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2016年4月24日 (日)

東京ヒルクライムHINODEステージ2016参戦

東京ヒルクライムHINODEステージ2016に参戦した。去年も一昨年もツール・ド・八ヶ岳とかぶっていたので走れなかったが、今年はずれてくれたので。

8.4km、獲得標高420mの平均勾配5%だが、前半5.5kmほどは勾配が緩く、その分、後半は平均勾配が10%近い激坂区間となる。パイオニアのサイコンによる計測結果だと、最大勾配は20.2%。

前半の勾配がゆるいので、そのあたりは集団走行になる。そこであまり足を使わず高速に走れれば、後半の激坂に足が残せていいわけだ。

めざましは4時半だったが、4時15分ごろに起床。あわてず準備していたら出発が予定から20分遅れの5時50分(--;) 駐車場に入ったのは7時ごろだった。大会本部脇のB駐車場だったからいいようなものの、別場所だったら準備が間に合わないところだった。

とりあえず受付をして、計測チップやゼッケン装着などをすませる。

■今年は天乃屋がスポンサーについたらしい

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歌舞伎揚げは天乃屋がダントツにおいしくて、ウチはいつも天乃屋の歌舞伎揚げを買うのだが、参加賞でもらった「オリーブ仕立てのひとくち揚げせんべい」は知らなかった。夜、つまみにしたのだが、とてもおいしかった。みつけたら買おう。

閑話休題。

さてどうしよう。小雨が降っているし気温も低い。7時45分から開会式でスタートは8時45分。アップで走り回ると体が濡れ、その状態で待つと結局冷え切ってしまうおそれがある。天気は回復傾向でスタート前後にはあがる予報なので、アップは直前にすることにしたほうがいいかもしれない。ローラー台を忘れたのが痛い。ローラー台があれば、車のリアゲートを開け、その下でアップができるのだけれど。

結局、開会式の直前、アップに出る。まだ少し降っていたけど、かなり弱くなっていた。10分程度体を動かしただけで開会式。

開会式で大会運営の人だけなぜかマイクを使わない。来賓はマイクを使っているのだから設備はあるのに。参加者としては、来賓の話は聞こえなくてもいいが、運営の話は聞こえないと困るのだが……開会式が始まるころ会場に着いたので私は後ろのほうにいる。耳が若干悪いこともあるのだが、両手を耳の後ろに当てても、なにを言っているのか1/3もわからない。それでも、自分のゼッケンは第1ウェーブで、ウェーブ内の並びは先着順で適当にやってくれということらしいのは、なんとかわかったのでいいことにしよう。いよいよになったら、その辺に人に聞けばいい。

開会式後、すぐスタート地点まで下る。みなさん、そのままスタート地点の集合場所に向かったが、私は、もう少し下まで降りて追加アップを。

8時半ごろスタート地点に行くと、もう、長い列ができていた。半ばに隙間があったので、頼んで入れてもらう。

ふと見ると、斜め前にゼッケン200番台の人がいる。ん~、たぶん第3ウェーブくらいのはずで、第1ウェーブにいるのはまずいんじゃないかなぁ。スタート地点に計測ラインはなく、ウェーブごとのマスドスタートになるはずで、前のウェーブで走ると失格になるんじゃないかと。念のため、声をかけてみたら、「え、だって、並びは先着順で適当にって話ですよね?」と。あ~、やっぱり、みんな、運営の話が聞こえていないんだ。その人は、結局、運営の人に確認して後ろのウェーブに移動していた。

スタートの少し前にウインドブレーカー、アームウォーマー、ニーウォーマーを外してバックポケットに。荷物にはなるが、スタート前に体が冷えるのはいやなので仕方ない。雨もあってアームウォーマー、ニーウォーマーはつけたままのほうがいいのかなと思わないでもなかったが、基本的にオーバーヒートしがちな体質なので、思いきって薄着に。

スタート直後、2~3人が先行し、その後ろに集団が形成された。私は集団の最後尾あたり。かなり強烈なスタートで、記録を見ると500W近く出ている。そのまま、時速32~42kmで吹っ飛んでいく。ぽろぽろと脱落者が出るなか、私は、8分、4.4kmで一度がくんと急傾斜が出るあたりまでは集団についていたが、ここで脱落。あとはたんたんと……思ったら、なんか、思ったようにパワーが出ない。う、まずいかも。

林道に入る直前、つるつる温泉の駐車場には8823の人たちが応援に来てくれていた。おやじさん、佐伯さん、若者ひとりだったかな。応援でちょっと盛り返した力も、林道に入るころにはすでに尽きていて……まずいなぁ。林道入り口で足付きそうな気配。8823練で走るときは、いつも、ここはギア1枚か2枚残しているのに今日はインナーロー。まあ、あと3kmなんだしと一歩一歩上っていく(時間で考えるとまだ半分も来ていないのだが、それを考えるといやになるので考えない^^;)。

出力は200W強しか出ないし、200Wを切ってしまう瞬間も。今日はレース全体を平均して少なくとも240Wでは走ろうと思ってきたのに……。

こんな出力では当然だが、抜かれる一方。うーん、緩斜面区間でがんばりすぎたのかなぁ。基本的に序盤抑えて後半抜いていくタイプなのに、今日は逆の展開になってしまった。

最後の山、勾配15%超が200m近く続くあたりは止まりそうになりながらもなんとかダンシングでクリア。グレーチングと落ち葉で、2回、後輪がずるっと滑ったのは冷や汗をかいたが。

このあとは傾斜が緩くなるのでラストスパート……と思い、300W前後の出力を絞り出したりするのだが、200W以下までがくんと落ちる瞬間があったり、やはり、安定しない。

結局、タイムは30分25秒とまさかの30分超。惨敗であるorz

■東京HC HINODEステージの記録

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■ゴール地点

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一応、上着などを預けられることになっていたが、スタート前に着ているものをまた着れば大丈夫だろうと預けなかった。コースが短いこともあって頂上での待ち時間もそれほど長くなかったし、今回程度の天気ならこれで大丈夫だった。

大会本部が置かれているところまでゆっくり降り、お弁当をもらう。ついでに、売店で売られていたお焼きとさくらまんじゅうも。30分のヒルクライムでこんなに食ったらカロリー過多か?

■お昼の炭水化物定食

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そんなこんなをしていたらリザルトが出た。

■リザルト速報

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50代の年代別で9位orz。いや、まあ、あの走りじゃ、ね。HINODEステージの50代、例年だと30分くらいで表彰台だったらしいが、今年は、1位が26分17秒で3位も27分6秒。やはり、ツール・ド・八ヶ岳とずれたので出てきたという人がたくさんいるのだろう。

■反省

雨対策はもう少しすべきだった。レース中は降らなかったが、路面が濡れており、序盤の集団内では前の人のしぶきをあびたりしてかなり濡れた。その上高速で走ったからか、平坦区間が終わるころには、足先が冷えて痛いほど。気温はスタート地点13℃、ゴール地点9℃。そのくらいならシューズカバーもなしでいいかと思ったのが、フルのシューズカバーをしておくべきだった。

ニーウォーマー、アームウォーマーもしておいたほうがよかったのかもしれない。アームウォーマーは夏のUVカット用薄地のものとか。

あと、ローラー台は忘れず持参すること。そもそもアップはローラー台のほうがやりやすいし、道路や天候の状況によってはローラー台でないと難しいこともあるのだから。

先日、ハンドルを10mm近づけ、10mm前後下げたあたりからどうも調子が悪いのだが、こちらは、ポジションに伴う乗り方の変化が固まっていないということなのかもしれない。先日、実走で城山湖に行ったときとか、今回もレース後本部に戻り、駐車場までの短い上りとかは体全体が強調して力を発揮している感覚があった。対して、レース中は各部がばらばらに動いている感じでどうにもまとまりがなく。今回のポジション変更できつくなる前傾にどう対応するのか、股関節の屈曲を強くするのか半分は腰を丸めて対処するのかあたりなんじゃないかという気がする(レース中は股関節の屈曲のみで対応しようとしていたが、駐車場への上りは腰も丸まっていた)。

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コメント

私も4月24日の東京ヒルクライムHINODEステージ2016に参戦した50代(56歳)の者です。
同じ50代で同じレース出た方のホームページを見ることが出来うれしく思っています。
私の知り合いにはロードバイクにはまっている人はいないため、いつも一人で都民の森や近くの自転車道をウロウロしています。
約2年前からロードバイクにはまってしまい今回ヒルクライムに初参加しました。
自転車のレース初参加でしたが思ったより良いタイムが出て、もしかして年代別の表彰台に上がれるかもと期待しましたが
50代で完走24人中6位の結果となりました。
総合順位では完走206人中112位です。
私の写真はアルバム1の6ページ11~15の黄色のウィンドブレーカー
のおじさんです。(5枚も写真がありラッキーでした)
ウィンドブレーカーも失敗でしたがペットボトル持って走っているのは私一人みたいで何ともかっこ悪いです。(翌日から自転車用のボトルで走りながら飲む練習を始めました)
5月29日のNARIKIステージにも参加予定です。
どこかで会えるといいなと思います。

投稿: kuri | 2016年5月17日 (火) 21時10分

kuriさん、

コメント、ありがとうございます。すみません、しばらく、ブログはほっぽらかしになっていました。実は、スーパーグランフォンド軽井沢で落車し、肩鎖関節脱臼で入院・手術とオオゴトになってしまったものですから。

年齢もほぼ同じなら乗りはじめた時期もほぼ同じ、実力的にも似たようなところでしょうか(今回は私が大きく負けてますが、本来ならもう少しタイムが縮むはずなので^^;)。

いつもおひとりで走られているとのこと。よかったら、日曜の8823練とか来られます? こじんまりした走行会ですし、みなさん、歓迎してくれると思いますよ。私は肩が直るまでもうしばらく出られませんので、私が復帰するまで待っていただくか、あるいは、buckeye@nifty.com までメールをいただければ、連絡先などをお教えして一足先に参加していただくかになりますが。

投稿: Buckeye | 2016年6月 5日 (日) 15時08分

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