TrainingPeaksのPMCで振り返るこの1年
去年のツール・ド・おきなわで落車し、2カ月ほど自転車に乗らなかったので(体がそれなりに直っても自転車が壊れていて乗れなかった)、1月頭に乗りはじめたときはCTLが一桁(--;) 体が完全になまっていて、動くのがつらかったもんなぁ。
冬場はローラー台中心なので、100TSS弱×週3~4日。これで6週間過ごしてもCTLは40くらいにしかならない。実際、4月末のツール・ド・八ヶ岳あたりのCTLは約40。ツール・ド・八ヶ岳は成績が芳しくなかったがさもありなんというところ。あきらかにトレーニング不足だ。
5月からはイベントなどで週末ごとそれなりに乗り込んだので、富士ヒルではCTLが55くらいにはなっている。富士ヒルはまあまあだったけど、まあまあでしかなかったのもむべなるかな、である。
7月はそれなりに乗り込んでいるが、米国デスライド参加がトレーニング的によかったのかよくなかったのかは微妙。当日はしっかり乗り込んでいるが、前後に乗れない日がたくさんあったので。まあ、あくまで楽しみのために行ったわけで、そういう意味では大満足のツアーだったんだけど。
8月はAttack! 299直前のCTLが70とかなり上がっている。TSBが若干マイナスで疲れ気味ではあったが、わりといい走りができたのはCTLがあがっていたからか。そのあと山ごもり特訓の時期はCTLが90台で推移。戦国ヒルクライム in 韮崎・甘利山はCTLが96。TSBが-49とかなり疲れ気味でもすごくいい走りができたのは、やはり、トレーニング量が多かったからか。
だが、8月半ばから9月半ばにかけてイベント参加があまりできないこともあり、実走不足でTSSが稼げず、10月頭時点でCTLが60弱まで低下。9月末のヒルクライム佐久はCTLが63、TSBが24。まあまあの走りができたのは、そこそこのCTLを保てていたこととTSBが24と体が疲れていなかったからか。
なんとなく乗り込み不足とは思っていたので、このあたりからツール・ド・おきなわを目指して乗り込むようにした。ちょうど、なるしまスーパーグランフォンドやGiro de HOTAKAもあったし、8823練にも参加するようになったり、なるしまのレース系練習会(通称なるつる)にも顔を出したりもした。ただ、さすがにオーバートレーニング気味だと感じたので(TSBは-115まで下がっている)、ツール・ド・おきなわ直前1週間は自転車に乗ることさえやめて完全オフを続けるというちょっとめちゃくちゃなテーパリングをトライ。
その結果、ツール・ド・おきなわ当日はCTLが82。直前、思いきって休んだこともあってTSBも大きくプラスの28。このあたりが快調な走りにつながったのではないかと思う。ホントは、もっと計画的にトレーニングとテーパリングをすべきで、調整というかピーキングとしてはひどいやり方だったと思うが(そういう自覚は一応あった上でやっている)、結果としてはかなりいい形になったと言えるだろう。
ツール・ド・おきなわ直後1週間は自転車をお休みしたし、その後もしばらくあまり乗れていない。仕事関係のイベント目白押しでほとんど乗れない1週間があったりもしたし。ともかく、TSSが少なく、ツール・ド・おきなわ前にプラスとしたTSBがプラスのまま推移するほどで体はなまっていく。CTLも60台半ばまで低下。
その後、8823練など、来年に向けて動き始めた結果、いまはCTLが70台後半。少なくともこのレベルを保っていければ、今年はずいぶんと伸びられるんじゃないかな。
ちなみに、過去1年間の平均TSSは413/週。平均的にトレーニングしていたらCTLが60くらいになるレベル。いま、CTLが80近いということは、過去1年間に比べて30%以上も実質のトレーニング量が多いことになる。これを続けられて強くならなきゃウソだよね~。
それにしても……どのくらい練習したらいいのかがよくわかっていなかったからっていうのもあるけど、この1年、CTLが乱高下するほど不規則な練習だったのね。なんか、せっかく強くなりかけた体をなまらせてまた鍛えるをくり返していたようだ。来年、そのあたりを修正して計画的なトレーニングをしたら格段に強くなれる、のかもしれない。
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