.1ははっきり違う)。つまり、同じNPなら心拍は下がる、同じ心拍なら高いNPが発揮できるという状態になっている、と。おきなわ時だけでなく、全体にそうなっているということは、気象条件の影響ではなく、ちゃんと強くなっているということだろう。

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