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2017年2月22日 (水)

福田昌弘さん(ハムスタースピン)のセミナー

先週金曜日(2/17)、ハムスタースピン福田昌弘さんのセミナーを受講してきた。心覚えをかねて詳しくまとめたいのだが、仕事がシュラバっていて時間がないので、要点だけごく簡単にまとめるにとどめる。

FUNRiDE トレーニングキャンプVOL.8【ハムスタースピン アセスメント&トレーニング】

■ハムスタースピンの福田昌弘さん

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体の基本的な使い方のセミナーで、自転車を持っていく必要がない。

■まずは立ち姿勢の確認

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首が前気味なのは骨格なので仕方ないとして……印象として腹が出気味。体脂肪率からして腹が出ているはずがなく、要するに、腰をそらせた立ち姿勢になっているもの。一番上の写真に写る福田昌弘さんの立ち姿勢と比べるとそのあたりがよくわかる。

すごく乱暴にまとめてしまうと、こういう姿勢が自転車に乗るときいろいろと悪さをしているので、体の使い方を変えて(体に正しい癖をつけて)修正しましょうという話だった。

体の現状と修正結果を確認するための動きはいろいろとあるらしいが、この日は、基本というスクワットをピックアップ。

■スクワット

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まずはなにも考えずにやってみて、どこがどういう順番で動くのかなどを観察。その後、呼吸法や筋肉に力を入れていく順番などを、さまざまな形で体に覚えさせていく。

まあ、動きを10回やそこらくり返しただけで恒久的な修正などできるはずもないが、少なくとも、10回くせを付けた直後ははっきりと変化を感じる。これをなんどもくり返し、体に覚えさせていくことが必要なのだろう。

■呼吸法

呼吸は「背中にも吸う」こと、だそうだ。これは、去年12月の実走セミナー(「FUNRiDEトレーニングキャンプ」)でも立ち話で聞いたことなのだが、今回、その入門編を聞くことができたわけだ。

私にとっては、これはかなり大きな収穫だったと思う。

このあと、自転車に乗るとき、背中に息を吸うようにすると、お尻から腰、背中にかけての形がぴたっと決まるのだ。いままで、背中は丸めない、反らさないと思いつつも、実際、できているのかいないのかがよくわからなかったし、それこそ実走中には確認する術もなかった(ローラー台なら鏡を使うとか動画を撮るとかで確認可能)。それが、背中に息を吸うだけで決まるのだ。背中が丸まっていたり腰が反っていたりすると、背中に息が吸えない、逆に、背中に息が吸えるということはお尻から腰、背中にかけてがほぼまっすぐになっている。

実走時、この姿勢で走ってみたところ、上体が調子がいいときの形になってすごく走りやすかった。

■懇親会

この日は福田さんの誕生日なのだそうで、そのお祝いも兼ねて、セミナー後に懇親会があった。参加者が10人ほどと少ないし、懇親会もあるしで、とてもおいしいセミナーである。参加人数がぜんぜん伸びなかったらしく、「こんなセミナー、来るのは自転車屋さんと物好きだけ」みたいな言葉が飛び出すくらい少人数になってしまったが、もったいない話だと思う。参加した方にとっては、人数は少なければ少ないほどありがたいわけだが。

それはともかく。

■懇親会中もあれこれ説明してくれる福田さん

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我々はこっちで飲み食いしつつ質問、福田さんはずっと立ったまま、説明に実演にと忙しい状態。

せっかくなので、遠慮なく、いろいろと質問をさせていただいた。ペダルの踏み方とか、「そこに着目すること自体がまちがい。そっちはあくまで結果」みたいな回答が多く、目からうろこを何枚もはがしていただいた。

■誕生日のケーキ~

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