TSSがCyclo-SphereとTrainingPeaksで異なる?
最近、Cyclo-SphereとTrainingPeaksを併用しているのだけれど、両者でTSSが大きく異なることがあるようだ。TSS、IF、NPは、TrainingPeaksのものをCyclo-Sphereが使っているはずなのだけれど。ちなみに、Pioneerのサイコン(SGX-CA500)とCyclo-Sphereは一致している。このデータをTrainingPeaksに転送したとき、同じデータからまったく異なるTSSが算出されたりするのだ。
■1/10の8823練
TSS | IF | NP | |
---|---|---|---|
Cyclo-Sphere | 425.8 | 0.67 | 159.9 |
TrainingPeaks | 288.3 | 0.66 | 160 |
と言っても必ずではなく、ほとんど一致することのほうが多い。
■1/2の尾根幹初乗り
TSS | IF | NP | |
---|---|---|---|
Cyclo-Sphere | 217.9 | 0.87 | 207.6 |
TrainingPeaks | 211.1 | 0.85 | 208 |
■12/29 3分VO2max × 8本インターバル@ローラー
TSS | IF | NP | |
---|---|---|---|
Cyclo-Sphere | 103.7 | 0.85 | 203.9 |
TrainingPeaks | 100.2 | 0.84 | 204 |
どうも、長時間の休憩をはさむと大きくずれるようだ。
今回の8823練では、そのつもりでSGX-CA500を見ていたのだが、お昼を食べるなど長時間休憩しているあいだ、TSSは変化しなかった。ところが、走りはじめると急激に上昇。ごく軽く数分走っている間に、TSSが50も増えたりするのだ。TSSの定義から考えるとありえない現象だ。たぶん、TrainingPeaksで出てくる値のほうが正しいのだろう。
次回は、休憩中、SGX-CA500のタイマーを止めてみよう。そうしたら狂わなくなるかもしれない(再スタートし忘れたりするので、あんまりタイマーを止めたくないんだけど)。
それにしても……もとは同じなはずなのに(同じ数式を使っているはずなのに)、どうして、条件によって違う値が出るなんてことになるんだろうか。不思議だ。
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コメント
本件、藤田さんのセミナーでパイオニアの人に会ったので伝えてみました。で、Cyclo-Shereにアップロードされているデータなどを解析した結果、やはり、長時間の休憩が入るとまちがった数値になることが確認され、アップデートで修正される運びとなりました。
投稿: Buckeye | 2016年1月28日 (木) 06時14分