バロックギア導入に伴う問題点
■導入したバロックギア
バロックギアはインナーのみなので変速に問題がないと言われているようだが、実は、私のマシンでは、変速に若干の問題が出た。チェーンに力がかかっているとスプロケット真ん中(6速)でインナーからアウターに上がらず、チェーン落ちしてしまうのだ。
フロントディレーラーをアウター側になるべく寄せる感じで調整してもらったが、もしかすると、この対応ではダメなのかもしれない。というのは、微妙にアウターの歯車とチェーンがかみ合わないみたいなのだ。上がる場合もいったん滑るような動きがあってヒヤリとさせられる。
スプロケットの両端部分では特に問題は感じられないし、真ん中であっても、チェーンに力がかからないように抜いてやれば大丈夫なようだ。ローラー台だとチェーンから力を抜きにくいので、注意しないとあぶない。チェーン落ちしてインナーでチェーンを巻き上げると、ペダリングモニターのマグネットをはがしてしまうので(はい、やってしまいましたT_T)、落ちそうになったら、トレーニング中でも踏むのをやめたほうがいい。
変速性能が落ちるというのは、ほかの人も経験しているようだ(↓)。
「2016.04.25 非真円チェーンリングバロックギアのインプレ~1回目~」
なお、この方は、バロックギア導入でペダリング効率が落ちたらしい。
それはともかく。変速性能の低下は、34T±3Tの場合、フロントディレーラーのキャパシティーをある意味オーバーしていることになるからではないかと思っていた(34T±3Tの最小ギアは31Tなわけで、50Tアウターとの歯数差が19Tとなる。つまり、キャパシティーの16Tを超えている。平均だと34Tなんだけど、たぶん、そういう話じゃない←このあたりよくわかっていない)。でも、上に紹介した方は34T発売前に39Tを導入されているし、39Tで山が登れるのかと書かれていることを考えるとアウターはコンパクトなんじゃないかと。であれば、フロントディレーラーのキャパシティーは超えていないはず。それでも、やはり、変速性能は落ちるらしい。
まあ、ある程度は仕方ないんだろう。注意して使えばいい実用範囲と感じるなら使えばいいし、変速性能の低下がどうにも気になるなら純正インナーに戻せばいいんだし。
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