グランフォンド八ヶ岳2017-当日
朝、めざましで4時10分に起床。起きた瞬間、思った。やばい、と。
歯が痛い。ここしばらく怪しいなぁとは思っていたし、それもあって、東京に戻ったらすぐ行けるように歯医者さんに予約も入れてあったのだが……そこまでもたなかったようだ。
朝ご飯を食べはじめると、やばいなんてもんじゃないことを痛感。はい、それはもう、痛いのなんのって。反対側でかんだりいろいろやってみるのだが、どこでかんでも痛い。昨日買った食パンは牛乳で流し込めばなんとかなるけど、ベーコンとかどーすんのよって感じ。
エイドの食べ物とかまともに食べられなかったらリタイヤだなと思いつつ(お守りのエネルギージェル、1本の予定を2本に増やした)、5時40分ごろ自走で出発。寒い。気温零下のはずなんだから当たり前か。でも、昼間は、清里あたりでも20℃の予報だし、今日はもっと下まで下る。厚着していたらオーバーヒートだ。というわけで、昼間用の短いレーパン、アンダー、半袖ジャージ、指切りグローブに、アームウォーマー、ニーウォーマーにレッグウォーマーの重ね履き、オーバーグローブ、防寒キャップ、ウインドブレーカーという格好で走り出す。ダウンジャケットまで真剣に考えたが、荷物になりすぎるのでやめておいた。
■開拓記念碑からの八ヶ岳
眺めがよくなりそうだ。楽しみ。
国道141号線に出たところでサイコンの温度表示を確認すると-1℃。でも、そんなに寒く感じない。季節的に地面がまだ冷えていないからかもしれない。
6時5分ごろ会場着。6時から並び始めるので遅れたかとあせったが、まだ列は短かった。
■前にいるのは100人強?
高原のパン屋さんで買った追加の朝ご飯を食べながらスタートを待つ。パンは、少しずつ口に入れれば食べられないことはない。まともにかめていないので、胃に負担がかかるとは思うけど、今日くらいはなんとかごまかせるかな。
そんなこんなをしていて、ふと後ろをふり返ったら列が長~くなっていた。知り合いが走るはずなので、列の最後尾までチェックしてみたのだけれど……いない。のんびり最後にスタートすればいいとまだ来ていないのか、寝坊しているのか、昨日飲み過ぎて起きれなくなっているのか、わからないけど。
待ってるあいだにどんどん気温があがる。スタート前にここまであがるなら、こんなに着てくる必要、なかったなぁ。レッグウォーマーと防寒キャップはなくてよかった。ま、結果論だけど。
■グランフォンド八ヶ岳2017
コースはこんなもので、前半下り基調で、その分後半は上りばっかりという、距離126km、獲得標高2400mだ。
7時から15人ずつくらい30秒間隔でスタートで私は7時5分。前に120人くらいいる計算かな。
とりあえずの上りは、体を温めるためゆっくりのぼる……なのだけれど、ゆっくりペースよりさらに遅い人がけっこういて、それなりに抜くことに。あんまりゆっくりのぼるのもかえって大変なので。さっそく押しが入ってる人もいたけど、そんなんで走りきれるのか?
まきば公園まで出ると南アルプスが見える。
■まきば公園から南アルプス
はちまき道路、基本的に下りのイメージだったのだけれど、けっこうアップダウンがあり、厚着で走ると暑い(^^;) ここは、下りは抜かず上りで抜く形で走る。抜くとき、変な挙動をされても上りなら対処可能だけど、下りだとどうにもならない可能性があるので。
順調に下り、第1エイドのスパティオ小淵沢には7時50分ごろ到着。古代米せんべいと干し柿ゼリーをもらい、あれこれ脱いでサドルバッグやツール缶に押し込む。ここからは、ニーウォーマーにアームウォーマー、指切りグローブ。
そうそう、昔、八ヶ岳高原サイクリングでご一緒したご夫婦のだんなさんにここで声をかけられた。高根のあたりに別荘をお持ちで、走られてるはずだよな~と思っていたら、案の定だった。
■出ようとしたら長蛇の列
私は列もなくもらえたからもらったけど、古代米せんべいと干し柿ゼリーって、並んでまでもらうほどのものかなぁ。たぶん、このあと列はどんどん長くなるんだよな。エイドをパスしていく人もけっこういるけど、それもわかる。
線路をわたると、すぐ、赤松の林。車で通るとき、いつも、すごいな~、と見ているヤツだ。今日がいつもと違ったのは、赤松の林の途中で左折を指示されたこと。そっか、こっちに入ると、両側赤松になるんだ。視線を前、右、左に1/3くらいずつの脇見運転(^^;)
このあとは小海線沿いを甲斐大泉まであがる。木立の中の道で木漏れ日がきれいだし、アップダウンの連続だしで私にはうれしい道だ。
がっと下って石堂の交差点を右折。ここ、右折車線を指示されたけどいいのかなぁ。
このあとは、小淵沢に行くときいつも通る道。木立の中を走ったかと思えば、両側畑で眺望が利いたりと好きなコース。
■右に八ヶ岳
■左に南アルプス
赤松の林が近くなったあたりで左折し、知らない道で南に下る。
ループ橋があった。ここは係員がたくさん出て減速を指示している。警察も来ている。たしかに、ループ橋の下りって、曲がってるからブレーキかけにくくて、下手だとどんどん加速して曲がれきれなくなったり強くブレーキかけてこけたりしそうだ。ブレーキの当て効きができない人っているらしいし。個人的には、もう二段くらいスピードに乗って走ったほうがジェットコースターみたいで気持ちよさそうだと思ったけど。
ループ橋を抜けると、南アルプスが目の前。ずいぶん南下したな。
谷底を走る国道20号をわたり、少し上ったらエイドだった。寄ろうとしたら、ウォーターステーション。そっか、そういや、ウォーターステーションが2カ所くらい用意されてるって話だったな。水はまだあるからいいやとコースに戻りかけたら、「アイスもあるよ」の一言が……えっ、ともう1回Uターン。ただし、あったのは、アイスコーヒーだった(^^;) (私と同じ誤解をした人がほかにもいた)
飴もどうぞと勧められ、1個口に放り込む。上りで飴はじゃまなので、ふつう、口にしないのだけど、今日は歯痛でカロリー摂取に不安があるので少しでもと思い。
このあとは直線基調の平坦基調。気持ちよく飛ばす。飛ばす。パワー表示は220Wくらい。そういや、パワトレを本格化する前は、こういう直線部分、190Wくらいで走ってたんだよな。残念ながら上りはいまいち強くなれていない気がするのだけれど、総体的には、やはり、強くなっているようだ。
昔、子どもたちを連れて川遊びに何度も来たフレンドパークむかわのそばを通るはずなので知ってる風景はないかとだいぶきょろきょろしたのだが、結局わからずじまいになってしまった。
なんか、あっという間に第2エイド、せせらぎホール駐車場に着く。9時20分くらい。
■ここは武川米のおにぎりとシャトレーゼのアイス
■南アルプスがすぐそこに
南アルプスを眺めながら、おにぎりを少しずつ口にいれ、そっと飲み込む。ほとんど噛めない。今日の私にとっては、アイスがすごくうれしい。ああそうだ、武川米は八ヶ岳滞在中によく買う銘柄で(せっかくだから少しでも地元のものを)、お米としては悪くないと思うんだけど、このおにぎりはイマイチだった。塩気がないのだ。自転車は汗をかくから、塩が利いてるとうれしいんだけどな~。
エイドのチケットも、もう少しどうにかなんないかなぁ。参加者が増え、前の人がたくさん食べて後ろはなにもなかったなんてことがあったらしく、それでチケット制というのは、まあ、仕方ないかなと思う。でも、おにぎりとアイスを一緒に渡されても扱いに困る。カップに入ってるものなら地面に置いちゃうとかできるからまだしもだけど。
だいぶ気温も上がってきたようだし、後半は上りが増えるので(ここまで下ってばっかなんだから当然)、ニーウォーマーとアームウォーマーも外してしまう。自転車のバッグはどれももうぱんぱんなので、これはバックポケットへ。
ほとんど減ってなくて、おにぎりのラップにいったん出した飴をふたたび口に入れてスタート。
ふたたび20号を渡り、日野春から長坂へ。このあたりになると、また、なじみのある地名が多くなる。
じわじわと高度をあげ、長坂駅裏駐車場の第3エイドに9時55分ごろ到着。
■空いてる……
10人もいるかいないかのがら空き。グランフォンド八ヶ岳は参加者が多く、エイドの行列がすごいとよく言われているようだが、前のほうならさすがに空いている。
■ここは草まんじゅうとグレープフルーツ
ほかの参加者も言っていたが、酸味のあるグレープフルーツがとてもおいしい。体が求めてるんだろうな。草まんじゅうも個人的につぼにはまるもの。今回、私にとって一番よかったのはこのエイドかも。
再スタートしてすぐあと、長坂駅裏の住宅街がけっこうな劇坂。短いけど15%はゆうに超えているのではないだろうか。ここ、押して上がる人が多いんだろうな。
このあとはよくわからない道をこまこま走ったりしたのだが、ともかく、先方に八ヶ岳がちらちら見え、それが近づいてくるのが楽しい。
■八ヶ岳が近づいてくる
中央本線、中央道を越えると、石堂からの道の1本下を東へ。この道は信号が多い(もちろんこのあたりにしては、だ)。何回もぎりぎりで信号に引っかかり、ちょっとストレス。
立派な建物が工事中になっていて、なんだろうと思ったら、金田一春彦記念図書館だそうだ。あとでちょっと調べてみたら、寄贈された本がたくさんあるし、金田一春彦ことばの資料館という方言の本を集めたものもあるらしい。今度来てみようかな。
道が南に下り始めると、畑と小山ばかりになる。さっきのストレスを吹っ飛ばそうと思いっきり踏む。爽快。
10時35分ごろ、第4エイドの高根体育館に到着。
■おそばとレタス
レタスはしゃきしゃきしていてかむのが大変。かまずに飲み込める大きさでもないし。しかも、へたなことするとカップからあふれそうになったりするほど盛りよくたっぷり詰め込まれている。さすがに途中で食べるのをあきらめようかとも思ったが、あきらめたらおしまいだと最後まで必死でがんばる(なにと戦ってるんだ?>自分)
■着いたときはガラガラだったが、出るころにはそれなりに人が
人が増えたといってもこのくらいで、エイドに列なんてないんだけど。
このあともしばらく気持ちよく飛ばすが、そのうち街中へ。両側に家がびっしり建ち並んでいるので、スピード抑え気味で走る。気持ちよく飛ばしてはるか後方に置き去りにした人に、街を抜けるころ追いつかれた。
メディオフォンドとの分岐をすぎてしばらくすると、なんかちょこちょこ曲がらされてどっち向きに走っているのかよくわからなくなる。畑の中の直線に入ったところで下り基調であることと、前方に向けて谷が広がっていることから、南に下っているらしいとわかる。そういや、須玉ICのほうまで下るんだったな。
畑の中の直線は気持ちよくぶっとばす。なにせだだっ広いところに道がまっすぐ通っているのだ。この道が終わったところでふり返ったら、ごちゃごちゃ曲がってるあたりを一緒に走っていた人ははるかかなただった(^^;)
さらにもう少し下り、須玉ICの裏手で左折して少し走ると、本格的な上りになる。5~6%だから別にきつくはないが、ず~っと上り。暑い。ジャージの前ジッパーを2/3くらい開けて走る。
サイコンの表面に汗だまりができたころ、第5エイドの明野に到着。11時25分くらい。
■オレンジと明野名物金時芋のパイ
がら空きなので、エイドの人たちとなんだかんだ談笑しつつ、オレンジとパイをゆっくり食べる。
このあとしばらくは森の中のアップダウン。やっぱり変化のあるコースはいいなぁ。
増富ラジウムラインに出たら左折。トンネルへの道をすぎ、下側から回り込んで清里へ向かう。だんだんと勾配がきつくなる道をしばらく走ると第6エイドのおいしい学校。12時すぎに到着。
■提供品は菓子パンとリンゴ
菓子パンは6~7種類あったかな。パン好きとしては、全部とは言わずとも、三つ四つは欲しかったなぁ。でもひとつのみということで、明野メープルを選択。
リンゴも一切れいただいて、いよいよ、海岸寺の上りへ。10%前後かなぁ、かなりの勾配が3kmに渡ってつづくグランフォンド八ヶ岳一番の難所である。
グランフォンドの参加者で先頭付近を走ってる人なら問題なく直登できるはずなのだけれど、メディオフォンドとかグランフォンドでもあきらめてショートカットして来た人とかだと苦しいだろう。ぱらぱらといる人のうち、けっこうな割合がふらついていたり、道幅一杯に蛇行しながら上っていたりする。
私はと言えば、さすがにフルパワーはきつい感じがするが、230~240Wは楽に出るし、ダンシングにも狂いがない(疲れてくるとぎくしゃくする。もっと疲れるとできなくなる)。というわけで、かなりの人数を抜いて順調にクリア。まだまだ登れると思いつつ、ピークに到着した。
登り切ったところには小さなテントが張ってあって、ウォーターステーションになっていた。せっかくなので、水と梅干しをもらう。塩気のあるすっぱい梅がおいしい。
このあと、しばらく楽な道を走ったら第7エイドのJA梨北清里出張所に到着。12時35分くらいかな。
■第7エイド
エイドの看板に段ボールの板が追加されていて、そちらにでっかく「花豆とうもろこし」と書かれていたのだけれど、花豆は見た瞬間に頭に入ったが、その下はなんと書いてあるのかわからない。そっちに目を取られ、エイドだと気づかずに通りすぎそうになった(^^;)
とうもろこしのところでは
「おいしそうなヤツをどうぞ」
「どのあたりがおいしいとかあるんですか」
「根っこの太いほうがおいしいですね」
ということで、根っこ側のやつをいただく。果物なんかはへたと反対の下側になる部分がおいしいってよく言われるけど、とうもろこしは根っこらしい。実が立つから、やっぱり下側がおいしいということかもしれない。
「このあたりの名物ですよね~」と言いつつ、花豆をいただいていたら、「よかったらもうひとついかがですか?」と声がかかる。「いや、まあ、いただけるものならいただいちゃいますけど……いいんですか?」と聞き返したら、「いま、パスしていった人の分ってことで」と笑顔で勧められたので、ありがたくいただく。
海岸寺の上りで追いこした人に「上り、速いですね~」と言われた。そう言われて悪い気はしないけど、うーん、そうなのかなぁ。遅くはないと思うが、速いかと言われると……身の回りに速い人が多くて、いまいち、そういう気がしない。ヒルクラのレースは年代別でも表彰台に上がれないし、ツール・ド・おきなわやニセコクラシックでも課題は上りだし。
ここからはまた上り。というか、ここから最後まで上りが続く。
途中、第8エイド丘の公園に寄る。13時ごろ着。休憩という意味では不要だと思うのだけれど、別にタイムを縮める必要もないし、ここまでエイドを全制覇してきたのだから最後をパスする手はない。提供品にソフトクリームがあるとなればなおさらだ。
■ソフトクリームときゅうり&みそ
この組み合わせは、正直どうかと思うが(^^;)、おいしいのはどちらもおいしかった。特にソフトクリームはいい。このあたりは、どこで食べてもソフトクリームがおいしい。牛乳がおいしいからだろうな。だって、スーパーで安く売られてる牛乳からして東京のものとは比べものにならないくらいおいしいんだもん。
このあとはもう一息でゴールだ。上りはじめた直後、SY-Nakジャージの人を抜く。第8エイドのちょっと前で抜いたから、この人、エイドはパスしたんだ、ソフトクリーム、おいしいのにと思いつつ、また、抜く。そういえば、これで、今日、この人を抜くのは3回目くらい? で、エイドでみかけた記憶がないってことは、エイドをほとんどパスしてるのかな。こういうイベントの楽しみ方は人それぞれだからいいんだけど、エイドも大きな楽しみとしている私みたいなのからすると、なんかもったいないような気がしてしまう(^^;)
ゴールに向けた最後はけっこうな坂道。それなりの距離があるが、ダンシングで駆け上がる。この時点でも、まだ、しっかり踏んでダンシングができる。まだまだ足は余裕のようだ。
■13時15分ごろゴール
計測用チップを外してもらってから、完走証を受け取り、最後の豚汁&おにぎりをもらう。
■豚汁がおいしかった
かかった時間は、6時間11分9秒。最初のはちまき道路とかループ橋とか、勝手に走らせてもらえれば6時間切れたと思うけど、そのあたりはあくまでロングライドのイベントであってレースではないので仕方ない。
298 TSSでNPは190W。ペダリングパワーの平均は207Wと200Wを超えている。ロングライドのイベントとしてはいいペースだったようだ。平均ペダリング効率が44.3%と低いのは、長時間になるとペダリングが乱れるということか。ダンシング率3.3%も、下りや平坦がけっこう長かったことを考えると、私としては悪くないかな。もうちょい多くてもよさそうだけど。左右バランスが48.6:51.4というのはいいな。
完走証の上に載ってるバッジは、人によって色が違うのだそうだ。第2エイドと第5エイドの時間が掲載されてる人は金とのこと。ここの時間がない人はショートカットしたとみなされるわけね。そのあたりを知らずにエイドをパスしちゃった人とかいないのか、ちょっと心配になるシステムではある。
このあと、もともとは、参加者限定サービスの「まきばレストラン 名物ジャンボバーガーを半額で提供」に行こうと思っていた。「清里ジャンボハンバーガー1960円」が半額になるのだと思う。レストランメニューだから15時くらいには入るべきなんだけど、ゴールが13時ちょいなんだから時間的には余裕。でも、この歯ではなにを食べても苦労ばっかりでおいしくない。というわけで、あきらめることに(T_T) 次回参加することがあったら、ぜひ、行きたいな。
天気が下り坂なのか、日が陰ってきて肌寒い。ゆっくりしていてもなんにもならないので、ニーウォーマーとアームウォーマーを身につけ、野辺山に向けて走りはじめる。国道はなるべく避け、脇道を選んで。
■脇道をのんびり走る
脇道を抜けると最高地点。先日来、パンクが続いたりライトが壊れたりといろいろあったので、知り合いにすすめられたこの鉄道神社にお参りしていく。
■鉄道神社
車輪つながりということで(^^;)
野辺山からはトレーニングでもよく走る道を戻るのだが、体に力が入らない。結局、最後まで180W前後のエンデュランスペースになってしまった。まだまだ足は余裕だと思ったのにな。こんなだらだら走るんだったら、車で行ってイベントだけ出し切りのつもりで走ったほうがよかったな。
■感想
朝一、出るときが寒かったので防寒着をたくさん着こんで出たが、もっと少なくてよかった。というか、最後も考えると、車で行ってしまうのが正解だった。そうすれば、あんまり厚着せずにスタートしてもよかったし、最後もだらだら走らなくてよかったのだから。
エイドが混みすぎとかあんまりよくない評価を漏れ聞いていたが、列の前のほうに並んでそのあともがんがん抜きまくり、全体の先頭近くで走っていたので、そのあたりは特に気にならなかった。エイドの充実度は……まあ、このくらいなら悪くないのだろう(上を見れば切りがないので)。天乃屋の古代米せんべいとか、どうしてここに出てくるのかよくわからないものもあったけど(天乃屋って、多摩のあの天乃屋だと思うんだけど)。
コースは、ところどころ、街中でスピードダウンしたほうがいいところとか、飛ばしたら気持ちよさそうなのにスピードダウンを指示されるところとかあったけど、これも、イベントとしてやるなら仕方ないだろう。今回は天気がよかったこともあり、八ヶ岳と南アルプスの眺めがすばらしくて、それで多少のマイナスはぜんぶ吹っ飛んだと思う。
私にとっては、移動の時間があんまりかからないというメリットもあるので、機会があればまた走ろうかなと思うものだった。来年は第10回の記念大会らしいが、なにか特別な趣向でもあるのだろうか。
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