The PEAKSラウンド3サウスルート下見――最後がやばい件
せっかく伊豆に来ているのだから、3週間後にせまったThe PEAKSラウンド3のコースを試走しようと土曜日は熱海泊。
The PEAKSラウンド3は熱海の山を登ったり下りたり、走行距離163km、獲得標高4,841mを11時間以内で走るというもの。イベントなのにコース案内なし、ミスコースするとクリアが難しくなるなど、いろいろとやばいイベントである。
もともとは土曜日にサウスルート、日曜日にノースルートを試走するつもりだったのだが、土曜日は天候が悪くて断念。さらに、日曜も、ノースルートは昨日の雪がどうなっているのか心配だし、知り合いからサウスルートはミスコースの危険が高いので下見しておいたほうがいいと言われていたしで、サウスルートを走ってみることにした。
■天気はもちそうだ
ところが……ルートラボのコースデータを入れたガーミンを忘れてくるというていたらく。土曜日の初戦で頭がいっぱいだったのだろう。仕方がないので、あちこちで止まってはスマホでコースを確認しつつ走る。
途中、曲がるところを確認していたら、二人組が抜いていった。こんなところを走る物好きなんてそういないだろう、The PEAKSの参加者じゃないかと後を追うと、やはりそうだった。三島にお住まいとのことで、今日が2回目の試走とのこと。亀石峠に向けた山道をずっとご一緒させていただき、いろいろとお話しすることができた。片方の方は、なんと、1週間前だか2週間前だかに、MTBのレースで肋骨を折られたとのこと。そら、The PEAKS時点でまだくっついてないんじゃ……
全部は走らないというお二人と亀石峠で分かれ、私は海の近くまで下り、7/11前の横断歩道でUターンをして上り返す。けっこう下ったので上り返しがつらいかと思ったら、30分くらいなもの。修善寺CSC近くの7/11で曲がってから山伏峠もたんたんとクリア。うん、やっぱり、サウスルートは一つひとつの上りが短い。
やばかったのは、そのあと、海岸線を少し走ったあと、ほぼ川沿いを直登していく道。右側に老人ホームの大きな建物が見えるあたりから、斜度表示がどんどん上がっていく。サイコンが壊れたんじゃないかと思うほど。10%(このくらいは普通だよね)、12%(おお、けっこう傾いてるんだ)、15%(おひおひ、ここに来てこれかよ)、18%(……)、20%(……--;)、22%(はぁ?)。
戻ってからルートラボで確認したところ、平均斜度15%が800mほど続いている。
道がループしているあたりまで上り、斜度が緩んで楽になったぁと思っても、10%は超えてたりとか。
私はノースルートからサウスに回るスタート。ということは、10時間、4000mも上ったあとにここを上るわけ? 今日はサウスルートのみだったし、わりとのんびり気味に走っていたから(上りながらおしゃべりができるペース)それほど疲れてもおらず、どうということもなく直登したけど……ここ、本番は直登でクリアできるんだろうか。坂は蛇行しない、押さないがモットーなんだけど、このモットーを守れるかどうかが試されそうだ。
ちなみにサウスルートにかかった時間は3時間25分だった。規定時間の15%減。ノースルートをどのくらいで走れるのかよくわからないが、同じくらいの割合で走れるとすれば1.5時間以上余裕があり、スタートが遅い分を差し引いても1時間くらいが残る。大きなミスをしなければ完走の心配はいらないと思うが、それほど余裕があるわけでもないという感じだ。
| 固定リンク
「自転車-ロングライドイベント」カテゴリの記事
- 木曽おんたけグランフォンド2024――本番(2024.07.28)
- 木曽おんたけグランフォンド2024――前日(2024.07.27)
- 大周回旅行(3日目)The PEAKS R15@石鎚山(2024.05.26)
- 大周回旅行(2日目)琵琶湖~石鎚山(2024.05.25)
- The PEAKS R15@石鎚山をメインとした大周回旅行の計画(2024.05.23)
コメント