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2016年12月25日 (日)

販売店の年忘れラン

8823練は先週で終わったので、最後の日曜日は販売店の年忘れランに参加。この週末は土曜日が4時間、日曜日が3時間のエンデュランス・ランだったのだが(合計TSS 350くらいか)、土曜日が健康診断で自転車に乗れずじまい。その分、がっつり走りたいところなのだが、たぶん、もうちょっとゆっくりペースになるだろう。

集まったのは7人。朝7時すぎにスタート。宮ヶ瀬湖とオギノパンが目的地とのこと。1列に並んで野猿街道を走っていく……のだが、遅い。巡航速度が20km台後半。ひとりで普通巡航が35kmくらいというのに、グループで楽をしつつ20km台後半というのは楽すぎる。心拍100前後、NP 115Wとエンデュランスどころかリカバリー・ランでももう少し飛ばすぞというペースで、1時間のTSSが20。心肺への負荷もないに等しいレベルだろう。まあ、足がそんなにない人も参加しているし、これはこれで仕方ないかな。

そう思っていたのだが、最初のコンビニ休憩で転機が訪れた。「井口さんもアウタートップ縛りにしたらどうです? 私は、今日、アウタートップ縛りで走ってます」と声をかけられたのだ。たしかに、いつもと違うことをしてみるいい機会かもしれない。

(このコンビニ休憩で、若者から「今日の巡航、速くなかったですか?」との声が上がったときは、マジで返答に窮してしまった。いや、君、私よりヒルクライム速いじゃん。いくら、私は平坦やゆるい下りが得意みたいだし、ホイールが、彼は決戦仕様の軽いローハイトアルミ、私はトレーニング用ということで前38mm、後ろ50mmのディープ系カーボンだったとはいっても、そこまで違うことはないんじゃないかと)

というわけで、ここからはアウタートップ縛りで走ることに。ゆっくり回すことになるので、どこにどう力を入れているのかなどに注意を払いつつペダリング。軽いペダルを回しているとなにをどうやってもそれなりに回せてしまうが、ここまで重いと力の入れ方であちこちに大きな影響が出る。特に大きく感じたのが、いつ、どちら向きに力をかける意識を中心にするのか、だった。重いこともあり、ついつい、踏みつけたくなるのだが、これはけっこうきつい。対して、足を引きあげることのみを意識し、踏み足は引き足の反作用みたいな感じで動くに任せるとするとあちこちの無理が減って自然な感じになる。って、これ、先日、スマートコーチングで安藤さんに教えられたペダリングじゃん。あのときは、メトロノームの音に合わせて足を引きあげろ、という話で、うまくできたときはすごく頼りないペダリングになった。あの感じそのものというか、回転がゆっくりしている分、違いがもっとはっきりわかるという感じ。

ちなみに、アウタートップ縛りは、宮ヶ瀬湖からオギノパンに向かう上り坂の最大斜度15%でペダルが回せずに足をついて中断。斜度が10%を超えると50/11ではきつい(^^;)

■オギノパン

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せっかくなので8個ほど(^^;) パン、好きだし、シーズンオフで体脂肪率を上げろとの命もお世話係からいただいているし。

このあと、販売店までの戻りもアウタートップ縛りのまま。ちなみに、ペダリング効率は、ふだん、まず見ることのないような数字を行ったり来たりしている。60%台当たり前で、パワー高めでは70%台。ちなみに、最大効率は80%を記録。左右バランスは意識せず走っていたが51.0:49.0だった。

販売店から自宅までは普通の走りに戻したのだが……ペダリングの感覚がいつもとまったく違うのにびっくり。いや、もう、頼りないことはなはだしい。ちゃんとパワーは出てるんだけど、ね。

■自宅に戻る直前の記録

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6時の踏み抜きがすごく少なくなっているのがわかる。結果として丸く回せているわけだが、別に「丸く回そう」としたわけではない。意識は、引き足をすっ、すっと上げていただけ。

左右バランスも50:50と偏りがない。もちろん、左右バランスなど意識せずにいてこの結果だ。

うーん……この走り、ときどき練習しようかな。1日ずっとアウタートップ縛りにする必要はなくて、たぶん、巡航時にアウタートップでペダリングの意識をチェックするなどすればいいんじゃないかと思う。

というわけで、大きな発見のあった年忘れランだった。

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