ツール・ド・おきなわの反省と今年の目標など
いまさらの感があるほど遅くなったが、去年11月にあったツール・ド・おきなわについて振り返るとともに、今年の目標なんぞをまとめておきたい。
まずは、ツール・ド・おきなわの振り返り。
改めて結果は……3時間26分12秒851の121位/出走363人。もらい落車で8分10秒止まっていたので、実質、3時間18分くらいと去年より速かったと言えば言える。
ちなみに優勝タイムは2時間58分と初の3時間切り。条件がよかったのか、レベルが上がっているのか。気象条件もあるとは思うが、年々タイムが短縮されていることから、レベルがだんだん上がっているのもまちがいないと思う。
もらい落車でまともなレースになっていないのだが、ともかく、データを比較してみよう。
■ツール・ド・おきなわのデータ比較
年 | タイム | 平均出力 (W) |
NP (W) |
平均心拍 (bpm) |
消費エネ ルギー(J) |
---|---|---|---|---|---|
2015 | 3時間27分13秒 | 184.8 | 223.0 | 160 | 2366 |
2016 | 3時間20分36秒 | 167.5 | 218.6 | 151 | 2025 |
2017 | 3時間26分13秒 (もらい落車で 8分10秒停止) |
191.8 | 227.1 | 150 | 2346 |
注)平均出力はゼロ値込みの平均。つまり、足を止めている時間が長いと平均が下がる形で算出されている。
もらい落車で記録もへったくれもないことから、足を残すなど考えず、どのくらい力を出しても大丈夫なのか、という走り方をしてみた。言い換えれば、どんどん足を使ってみる、という走りだ。
結果、平均出力もNPも消費エネルギーもかなり増えている。なのに平均心拍だけ下がっている。気温の影響もあるとは思うが(今回は涼しかった)、力がついたという側面もあるのではないだろうか。最後、羽地からの下りと平坦でかなりがんばって踏み続けたが、足がつりそうな気配もなかったし。
ギアはフロント50/34、リア11-28Tだったのだが、記録を見ると、リア28Tは全部で3回、合計20秒ほど使っていた(^^;) 要するに、28Tはいらないってことだ。対してトップ側は、下りでフロント50、リア11では足りないと思う場面が多々あった。ニセコクラシックでも同じことを感じたので、今後、フロントは52/36、リア11-28Tにしようと思う。
トレーニングは、いままでの延長だけでももう一段伸びられそうに思うが、ウェイトトレーニングに力を入れ、ケイデンス低めでパワーを出し続けられるようにしたい。そのほうが心拍に余裕が出るはずで、20分クラスの上りも速くなる可能性があると思う。いまは、ケイデンス上げると心拍がもたない、ケイデンス落とすと脚力がもたない、であり、心拍側を伸ばすのは難しいので脚力側を伸ばそうかと。まあ、その場合、体重が増える可能性もあって、最終的に上りにプラスかどうかわからないところもあるけど。
■年間の目標
目標は、シーズン前半はニセコクラシック、後半はツール・ド・おきなわとする。ヒルクライムレースは、去年より一段減らそうかと。といっても去年、走ったのは富士ヒルだけだし、ほかにエントリーしたのもDNSにした乗鞍だけだったので、今年は全廃しちゃうことになるのかも。(来年、60歳になったらヒルクライムレースも復活しようかな。年齢別のブラケットが60歳以上になるので表彰台を狙ってみようかと^^;)
タイムは、ニセコクラシックが去年より3分短縮の2時間13分。去年時点でだが、自分より上に年上がいないこと、が達成できるタイムだ。
おきなわは……どうしようかな。いや、走るのは走るのだけれど、一度、140kmに浮気してみようかなと迷っている。100kmでシード権取れてないし。どちらにするか、ニセコを走ってから最終的に決断、かな。210kmはエントリー条件が59歳以下なので今年がラストチャンス。ダメ元で走ってみたいけど(計算すると、ぎりぎり完走できるかどうかという感じ)、前半が落車祭りになるのがなんとも心配で……。
昨年も、ツール・ド・おきなわに向けて走り込んだ9月から10月にぐっと強くなったと感じた。やはり、走り込みは大事ということだろう。シーズン前半でニセコクラシックを目標にするなら、できれば3月くらいから、少なくとも4月から5月はなるべく走り込んだほうがいいんだろうなぁ。6月は天候次第になっちゃうし。
……という記事をこのあいだから少しずつ書き進めていたのだが……ゲンさんから、一昨年より去年、去年より今年とだんだん強くなってるねとの連絡をいただいた。Efficiency factor(NP/HR)が毎年0.1ずつくらい上がっているというのだ(私の場合絶対値が1.5くらいなので、0.1ははっきり違う)。つまり、同じNPなら心拍は下がる、同じ心拍なら高いNPが発揮できるという状態になっている、と。おきなわ時だけでなく、全体にそうなっているということは、気象条件の影響ではなく、ちゃんと強くなっているということだろう。
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