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2017年2月24日 (金)

固いペダルの外し方

オーバーホールされて戻ってきたRL8、ペダルをいじろうと思ったら外れない。オーバーホールしたとき、息子さんのほうがペダルをつけたのだけれど、これがいかにも力がありそうな人で、ちょっと固くなりすぎたのかもしれない。

それでも、左ペダルは、なんとか外すことができた。六角レンチが曲がるんじゃないかと心配したけど。(Lookのペダルは付け外しに六角レンチを使う)

そのあと、右側を何度もトライするのだがどうしても外れない。そもそも右側はチェーンリングがあってやりにくいというのもある。空間に余裕がなく、力も入れにくいし、変な位置で力を入れると、緩んだ瞬間、チェーンリングでざっくりやりそうなのだ(けが防止にはチェーンリングになにかかぶせておく)。浸透潤滑剤をふってしばらく置いたりもしてみたが、状況は改善しない。

六角レンチそのままで無理なら、普通は、パイプなどで延長し、テコの原理で回してやる。なのだが、適当なパイプがない。手元にあるのはアルミパイプで、力を加えたら曲がってしまいそうだ(一応やってみた)。鉄あたりの細いパイプを買ってくるか、手元にあるほかのものでなんとかするか。

いずれにせよ、すぐにどうこうできそうにない。というわけで一晩寝て、何種類かやり方を考えてみた。

  • パイプで六角レンチを延長……テコの原理を活用
  • インパクトドリルで回す……六角レンチをくり返し叩いて緩めるようなもの
  • ペンチで六角レンチに強い力をかける……ペンチ部分にテコの原理が働く

インパクトドリルはドリルのチャックに入る形の六角レンチが必要だが、手元にない。というわけで、3番目のペンチをトライすることにした。

ペンチでクランクと六角レンチを挟むようにして回そうというのだから、普通のペンチではアゴが小さくて役に立たない。アゴが開くペンチというなら、やはり、ウォーターポンププライヤーだろう。クランクの傷防止には薄いゴム板を挟めばいい(布地ではおそらく傷がつく)。

■こんな感じでペンチを使う

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写真右下に写っているのは、傷防止に巻こうと思ったゴム板。ウォーターポンププライヤーが挟む部分にプラスチックが組み込まれているものだったので、このゴム板は使う必要がなかったが。

六角レンチ側は、端をウォーターポンププライヤーでくわえるようにする。軸部分だと滑ってしまうからだ。

これで取っ手側の先端付近を両手で絞る。絞る。短い六角レンチがたわむほど力をかけると、ようやく回った。ほっ。

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