FTPとVO2maxの計測

定例の固定ローラー台による5分VO2maxと20分TTの測定。

体重は67.85kg、体脂肪率11.0％。CTL 80.7、TSB 11.3。

■結果

5分VO2max：320.2W（平均心拍158bpm、最大心拍172bpm）
20分TT：265.3W（平均心拍162bpm、最大心拍169bpm）

FTPは20分TTから推測する。

FTP（20分TT×0.97）：257.3W

■FTPテスト結果の推移

前回の5分VO2max 317.1W、20分TT 262.5W、推算FTP 254.6W。というわけで、どちらも、微増ながら過去最高を更新。ただし、どちらも増加幅は約1％。

8週間で5～10％伸びればベストとのことなので、4週間なら2～5％伸びる可能性がないではない。そう思うと、今回の1％というのは少ないようにも思う。ただ、体は階段のような変化をするのが普通なのでこの4週間は伸びる力がたまっている時期だったのかもしれない。まあ、この1カ月、死ぬほど忙しくて8823練とか外にほとんど乗りに行けていないわけで（ブログ更新もほぼ1カ月ぶり）、その分、週末の練習量が少なくてCTLが下がり気味ということを考えれば、これでも望外にいい結果だったのかもしれない。

ちなみに、今日はCTL 80.7、TSB 11.3、4週間前はCTL 82.6、TSB 14.2である。

■5分VO2maxの出力推移

前回が317Wだったので、入りは315W前後を狙う。このくらいが保てればスパート分は伸びることになるからだ。あと、今回、ダンシングはやめ、別筋肉への疲労分散は上ハンで骨盤をなるべく立てる感じの姿勢を取る方法にしてみた。ケイデンスは、前回同様85rpm前後を狙う。

前半2分30秒の平均出力は313W。もうちょい出したいところだが、ともすると出力が下がりそうになるくらいでこれ以上は難しそうだ。平均ケイデンスは82rpm。ちょっと低すぎる気がするが、ギアを1枚下げると90rpm超えとなるはずなので。

2分30秒から4分15秒の平均出力は312W。ああ、やっぱり、下がり気味だと感じたのは正しかったようだ。

スパート部分45秒の平均は364W。数値的には前回とほぼ同じでいいのだが、出力を見ると4分34秒で308Wとスパート前よりむしろ落ちた瞬間がある。実は、スパートに入ると同時にギアを1枚あげたのだが（前回もそうしたので）短時間で足に力が入らなくなってきて出力が落ちたのだ。まずいと思ってギアを元に戻し、ケイデンスを高めることで出力を出す戦略に切り替えてみた。心拍に余裕がないから高ケイデンスは無理かなと思っていたが、どうも、高ケイデンスのほうがなんとかなるようだ。といっても、ケイデンス94rpmなんだけど。

前回より少し出力高めをキープしたのでギアを1枚あげた形にしていたのだけれど、スパート後半がケイデンス94rpmで365Wということは、前回と同じギアにしても90rpmいかないくらいだったかもしれない。そのほうがよかったのかもな。次回は……今回の320Wをキープするつもりなので、今回と同じギアにすべきか。それとも1枚下げるべきか。

■20分TTの出力推移

こちらも、前回の265W前後を保つことが目標。後半少し上げられればベストだが、上げられなくても、やはり、スパート分は伸びるはずだから。

前半10分間の平均出力は262W。平均ケイデンス86.4rpm。ケイデンスはちょうどいい値になってくれたけど、出力は、VO2maxと同じく落ちそうになるのを必死で支えている感じ。無理しすぎで後半たれるかも……と思ってしまった。

後半の前半5分はなんとか保って262W。そこからスパート直前までの4分30秒は267W。スパート直前1分30秒くらいが275Wくらい出ているから、そろそろ最後と思ったあたりから力が回復していることがよくわかる。現金なものだ。といって、このあたりから5秒単位で残り時間を数えてしまったんだけど。

最後30秒ほどはギアそのままでケイデンスを上げてスパート。VO2maxでそのほうがいいらしいと思ったからだ。スパートは330Wくらい。平均ケイデンス98rpm。

前回はクールダウン中に両足ともつりかけたが、今日はそういう感じがまったくしなかった。ポジション変更にともなって必要となった筋肉がそれなりにはついたということだろう。前回のFTPテストから何日間かはトレーニング後にふくらはぎが筋肉痛になりそうな気配があったけど、最近はなくなっているし。