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2017年6月24日 (土)

PCG Japanの南部博昭さんと大垂水峠×4本

Peaks Coaching Group - Japanのトレーナー、南部博昭さんが「いろんなパターンで大垂水峠×4本やります。pwr 4.0~4.5。一緒にいく人いますか?」という呼びかけをしてくださったので、一も二もなく手を挙げた。パワーウエイトレシオで私のFTPはほぼ4.0、大垂水峠なら10分くらいだから、pwr4.5でも付き位置ならなんとかついていける可能性がある。

8時高尾駅前集合とのことで、6時40分に走りはじめ。踏んでる時間の平均が200W超えとウォーミングアップにはちょいきついペースで7時50分といいタイミンクで集合場所に到着。最終的に、参加者は3人。もうひとりは、ヒルクライムレースメインの平岩さん。富士ヒル72分台と余裕でシルバーという方(私もそのくらい上れたらいいんだけど……)。

■南部さんと平岩さん

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大垂水峠のメニューは以下のとおり。信号から峠までなので時間は10分弱。ただし、後半は信号に交通整理が出て渋滞したので少し上からスタートになっている。

  • 一定ペース
  • SSTクリスクロス
  • AC 30秒、レスト10秒を3回くり返したあとLT
  • テンポからランプアップ

ペースメーカーの南部さんを先頭に、平岩さん、私の順でスタート。富士ヒルからしばらく休んでいたと言われても、上りはどう見ても平岩さんのほうが強いはずなので順当な順番。

1本目はウォーミングアップの仕上げ……ということだったのだけれど、平均270Wで9分30秒。私にとっては、ほとんど全開のペース。

戻って2本目。クリスクロスでペースが上がったとき、平岩さんが切れかげんになってから追いつく形になったので、半ばでパスして南部さんにびっちり張り付く。南部さんのギアに注意を払い、斜度が緩んだわけでないのにシフトアップしたらこちらもシフトアップして同時にペースアップ。初体験だったけど、レースの上りでペースアップうんぬんのいいシミュレーションになったと思う。南部さん、最後は下ハン持って腰を上げ、ラストスパート。私もブラケットのままダンシングで出し切る。記録を見ると、ラスト20秒、平均で450Wくらい出ていた。平均281W、9分ちょうど。当然ながら、峠を越えたら死んだ。Uターンするのに止まって足をついたら、体を支えられずにこけるかと思った(--;)

3本目は序盤位置争いのシミュレーション。走りから、平岩さんは、パワーの上げ下げをふだんあまりやられていないのかなと思ったので、僭越ながら2番手に入らせていただいてスタート。南部さんにびったり張り付いたままAC 30秒、レスト10秒をくり返す。こういう短時間はわりと得意らしいので、この部分自体はそれほどきつくない。でも、まちがいなく酸素負債を抱えたわけで、そのあとのつらいこと。5分くらいから顔を上げられなくなり、7分くらいで轟沈。中切れ気味になったところをすかさず平岩さんがパスし、おふたりは先に進んでいくが、私はどんどん力が出なくなる。1分くらい220Wで休んだあと、振り絞って峠越え。平均277W、9分10秒。記録を見るとラストスパート30秒は400Wくらい出ているので、中切れで心が折れた結果であって、がんばれれば休まずなんとかなったのかもしれない。

4本目、どうしましょうね~と言いつつ、しっかり、テンポからランプアップ。3本目で轟沈したので、私は、また3番手に下がってスタート。いいかげんきついのだが、ランプアップなのでなんとなくがんばってしまう。最後、南部さんが、また、下ハン持ってラストスパートしたが、その位置からスパートして最後まで走れるほどの足は残っておらず、あきらめて見送る。そして、このくらいの距離ならとラストスパートに入ろうとしたら、後ろから車が数台来てしまい、結局、ラストスパートはなし(私の前を走る平岩さんは最後までたんたんと)。平均245W、9分54秒。

それにしても、やはり、自分よりちょっと速い人と一緒に走ると力が出る。ペースを作るのがPCGトレーナーの南部さんということで、ただ走るのではなく、いろんなパターンで走れたのもよかった。いい練習になった~。なんか、すんごい得をした気がする。(というか、実質、プロにタダで指導してもらったわけで、これが得でなくてなにが得かって話だろう)

そのあとは、南部さんに付近を少し案内してもらう。とりあえずは道志道方面へ。おしゃべりしながら走りましょう~という話だったのだけれど、上りはLTだったりしてなにげにきつい。道志道は下り基調。平岩さんが車間を大きく開けられるので(ヒルクライムの下りならこういう走りになるのが当たり前)、途中でパスし、南部さんに張り付いて下り走行のシミュレーションをさせてもらう。攻める走りだと曲がることに注意を集中することになるが、南部さんはわりとのんびりペースで降りておられる。なので、車間を詰めて下るというあんまりできていない練習ができる。

道志道の一番下あたり、短い上り返しに入ろうとしたあたりで南部さんが下ハンを持つ。これは来るなと思ったので、南部さんとほぼ同じタイミングで腰を上げ、全力で踏み、20秒ほど坂を駆け上がる。記録を見たら、600~800Wくらい出ていた。

津久井湖脇を通ったあと、初めての道へ。なんでも、なかなかにいい周回コースがあるとのことで、案内してもらうことになっているのだ。道が新しくなっていてよ~わからんという話もあったが、ようやく、ああ、ここだここだと左折。急勾配で下り始めてふと後ろを見ると、平岩さんがいない。え? ここまでの上りで切れた? 上りは私が一番弱いと思い込んでいたので、それは想定していなかった。急いで南部さんに追いつき、平岩さんがはぐれたらしいことを伝える。ふたりで曲がり角まで戻り、少し待ってみるが平岩さんの姿はない。我々が戻るまでに通り過ぎて先に行ってしまったか。電話もしてみたがつながらない。

ともかく、次の目的地、パンパティに向かう。

すごい人気店で、店の外まで列ができている。私は、おすすめというカレーパンのほか、クリームパン、塩だれバーガー、よもぎあんパンの四つ(^^;)に牛乳。これで1000円弱と良心的な値段設定だった。のんびりできるゼブラコーヒーもいいけど、こっちも、あれこれしっかり食べられて満足感が高い。

パンを食べ始めたあたりで平岩さんと連絡がついた。やはりさっきのところではぐれたらしい。かなり先まで行ってしまわれたらしく、今日はそのままお別れということになった。

パンパティでは、PCGにおけるコーチングの話などをいろいろと聞かせていただいた。

パンパティ後、少しだけ南部さんと一緒に走ってお別れ。

私は、そのあと、尾根幹でダンシング練習をしながら帰る。上りは基本的にずっとダンシングをするわけだ。なにせ下手なので。例の長峰二丁目から杜の一番街北までは、一応、全力。これだけ走ったあとではへろへろだろうなと思ったのだが、結果は677Wと過去最高レベル。あらら、どうなってるんだろう。

今日の走行は、最終的に、走行時間6時間42分、333 TSSとかなりのものになった。ま、明日は雨で走れそうにないから、明日の分まで今日走ったということで。

それにしても……夜になって、いま、思うこと……腹筋痛い……。

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