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2016年5月 8日 (日)

クロモリロードレース2016参戦

昨年も走ったクロモリロードレース@群馬サイクルスポーツセンターに今年も参戦した。カテゴリーは、去年と同じ3時間個人エンデューロである。目標は、去年の1周回増し。つまり3時間で16周回。そのためには、3時間弱で15周回しなければならない。つまり、平均して1周回12分以内。

4時起床、もろもろ片付けをしながら残った食べ物を片付け、家族が置いていった荷物も積んで6時に出られればと思っていたが、結局、車が動き出したのは6時45分。ま、1時間余裕を見てあるからなんとかなるだろう。

野辺山から佐久まで国道141号、佐久から高速かと思っていたら、ナビは下仁田ICまで下道を行けと指示する。それでも到着予想時刻は9時半だしとナビ通りに走ってみると……さすがは田舎道で信号もなく、いいペースで走り続けることができた。ちなみに、佐久で給油し、その後峠をひとつ越えて下仁田ICについたあたりで燃費が20km/lを超えていた。いい感じの斜面で、下りはほとんどアクセルに触れなかったからかも(シフトチェンジでエンジンブレーキを調整しておりてきた)。

高速を降り、コンビニでおにぎり5個、バナナ3本を買って先週と同じく群馬CSCへ。9時半すぎに到着。おにぎりを食べながら、受付をすませ、ゼッケンを付けたり着替えたりする。

■受付のテント

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■出番待ちの様子

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タープやブルーシート、椅子などを用意して、ゆっくり待つ人が多い。そう言えば、去年もそんなだったな。

■1時間エンデューロのゴール

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10時すぎには1時間エンデューロのゴールをお迎えに行く。

10時半からクロモリフレームビルダーのトークショーが予定されていたが、ウォーミングアップとかぶってしまって聞けなかった。これはちょっと残念。朝、予定どおりにでれていれば聞けたんだけどな。

ともかく、30分ほど、道路を下ったり上ったりしてウォーミングアップする。ローラー台を持ってくれば効率的にウォーミングアップできるのだが(持ってきている人がけっこういた)、なにせGWの荷物満載でそんなスペースはない。

結局、おにぎり4個とバナナ2本を食べてスタートの最終準備に入る。バックポケットには携帯電話と車のかぎが入った小さなさいふ、補聴器(他人にとって価値はないが高価なので万が一にもなくなると痛い)、クリートカバー(万が一パンクしたとき歩いて戻るため)。いったんふたを開けたエネルギーゼリー5本(スタート前から30分おきにひとつで2時間半が最後)。服装は、去年を参考にインナーなしで半袖ジャージ、レーパンとする。スタート直前まで身につけていたレッグウォーマーやウインドブレーカーは、袋に入れてスタート地点近くに置いていく。

準備を終えたときは、コース上に列ができていたが……ゆったりしているので、前から3列目くらいの隙間に入れてもらう。スプロケは11-28の真ん中あたり、フロントはインナー。

6時間エンデューロ用に刻んでいる時計が3時間になった12時ちょうどにスタート。先頭集団についていく。というか、ついていけるようになったわけだ。といっても、ちょっとオーバーペースぎみなので、半周あまりで脱落。その時点で12番手だった。

そこからしばらくは自分のペースでたんたんと。1周目10分46秒。おお、速いじゃん。2周目からしばらくは11分27秒、33秒、15秒、12秒、18秒、25秒といいペースである(ラップ平均速度が時速30kmを超えている)。ってか、1週間前、カーボンバイクで走ったときより速い(^^;) 今後、レースはクロモリで走ったほうがいいのかも(違うって)。

3周ほど回ったあたりで小さな集団ができた。サイズは3人~5人くらい。3時間エンデューロの人だけでなく、6時間エンデューロの人が混じっているときもある。カーボンバイクより速かったのは、1週間前はかなりハードな練習の直後で疲れていたのに対し、今回はGW中自転車に乗れず、疲れが抜けていたことが大きいのだと思うが、もうひとつ、小さいながらも集団で先頭交代しながら走っていたからではないかと思う。それぞれ得意な状況があるからだろう、コアメンバーは、毎周、同じ場所で同じ人が前に出る。

私は、ゆるい下りが続いたあと、ぐっと上り始めるところでなにもしなくても前に出気味になってしまうので、そのまま先頭に出てしまい、心臓破りの坂あたりまでを引いていることが多かった。

そうそう、この前に出る部分、去年は、1/3くらいは上りきれず、えっちらおっちら上るはめになったが、今年は、最後まで余裕で駆け上がることができた。このあたりを見ても、去年より格段に力がついたことはまちがいない。

エネルギーゼリーも水も、バックストレッチの下りかゆるい上り区間あたりでこまめに。ボトル2本用意した水、1本目が1.5時間でなくなりいいペースだ。結局、残り1周というあたりで2本目も飲み上げた。

2時間たったあたりからはさすがに疲れてきて、1周回12分数秒までペースが落ちる。

ラス前のラップ、私がいる集団は4人。みなさん若いので年代別には関係ないが、私以外にハイブリッドが2人もいる。ということは、この4人でびりになると、ハイブリッドクラスの入賞がおぼつかない可能性、大である。最後の周回を前に少しでも休もうというのか、だれもかれも前を引きたがらない。もちろん、私も。

最終周回、どこでしかけるか。

心臓破りの坂を毎周引いてきたのだから、そのまま下りも踏み、そのあとの軽いアップダウンで逃げ切りを狙うのがよさそうに思う。そこまで毎周、心臓破りの坂後はわざと後ろに下がっていたが、軽いアップダウンというのが得意な状況のはずなのだから。

残っていない足を振り絞って心臓破りの坂に向かう。前2~3周は、ここ、200Wちょいしか出なくなっていたが、今回は250W。心臓破りの坂で後ろをちらっと振り返ると突き放せたように思う。そのまま下りから上り返しのくり返しを飛ばしていく。ホームストレッチに入り、最後の下りも、ケイデンス110前後まで回す。なんか、横から声がかかったなと思ったら、右側に影が……やばっと思うが、これ以上は力が出ない(記録をみると、瞬間的に400Wほどでていたようだが)。結局、3人だんごの3番手(--;)

あとから思うと、心臓破りの坂で右を振り返ったのだが、左後方のアウト側大回りをしてついてきていたんじゃないかと。あるいは、その後のアップダウンで追いつかれたか。

ともかく、16周回で3時間07分45秒の総合7位。去年とほぼ同じ時間で1周回プラス(去年は3時間07分16秒で15周回)。

ゴール後は足ががくがくしてまともに歩けない。腹筋も痛い(2時間をすぎたあたりから痛くなった)。平均心拍が前半165前後に対して後半155まで落ちているのは、長時間になると、筋力不足で心拍を上げられるほど走れなくなってしまうということなのではないだろうか。

自転車を片付け、着替えて会場に戻ると、表彰式が始まっていた(^^;) 幸い、1時間エンデューロが先なので、名前を呼ばれたときいないという失態は避けられたけど。

■チームエンデューロにはCHERUBIMも参加

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■CHERUBIMやKhodaaBloomの人には特別賞が贈られた

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今年はCHERUBIMやKhodaaBloomの協賛を取り付けたらしく、景品もその関係があったり、CHERUBIMやKhodaaBloomのバイクに乗ってる人には特別賞が贈られたり。いい感じである。

私は、結局、ハイブリッドクラス3位(去年も3位)、55~59歳クラス1位(去年も1位)で表彰は去年と同じだった。総合だと去年8位が7位とひとつアップ。といっても、去年の周回数とタイムだったら今年は13位にしかならなかったわけだが。

■ハイブリッドクラス3位

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■55~59歳クラス1位

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足がまだがくがくしていて、高くて不安定な1位のところにあがるのが大変だった。主催の人から「足、きついですか(^^)」と聞かれてしまった……

表彰式で名前を呼ばれたのにいない人が何人かいた。この大会、人数は少ないのに年齢別は5歳刻みとか、景品があるなら特別賞を出しちゃう(としているんじゃないかと思われる)くらいで、総合順位が低くても表彰される可能性が高いんだから、残ってなきゃ。

4時半に現地撤収。高速の渋滞もなく(所沢あたりが渋滞していたようだが、そこに着くころには解消していた)、7時過ぎに帰着。

■感想

今年も楽しかった。今年はペースの合う人がいて8割方先頭交代をしながら走れたのがよかった。お天気にも恵まれて、暑くなく寒くなく、楽しく走ることができた。開催はこの時期がいいと思う。5月は自転車イベント目白押しでほかとかぶりがちっていうのはあるけど、真夏にエンデューロは暑くて大変だから。

去年後半からわりとまじめに練習してきたわけだけれど、その成果がちゃんと現れているようでうれしい限り。集団効果もあったはずだけど、6%も速くなった。富士ヒルも、去年から6%速くなれば、ぎりぎりシルバーだもんな。

ちなみに、ガーミンによる計測では、走行距離96.4km(16周回)、平均速度30kmちょい(最後、止め忘れて正確でない)、獲得標高2100m、消費カロリー2000kcal。最高速度57.2km、平均パワー205W、最大パワー583W。最高速度と最大パワーは去年を下回っているけど、平均速度も平均パワーも去年を上回っている。ちゃんと成果が出たと言えるだろう。

そうそう、後半、8%くらいの傾斜が続くあたりは「心臓破りの坂」と言われるが、今回、足がさきに尽きてしまっていて、心臓が破れそうな感じはまったくなかった。後半は足がつらくてダンシングが思うようにできなかったり。「心臓破りの坂」というより「腰砕けの坂」という感じ(^^;) ここが「心臓破りの坂」になるくらい脚力が付く日は来るのだろうか。

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コメント

お疲れ様でした。
しっかり鍛えて、追い込んで、結果を出す。申し分のない楽しまれ方ですね。
私は、一度、群馬CSCを走りたくて参加したのですが、ホームストレートの緩斜面が一番気が抜けた感じで辛く感じていました。(笑)
次回参加する時は、もう少し追い込めると良いなと思っています。

投稿: Javawick | 2016年5月11日 (水) 12時47分

ホームストレートは……きついですね~、あそこ。路面は荒れ気味だし向かい風が強いのであんまり走りやすくありませんし、スタート地点あたりからの上りがなにげに厳しいし。今回、小集団で走っていたので、あそこは、なるべく人の後ろついて走るようにしていました。

自転車の楽しみ方はいろいろですけど、CSCだと、やっぱり、走りが中心になってしまいますね。ロングライド系は風景とか食べ物とか、別の楽しみ方がいろいろとありますけど、あそこは眺望もきかないし、同じところを周回しますから。といっても、速く走るだけでなく、走力が同じくらいの人とローテーションを回していければそれはそれで楽しい走りになると思います。

投稿: Buckeye | 2016年5月11日 (水) 15時44分

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