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2017年5月

2017年5月19日 (金)

スーパーグランフォンド軽井沢2017の後遺症

いや、まあ、「後遺症」というほどなにかひどいことがあったわけではないのだけれど……

もちろん、疲れは残った。TSSが400近くに達したわけで、月曜日1日休んだくらいで疲れが抜けるはずもない。火曜日のトレーニングメニューはVO2max 8分×3本だったのだけれど……ぜんぜんだめ。ゾーン下限で1分ほど踏み、心拍が140bpmにも達しないうちからしんどくて倒れそうになってしまった。

8分なんてとてももたないので、早々にあきらめ、エンデュランスから4分ごとに15Wずつランプアップしていくことにした。トレーナーのゲンさんから、以前、高強度が踏めない日もランプアップなら体が順応してそれなりにできる可能性があるのでそちらに切り替えたらいいと言われていたからだ。実際、最後はFTPちょうどくらいまで十分に踏むことができたし、心拍も160bpm近くまで上がったが特につらいとは思わなかった。不思議なものだ。

翌日は、FTPあるいはFTPプラスアルファまでランプアップ、ランプダウンをくり返すメニュー。ウォーミングアップ、クールダウンを含めると2時間近く、約120 TSSというきついもの。でも、これは死にそうになりつつもクリアできた。日曜時にあれだけ走って水曜日にこのメニューが完遂できたのは大きな自信になると思う。ちなみに、ゲンさんからは、「疲れが残っていたらイージーライドに切り替えてもいいからね」と言われていた。

と言いつつ、木曜日のエンデュランス走はへろへろ。尾根幹にでかけたのだが、上りもあまり出力があがらない、上りきったら足が止まるとどうにもならない。長峰二丁目信号から杜の一番街北信号までの全力も595Wと600Wに届かず。水曜日に出し切りとなってしまい、足が残っていない感じだ。

ま、疲れが残るのは想定内というか、当たり前のことだ。

一番の後遺症は、トイレ、かな。ちょっとなんな話だが、日曜日の夕方から月曜日の午前中くらいでずいぶんな回数、トイレに行くはめになったのだ。たぶん、スマートコーチングの千葉合宿で何回も注意された「あごとその結果としての腹筋」が今回きちんとできた結果、お腹が耐えられなかったのではないかと。The PEAKS時はあごが出て腹筋が緩み、足だけで踏み込んでいたからあれだけ走っても大丈夫だったが、今回は腹筋が入って体幹から踏むようになっていたため、その分、お腹に負担がかかったというか。たぶん、方向性としてはいいことで、あとはもっと体を慣らすというか鍛えるというかしていけばいいんだと思う。

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2017年5月14日 (日)

スーパーグランフォンド軽井沢2017-当日

4時起床。同じホテルだったアンバサダー4人で一緒に朝ご飯。お弁当と昨日夜のスタッフ会合の残り物だ。お弁当だけではとても足りないので残り物があったのはラッキーである。

昨日の雨は上がったようだが、予報では出走の6時が10℃、帰着予定の午後2時ごろが19℃と気温は低め。夏ジャージにウォーマー類を装備して走る感じか。あと、下りはウインドブレーカー必須だろう。ウォーマー類を忘れたという方がおられたので、まちがって余分に持ってきたアームウォーマーとニーウォーマーをお貸しする。なしでは死にそうだ。

去年のリベンジってことで、今回のスーパーグランフォンド軽井沢にはけっこう重きを置いてきた。といっても、それまでに体をできるだけ絞ることと直前にトレーニングをしすぎないことくらいしかできないんだけど。

ともかく、体脂肪率は8%強まで落ちた。一応、シーズン中の体までもってこれた感じ。ぎりぎりまにあったと言える。ちなみに、The PEAKSラウンド3時は10%弱と若干でぶってた。体重は、シーズンオフの68kgから66kgくらいまでしか落ちてない。もうあと1~2kg落ちるといいんだけど、体脂肪率が落ちても体重が落ちないということは、これ以上落とすのは難しいのだろう。

ちなみに、CTLは75、TSBは9.5。体感的には、今年1月ごろに近い調子のよさを感じている。

中川さんに「だいぶ仕上げてこられましたね」と言われたが、私はベストな状態でなければとてもついていけないのが明らかなので、これはもう、必要というか、走るのであれば少なくともこのくらいはしてこないとって感じだ。実業団で走っている人たちが中心で(なかにはプロレースに参戦している人も……)、そこまでしていないのは私ともうひとりだけだし、年齢も、どう見ても私ひとりが年寄りなので。

5時ごろ会場着。最終準備をして、サポートカーに預ける荷物を入れたバックパックと自転車をスタート位置へ持っていく。

ボトルは1本、パンク修理などの工具類は預け荷物とぎりぎりまで軽量化。ホイールだけは、レース用のチューブラーではなく、100gくらい重くなるが8823のトレーニングなどで使っている軽量クリンチャーにした。寒い地域で路面の荒れているところが少なくないので、23Cのチューブラーより25Cのクリンチャーを選んだのだ。

■グランフォンドスタート待ちの列

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テントではアイドルグループが歌っている。「そういう仕事とは言え、朝早くからテンション高いなぁ」とつぶやいている人がいたが、たしかにそのとおり。まあ、仕事というのは、どれもなかなかに大変なものだ。

以前、Giro de HOTAKAで同宿となった女性がみつけて声をかけてくれた。不安いっぱいのなか、声をかけてもらえるのはとてもうれしい。

■開会式では中川さんが壇上、残りのアンバサダーは壇の前に整列

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■スーパーグランフォンド軽井沢のアンバサダーが最初にスタート

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霧雨に近い状態。まあ、天候は回復していく予報だから、ね。

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2017年5月13日 (土)

スーパーグランフォンド軽井沢2017-前日

この週末はスーパーグランフォンド軽井沢。距離175km、獲得標高3900mほどで、距離と獲得標高だけを見ればThe PEAKSのほうが厳しい。つまり、自分のペースで走っているかぎり、特に問題なく完走できるはず……なのだが、ここに大きな問題がある。大会アンバサダーがパックで走るので、遅れちゃいけないのだ。しかも、大会アンバサダーのなかで一番弱いのは私。実は去年もトライし、最初の白糸ハイランドウェイで遅れたあげく、交通規制がかかっていたハイランドウェイに入ってきた地元の車にすぐ前で止まられて接触・落車。早々にリタイアとなった経緯がある。

実は、今年、この日はいろいろなイベントが重なってしまった(↓)。

  • クロモリロードレース(唯一表彰台に乗れているレースで、毎年楽しみにしている)
  • スーパーグランフォンド軽井沢(去年、交通規制中の道路に入ってきた車に接触して落車し、早々にリタイヤ)
  • なるしまの2日にわたる蓼科ロングライド(去年エントリーしていたけどSGF軽井沢のけがで泣く泣くDNS)

スーパーグランフォンド軽井沢は私より力のある人たちばかりであり、迷惑をかけてもなんなので遠慮しようかと思っていたのだけれど、なんだかんだで考えが二転三転四転五転し、結局、今年もアンバサダーの末席に加えていただくという選択をした。やっぱり、去年のことが大きな心残りになっているもので。

とはいえ、ある意味、今年のイベントで一番不安なのがこのSGF軽井沢であることもたしか。去年に比べればずいぶん力がついたと実感はしているものの、ホントについていけるのか。去年、アンバサダーが走ったくらいの時間があれば走りきれる自信はあるけれど、序盤のハイペースについていけるかどうかが最大の課題。

前日の土曜日16時に大会本部で顔合わせ&打ち合わせ。

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