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2016年10月23日 (日)

なるしまスーパーグランフォンド2016参加

去年に引きつづき、なるしまスーパーグランフォンドを走ってきた。なるしま立川店発着の富士山をぐるっと回ってくるコースで、ルートラボによると距離257.8km、獲得標高4177m。制限時間は12時間である。

去年は6時のオフィシャルスタートより20分早出し、ひとりで走った。結果、最終帰着時間よりは早く帰ってきたものの、スタートからゴールの時間は12時間6分と12時間をわずかに上回ってしまった。

今年も去年と同じく早出してひとりで走るか、それとも6時の本隊に混ぜてもらうか。この距離と時間を走るのだからひとりよりトレインのほうが楽……かというとそれはわからない。このコースを走るのは、ほとんどがなるしまレーシングに所属の人たち、つまり、レースを目標にがんがんトレーニングしている人たちばかりなのだ。平坦で引いてもらってもついていけないとは思わないが、上りがついていけないというのは大いにありうる。というか、まずもってついていけない。一応、それなりには待ってもらえるようなのだが、それも程度次第だろう。あんまり遅くては迷惑かけることになる。だからといって、坂が出るたび全力を出していたのでは、最後までもたない。

大事を取って早出するほうに傾いていたのだが、去年の記事にコメントをくださった島田さんに背中を押され、思いきって本隊に混ぜてもらうことに。

前日、家族には無理言って進行を早めてもらい、9時に就寝。3時半起床、朝ご飯、最終準備とあれこれすませて走り出したのは5時10分だった。Super VAAMは、朝ご飯の追加的イメージでゼリータイプをチョイス。

服装は、厚手のインナー、半袖ジャージ(クラブ員限定イベントなのでなるしまジャージ。クラブ員にはジャージが配布されている)、短いレーパンが基本。これにアームウオーマーとレッグウオーマー、長袖ウインドブレーカーで調節をする。靴下は少し長めにしてトゥガード装備。去年とほぼ同じである。去年は晴れたが今年は曇りの予報だが、そのくらいなら調整可能な範囲だろう。一応、オーバー手袋もして出たが、暑かったので、お店に預ける荷物側に入れて持たないことに。

補給食はジェル11本、バー2本をバックポケットに。ジェル10本をまとめた袋を左のバックポケット、残りの補給食は真ん中のバックポケット(ウインドブレーカーやレッグウオーマーもココに入れる)、そして、携帯電話、お金、ドリンク2本分のあれこれを入れた財布のような袋(Bicycle Clubの付録)とコンデジが右のバックポケット。Super VAAMも、ドリンク用数本と顆粒数本を持参。

先週は回復の週だったし、金・土と2日が結局のところ完全休養になったので、TSBは14と十分にプラス。CTLも80台に乗っている。私としてはかなりいい状態だと言える。

■スーパーグランフォンドのスタート

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去年、5時40分に走り出したときはまだ薄暗かったが、6時はもう明るい。この少しが大きく違う。スーパーグランフォンドに出走したのはぜんぶで11人。スタッフが3人だから、いわゆる参加者は8人ということになるのかな。

みなさん、荷物が少ない(^^;) リーダーからは、「ここから山中湖チェックポイントまで3時間半は、基本、止まりません。補給食は持ってますか」と声がかけられていたが、逆に言えば、そのくらい持っていけばなんとかなるということでもあった。

6時7分にスタート。だが、走りはじめてわりとすぐ、パンクが1件。すごい音がした。

■走り出して早々にパンク修理

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修理中、サポートカーが通りかかったのでフロアポンプなどを出してもらう。さらに、タイヤも。なんと、クリンチャーのビード部分が裂けていたのだ。

高尾まで、信号が多いあたりは平坦30km強ののんびりペース。高尾山口をすぎ、大垂水峠の上りに入るとペースがあがる。いや、もちろん、速度は落ちるのだが、250~280Wは出さないとついていけないペース。まださら足だからついていけないことはないけど、あとあとを考えるとここは早々にちぎれて自分のペースで上るべきか、それとも、走れるだけがんばって、いよいよになったら後半ちぎれることにするか……ええいままよと後者を選択。ここを自分のペースで走ったら、そのあとの下りもひとりになりかねないし、なんのために本隊と走っているのかわからない。

といっても、ホント、私にとってはヒルクライムレース並みの強度だというのに、じりじりと離されていく。それでも、後半、ひとりを抜いてビリではなくなり、ちょっと一安心。峠も、先頭がはるかかなたというほどではないくらいで越える。下りに入ると、先頭集団は見えないけど、先頭からちぎれた人たちがぽつりぽつりと前にいるので、それを追って下っていく。

ほぼ下りきったところに先頭の人たちが。「ここで後続を待つ」とのこと。

ほどなくして後続がそろったので、走行再開。相模湖ICから橋をわたって道志道へ。ふと気づくと、先頭のスタッフと2番手の私、そのすぐ後ろのひとの3人になっていた。そういえば、少し前、リーダーの小畑さんがいない、後続を待ったところでトイレに行った人がいて、その関係で置き去りにしたんじゃないかみたいな話があっていたようなので、後ろは止まったのかもしれない。

先頭3人は道志道に出たところで後続を待つ。

■晴れた

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今日はあっちもこっちもずっと曇りの予報だったが、大垂水峠をすぎたあたりから晴れ間がのぞくようになった。ラッキー。

後続とともに道志道を上る。去年は「上ったり下ったりしているうちにいつのまにか標高を稼いでいるという道で気づいたら道の駅どうしあたりまで来ていた」と書いているように楽だったはずなのが、今年はきつい。ペースが速いのだ。記録を見ると300Wを中心に上下している感じ。きついはずだ。上ったり下ったりで下りに回復するからなんとかついていっているが、このあたりも全力の上り。ぎりぎりなのがわかったのだろう、先頭交代で前から2人目、3人目になると、後ろの人が前に出てくれて私はまた後ろとずっと付き位置で走らせてもらう。

道の駅どうしをすぎてしばらくすると遅れはじめる。それでもレース強度なんだけどな。山伏峠を越え、つづら折りを終えて道がまっすぐになると、遠くに先頭集団がいて、途中にちぎれた人が2~3人。ゆるい下りを必死で飛ばす。峠越えても全開走行かい、と思いつつ。ゆるい下りは得意な場面なので(足を止めて比べたら、なぜか、たいがいの人より速い)途中のちぎれた人々をパスして先頭集団を追うが、じりじりとしか距離がつまらない。あっちは集団だからなぁ。結局、先頭に追いついたのは、山中湖湖畔の道路に左折する信号の直前だった。しんど~。

トレインで山中湖を半周ほどするとチェックポイント。9時10分になっていないくらいで到着ということは、スタートからここまで3時間強である。去年はここまで3時間35分だぞ。しかも、信号以外では止まらずに。今年はパンクや行き違いによるリーダー置き去りとかあって止まっている時間がけっこうあったのにタイムは15%くらい縮んでいる。きついはずだ~。

■山中湖チェックポイント

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ドリンク1本を作り直し、ジェルの補給食をひとつもらう。Super VAAMの顆粒も1袋を追加。補給食の持参が少ない人は、少し先の7/11で買い物をしていた。私もトイレを借り、借り賃がわりにどら焼きひとつを購入。どら焼き、最後の二口、三口をまとめて口に放り込み、もぐもぐしながら走りはじめる。

道の駅富士吉田あたりまでのゆるい下りは、いつものとおり、快調に飛ばしていく。そして、河口湖前後の粗い路面に入る。ものすごい振動で走りにくいのだが、みなさん、ものともせず走っていかれる。仕方ないので必死で踏んでついていったが……きつい。振動がきついのでサドルに座っておられず、腰を浮かし気味に走りつづけるのだからきついのが当然だ。河口湖をすぎたあたりでついて行けなくなりちぎれ気味になる。と、リーダーが少し下がってこられたので、引いていただく。

リーダーが先頭集団に待てと伝えようとするが、前に届かない。道の駅なるさわをすぎ、樹海側へ曲がる交差点で、ようやく、先頭集団のお尻にいる人がきづいてくれてストップ。私のうしろにふたりいるはずなのだが、かなり遠くまで見通せるのにそれらしい姿がない。かなり遅れているようだ。

最後の人が到着すると、「じゃあ、行きましょう」。まあ、たいがいそうなるんだけど、これ、最後の人にとってはきついんだよな。待ってるほうはもともと余裕がある上、待ってるあいだに休んでる。力がないと、やっと追いついたと思うと、休みもなしにまた走るわけで。

樹海の道は、また、全員でトレインを組んで走る。リーダーから「集団で走ってるんだから弱い人に注意を払え」と注意が飛んだあとだから、大垂水峠や道志道ほどではないが、微妙に速い(^^;) あちこち、300W台まで絞り出さないとついていけない。アップダウンの道なので、きつくなったころには下りが出てきてなんとかなるのだけれど。

樹海に入るあたりから、なにかのイベントで走っている人たちをパスするようになった。あとで調べてみたら、富士河口湖笛吹フルーツライドらしい。それほど参加者が多くはないのか、みなさん、ちゃんと1列で走ってくれているので、特に問題なく抜いていける。

樹海の道からあさぎり高原フードパークがある国道139号線に下る。国道139号線を左折しようとしたら、案内の人に「そっちじゃない! 右! 右に行ってください!」と必死の声をかけられる。富士河口湖笛吹フルーツライドはここを右らしい。「我々は別のイベントですんで~」と返して左折。

■あさぎり高原フードパークのソフトクリーム

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コーンの下までぎっしり入っているのがうれしい。出店でお昼にするのかと思っていたら(去年、私はそうした)、すぐに出発するという。止まっていても帰れない、走るぞ、と。ここまで117km、獲得標高2000mとちょうど半分だし、ショートカットは存在しないコースだ。たしかに、ここまで来たらがんばって走るしかない。

国道を少し行った先のコンビニで補給。私はバナナケーキ1切れと肉まん。本日最大の上りを前に、Super VAAMの顆粒も1袋追加。

ミルクランドをすぎ、奇石博物館あたりのアップダウンも微妙にきつい。去年に比べて調子はいいようだが、ペースが速いのだ。きつい、きついと思いつつ、富士山スカイラインに曲がる交差点までなんとかついていく。と、そこで後続を待つという。数えてみると10人しかいない。ほどなく11人目が到着。

富士山スカイラインの上りは、早々にちぎれ、自分のペースでたんたんと。根性でどうにかなるほど短い坂じゃないし、下手すると大ブレーキを起こしかねないので無理は禁物だ。去年は、この上りでがっくり力が出なくなり、140~190Wでとぼとぼ上った。今年は200~220Wくらいを保てる。ダンシングも問題なくできるので、斜度が緩む直前にダンシングで加速してタイムを稼ぐという手も使える。

10番手で上り始め、前の9人は集団ですぐ見えなくなったのだが……しばらくたんたんと走ると、前方に人影がひとり。どうも集団からちぎれた人らしい。といっても、レースのように前の人を目標にパワーを絞りだすようなことはせず(ここで死んだらやばい)、たんたんとした走りを続ける。この人、どうも集団についていって死んだらしく、ほどなくしてパス。と、すぐ後ろをついて来られる。目標があればなんとかなる程度の死に方だったらしい。しばらく走ったら回復したのか、抜き返される。がんばって付いていくか?とも思ったが、ここはやはり自分のペースを守るのが一番とじりじり遅れつつ走っていく。と、また、前方に人影が。しばらくしてその人をパス。なんかつらそうだ(ハンガーノック気味のようだったと、あとでリーダーが言われていた)。それからまたしばらく走ると、抜き返した人がまた遅れはじめ、結局、また、パス。今度はついてこられない。私の出力はずっとほぼ一定なので、長い上りにバテてしまったのだろう。

富士宮口の分岐が近づくと、ガスが巻き始める。上りはスピードないからいいけど、下りが怖いなぁと思いつつ走っていると、なんか、ガスのなかに人影がふたり見える気がする。もう残り少ないはずだしと、そのふたりに追いつくべくがんばってみたのだが……もうあと少しというとこで富士宮口分岐の案内標識が出て前もペースアップ。あと20~30mというところで追いつかなかった。

富士宮口の分岐ではリーダーが後続を待っていた(基本的に下ったとこの7/11に集合となっていた。ここは寒いので)。私は、去年の教訓から、ここでまくっていたアームウォーマーを下ろし、レッグウォーマーとウインドブレーカーを装備。このあとはとにかく冷えるのだ。そうこうしているあいだに後続のふたりが到着。一番遅れていたひとは、「適宜帰ります」と連絡がきたそうだ。

というわけで、ここから3~4人ほどで下っていく。ガスはほどなく晴れたが小雨が降っている。うーん、籠坂峠のこっち側は雨か。

かなり下った左カーブでバイクが揺れた瞬間、なにかが落ちた音がしたような気がしてバックポケットなどを確認するが、なくなっているものはない。そのまま一気に陸自の滝ヶ原駐屯地まで下る。

7/11で先頭集団に合流。補給はドーナツとホットコーヒー。寒いので暖かい飲み物がいいと思ったのだが、ホットコーヒーは失敗だった。下りで冷えた口回りにとって熱すぎるのだ。しかも、ゆっくり休まずすぐ走るぞってときには。ホットの缶コーヒーとかくらいにしておくべきだったな。

さあ、走るぞとなって気づいた。ボトルが1本ない。下りでなにか落ちた気がしたのは、やはり落ちていたのだ。しかも、中身が入っていたほう(中身があるから振動で飛び出したわけで、当たり前っちゃ当たり前)。あわてて水を買い、空になっていたほうのボトルにドリンクを作って出発。みなさんを待たせてしまいましたm(._.)m

体が冷え切っているのでウインドブレーカーまですべて着たままで籠坂峠に向けて走り出す。国道138号に出て緩い上りに入ると……みなさん、速いよ~。とてもついていけない。去年と違って、出力は200Wくらい出ているのに。それでも須走ICあたりまでは集団が見えていたが、そのあたりでさすがにみえなくなった。暑くなってきたのでウインドブレーカーを脱いだりしていたので、その後は完全に一人旅。

籠坂峠あたりから「先行ってください」とリーダーに連絡しようかと思いつつ走っていたのだが(そのころにはチェックポイントについていて電話に出られるのではないかと)、須走ICから籠坂峠の半ばでひとりをパス。ビリじゃないならまあいいかとそのままチェックポイントへ。

チェックポイント到着は14時45分くらい、かな。籠坂峠前でパスした人は、ほかの人たちにずいぶんからかわれていた。本来の力からしたら遅れるはずがないのになにやってんだという感じ。

チェックポイントで、ボトルを作り直し(残っていた分は飲み上げて)、ジェルやSuper VAAMの顆粒を補給。山伏峠から先は基本的に下りだけど、念のため(これは正解だったと思う)。山伏峠から先は基本的に下りだし、小雨も降り続いているので、ウインドブレーカーは着て走ることにする。

山中湖畔から道志道への交差点にあるコンビニで補給していたひとたちと合流し、道志道へ。と、その交差点で、前側数人は車の流れの隙を突いて先行し、私から後ろ半分ほどが取り残されてしまう。私くらいまではいけるかなと思ったが、最悪、クラクション鳴らされるかもというくらいのタイミングだったので大事をとってしまった(ついつい、大事を取るので)。というわけで、山伏峠に向けたゆるい上りで前を必死に追う。力のある人はさぁっと追いついてしまうが(そのくらいのゆっくりペースにしてくれてるということなんだろうが)、私はじりじりとしか追いつけない。結局、最後の私が追いついたのは、山伏峠に向けたつづら折りが始まる直前だった。で、とうぜん、そこからはペースアップ。ここで遅れると道志道をずっと一人旅になりかねない。そう思い、出し切るつもりで踏んでいく。なのに、じりじり遅れていく。やっぱりダメかと思ったところでトンネルが見えた。やった、これなら下りで合流できる。

下り始めてすぐ、集団に追いつき5番手で下っていく。小雨が降り続いており、路面はウエット。このままずっと降っていたらイヤだなぁと思ったが、道の駅どうしあたりでやんでくれた。そこからも、5番手のまま。これが楽しい。緩い下りとそういう下りからの短い上り返しが主体で、カーブもきつくない。私にとって一番走りやすいパターンだ。おかげで、いいペースで気持ちよく走っていける。こうやってブン回していると足も回復するらしく(去年もそうだった)、300W台とか400W台とかの数値が出るくらい踏んでいける。ちょっと長めの上りがところどころあったが、そこは、ここでちぎれたら置いていかれると必死で踏んでクリア。それにしても……緩い下りが速いのはなぜだろう。今回、前の4人全員が踏んでいるのに最後尾の私ひとり足を止めてちょいちょいブレーキかけていたりとか。最後、長いくだりで4番手の人を抜いたのだけれど、そちらは踏んでいて私は足を止めている。体重があるから???

途中、なんどかもうダメと思ったが、なんとか、津久井のT字路までついていくことができた。完璧にちぎれたのも1回あったが、そこは車がふたをしてくれたので追いつけたのだ。

津久井のT字路で人数が増え、8人になって走る。と、次のT字路を左折。もともと設定されているコースはここを右折して津久井湖から相模原市を抜けて行くはず。左折ってことは、やっぱり、おまけで大垂水峠を越えるのね(--;) そのほうが総体的には楽かもって話が出てたもんなぁ。

国道20号に出るまでは、なんとか全力を振り絞ってついていくことができた。でも、大垂水峠にさしかかると、さすがにもうダメ。あきらかに出力が下ぶれしてきている。記録を見ても、最初は200W超だがそれが200W前後になり、150~200Wになり。

峠を越える直前、バス2台に抜かれ、下りはゆっくり降りることに。本隊は高尾駅近くのコンビニで待っていてくれた。

そこからは朝と逆コースでなるしま立川店に戻る。平坦路を走るだけなら特に問題を感じないくらいには踏めるし、必要に応じてダンシングも可。去年に比べてだいぶ力がついたようだ。

なるしま立川店帰着は5時45分。スタート~ゴールは11時間38分ということか。去年に比べて30分近く短縮された計算になる。

■帰着~

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もらった補給を食べたり自販機で飲み物を買ったりしたあと、リーダーなどにお礼を言って家へ。戻りも、疲れたなぁとは思うが、去年のように「自転車乗りたくない」というほどではない。6時半ごろには、無事、帰宅。

結局、走行距離258km、獲得標高4014m、TSSが509、NP 177W。TSBは、+14が1日で-41と、一気にレッドゾーンまで下落。

夕飯後、お風呂で体を温めてからストレッチ×2セット。いつもは1セットだが、今日は無理に無理を重ねてがちがちになっているはずなので入念に。

■感想

去年にくらべてずいぶん力が付いたようだ。それが確認できたのはうれしい。おまけの大垂水峠ではさすがに出力が落ちたが、去年の富士山スカイラインで出力がた落ちに比べれば長足の進歩である。アップダウンであれば、上りで足を使っても下りでかなり回復するようになったのも進歩。

今年はお尻があまり痛くならなかったのもよかった。去年の反省からダンシングをなるべく織り交ぜてお尻への負担を減らそうとしたこと、後続を待ったりコンビニ休憩などで止まった時間がそこそこあったこと、さらに、最後までそこそこ出力が出たのでサドルにどっかり座らず足に体重が行ったことなどがあるのではないだろうか。

ジェルは6本のみ消費。バーも含めて8本分(去年は12本分を消費。だから今年は13本分を持参した)。来年も走るなら、ジェルの数は減らしていいらしい。本隊と走ってコンビニ補給があったからかなと思ったが、でも、コンビニ補給はどら焼き、肉まん、バナナケーキ、ドーナツで、その代わり、去年食べたお昼の富士宮焼きそばがなくなっている。とすると、去年が補給しすぎだったのか、それとも、今年はSuper VAAMが効いたのか(Super VAAMは、スタート前1ショット、ドリンクで4ショット、顆粒で3ショットの合計8ショット)。

コンデジはどうしたらいいのかなぁ。本隊と走ると勝手に止まって写真を撮ったりできないから(速い人なら可能だけど^^;)、風景はながめて楽しむだけになる。だったら、スマホのカメラがあればいいのかも。荷物は少しでも少ないほうがいいもんなぁ。

それにしても……あのあたりの人たちとストレスなく走るためには、FTPがもう20~30Wあがらないといかんってことだなぁ。そのくらいあったら、短い上りは遅れなくなるはず。長い上りは、まあ、仕方ないとしても。そのためには、やっぱ、左足の強化、なんだろうな。大昔していたフィギュアスケートは着地足の右が強くなるため、いまも、左右がアンバランスで左が弱い(太さもはっきり違う)。左右バランスは45:55くらいならいいほうで、下手すると40:60くらいになったりするほど。45:55が基本だと考えても、それで左足が右足並みに強くなれば合計が10%アップし、「20~30Wあがる」が実現することになる。左足が現状の1割増でも総合出力が5%アップし、違いが感じられるはずだ。シーズンオフになったら左足の筋トレ、してみようかな。

そうそう、このイベント、エイドらしいエイドはない。山中湖チェックポイントで水といわゆる補給食が多少もらえるだけ。よくあるイベントをイメージしているとびっくりするかもしれない。でも、そのかわりというかなんというか、参加費1000円だからねぇ。それで、「走る」ということについては堪能できる。堪能しすぎるくらいに(^^;)

#vaam_okinawa

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コメント

「左足の強化」となると、ダンベル持ってランジあたりか? あとは片足スクワット? SFRだと両足になるだろうし。ああでも、SFR、勢いでは回せないので、弱い左のほうが右よりきつくなるはずで、だとすれば、右も強化しつつ左を重点にトレーニングということになるのかなぁ。

投稿: Buckeye | 2016年10月24日 (月) 23時46分

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