ロードバイク関連のエアロ効果について
ロードバイク関連のエアロ効果について、スペシャライズドがおこなった風洞実験動画をまとめたサイトがあった。
エアロダイナミックを求めるサイクリストなら絶対知りたい!スペシャライズドの風洞実験動画まとめ
詳しくは上記サイトを見ていただくとして、少し気になった点をメモしておきたい。
■低速域の空気抵抗 -Aero At Slow Speeds-
驚くことに大きな違いは無く、時速50kmでも時速20kmでも
下ハンドルポジションのほうが、空気抵抗が15%低減するようです。ただ、乗り手の体感としては高速域のほうがより大きな空気抵抗の差を
感じられるようですが、時速20kmの場合と大きな違いは無いようです。
相対的に15%で同じでも絶対値は高速域のほうが大きくなるので、はっきりと違いが感じられるのではないかと思う。体への負荷という意味でも、パワーゾーンが下がれば多少の違いは誤差になるので(体に余裕があって、そこで吸収されてしまう)、時速20kmなどならブラケットで体に楽をさせたほうがいいのではないだろうか。
■下り:ペダルは回すべき? -Descents: To Pedal or Not ?-
測定結果は予想どおり。ただ、
下りで時速50㎞以上のスピードに乗ったらペダルを回さずに水平に保つ状態にすることが効果的ですね。
であるかどうかは、なにをしたいかによるだろう。検討しているのは空力特性のみなので。「ペダルを回し続ける」が単に回すではなく、踏んでいる(=力をかけている)なら、当然、そのほうが速くなるからだ。踏むわけでないならなるべく3時9時に保つ(コーナリングとの関係が悩ましい)、踏むなら積極的に踏む、中途半端はしないというのが基本的な考え方になるのではないだろうか。
それにしても……すね毛の有無によるエアロ効果まで測っているとは……スペシャライズドおそるべし(^^;)
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