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2016年4月27日 (水)

バロックギアの購入について

■購入したバロックギア(34T±3T、90度)

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バロックギアは、現状、(↓)がラインアップされているらしい。(スミス社のオンラインショップより)

  • 34T±3T、90度
  • 36T±2T、90度
  • 39T、90度
  • 39T、100度
  • 39T、110度
  • 39T、120度

39Tのとき、歯数の増減がどうなっているのかは、よくわからない。販売店でもらった1枚紙のパンフには39T P1とあるが、このP1がなにを意味するのかよくわからないのだ。

メーカーであるスミスのブログには39Tは仮想歯数が37~41Tとある。ほかと表記を合わせれば、39T±2Tだろう。だが、1枚紙のパンフにある仮想歯数のグラフ(↓)を見ると、どうも、39T+2.3T-1.3Tと非対称になっているようだ。(ま、そういう意味では、34T±3Tや36T±2Tも正確に±3Tや±2Tなのかわからないわけだが)。

■39Tの仮想歯数

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0度と360度は同位相なのに仮想歯数が違っているとか、違う方の足の同位相にあたる180度がそれに輪をかけて違っているとか、あきらかにまちがいがあるのだが、そういう細かいところ以外は正しいと仮定すると(細かいところがまちがっているのに大まかには正しいと仮定することに無理があるのはわかっているが、それは横に置いておこう)、39Tの仮想歯数は非対称のようだ。あれ? 非対称ということは、39Tじゃなくて、39.5Tってことになるのかな。いや、増えている部分の位相幅は狭く減ってる部分は広いから、積分的に考えれば39Tと考えていいのかも。

それはともかく、39Tがメインのラインアップということなのか、39Tについては、トルク最大となる角度に合わせて選べるように4種類がラインアップされている。対して、36T±2Tと34T±3Tについては90度しか用意されていない。ほかの角度が欲しければ特注でお願いする必要があるのだろう(特注すると価格が13万円くらいにはね上がるらしい)。

私は90度でよかったからいいが、トルク最大となる角度がずれている人は少し待ったほうがいいかもしれない。バロックギアのうたい文句として、加工方法の特性から、トルク最大となる角度が90度以外である場合にも個別対応できるというのがあるので、人気が高まれば36T±2Tと34T±3Tについても90度以外のギアが発売される可能性はあると思う。

それにしても……39Tが+2.3T-1.3Tなのか±2Tなのかよくわからないが、ともかくそのくらい。36Tが±2T。対して34Tは±3T。チェーンリングが小さくなるほど増減幅も大きくなる傾向ということは、仮想歯数の変動が大きくなるということ。私が買った34T±3Tだと、力がかかる部分とかからない部分がはっきり違って感じられたし、軽く踏む際にはいまいちリズムがとりにくい感じがしたが、36Tや39Tではそこまで極端な感覚の違いはないのかもしれない。

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