『土井雪広の世界で戦うためのロードバイク・トレーニング』
先日、表題の本を読んだ。いろいろと納得できる点が多い本だった。(しばらく前に書いた記事なのだが、アップロードを忘れていた^^;)
ショックというか、やっぱりなぁと思ったのが、FTPについての記述。平均的な体重(60kg)で250Wもあれば一応安心、300Wあれば立派……私の体重は、一時期62kg前後まで落ちたが、筋トレを始めてから増加傾向にあり、最近は64~65kg。ということは、将来的に「平均的な体重」の1割増しくらいで考えておくべきだろう。つまり、パワーウエイトレシオで同等になるように考えると、FTPは、現行の230W強に対し、275Wで安心、330Wで立派。最低でも2割アップしないといけないわけねぇ。
先日のツール・ド・おきなわ市民100kmも、FTPが280Wくらいあったら、普久川ダムへの上りを300Wくらいで20分走り、余裕はないけど先頭集団についていくことが可能になるはず。そう考えると、絶妙な数字なのかもしれない。
で、ここらへんは「基礎」「ベース」なわけで。つまり、私の体は、まだまだ、「基礎」「ベース」と言われるところが大きく不足しているっと。
ま、そらそのはずだよね。ロード始めて2年半。昔のフィギュアスケートで考えたら、練習ができる期間とかオフシーズンの過ごし方、シーズン中の打ち込み方なども加味すると、ようやく、始めて5年目とかの中3か高1くらいのころまで来たイメージなんじゃないかな。ここから練習強度も頻度も上がり、もう7~8年やると、選手としてピークのころの体。まだまだ全然じゃん。
それはともかく。
本書によると、基礎を作るには、LMD(Long, Middle, Distanceの略で、きつめの強度で長距離を走る)とLT走とのこと。要してしまうと、きついと思う強度で乗り込め、と。プロでもベース不足でLMDとLT走をくり返すケースがあるらしい。であるなら、私のレベルではこういう練習をしっかりやらなきゃいけないのは当たり前だろう。
急がば回れ。基礎の充実なくして高い塔は作れない。とりあえず、来年は、基礎の充実を中心に進めてみようと思う。
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