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2015年11月 1日 (日)

なるしまフレンド鶴班練習会(名栗周回練)

日曜日はなるしまフレンド鶴班の練習会に参加。

なるしまフレンドのクラブは人数が多く、レベルも実業団クラスからごく初心者まで幅広い。そのためだと思うけど、いろいろと分かれていてなにがどうなっているのか、正直、部外者にはよくわからない。

ウェブサイトの「クラブチーム」ページを見ると、立川店関連は、まず、Aラン(8時集合)とEeeラン(9時集合)に分かれ、Eeeランがさらに鶴・兎・亀に細分化されていることになっている。ただ、7月に初参加したクラブラン(Eeeランのはず)はふたつにしか分かれなかった。変だなぁ、人数の関係かなにかかなぁと思っていたのだが、どうやら、あれは兎班と亀班に分かれた、私は兎班にくっついていったということらしい。で、鶴班はAランと合同で8時に集合し、けっこうきつい練習をしているらしいことが、最近、メーリングリストで判明(なるしまスーパーグランフォンドの記事にコメントをいただいた島田さんが質問をしてくださったおかげ)。

兎班は楽に感じる強度で、楽しむにはいいけど、練習になるかと言われるとちょっと疑問という感じだった。だから、もう一段上のクラスに参加してみたいなと思っていたので、いろいろ判明したのはいいタイミングだと思いきって参加してみることに。世話役的な方のひとりは富士ヒルが私と同じくらいのタイムであるとわかったのもあり、それほど迷惑をかけることにはならないのではないかとも思ったし。

というわけで、8時、なるしまジャージで立川店へ。例によって例のごとく、出発が予定より遅くなったので、200W弱という私にとっては限界の巡航速度で飛ばしていく。

朝は肌寒く、いろいろ着ていったのだが、お昼は17℃くらいまで気温があがる予報で、最終的に服装は、夏用半袖ジャージ上下に厚めのアンダー、アームウォーマー(ヒルクライム中は手首までおろして温度調節)、長い手袋(指切りでよかったと思う)、冬用靴下、ハーフのシューズカバーで走った。メインのバイクは沖縄に送ってしまったので、今日は、クロモリフレームのWashoeに35mmというミドルハイトのアルミホイールで参加。

三々五々集まってくるメンバーにご挨拶。初参加は私のほかにもうひとり、いつもは神宮店のランに参加しているという方が来られていた。

9時過ぎ、青梅の7/11へと走り出す。けっこうみなさん、飛ばしていく。やはり速いなぁと思いながらローテーションしていたら、「7/11まではウオーミングアップだからあまり飛ばさず、時速35キロくらいを目安に……」とのこと。

青梅の7/11は、ちょうど、初参加ふたりが先頭のときに到着。あやうく気づかずに通り過ぎるところだった(^^;)

トイレを借り、あれこれ買い込んで補給休憩。ここを出たら、小沢峠、山伏峠、山王峠を2回ずつ上る周回コース、103㎞、獲得標高1700m近くを信号以外はノンストップで走る。補給も、基本的に走りながらとなる。

参加者が12名だったので2班に分かれて走りはじめる。初参加の2名は先発のどちらかといえば脚が遅い組。

東京グランフォンドのスタート・ゴール地点前、ゴルフ場前の小ピークを越え、東京ヒルクライムNARIKIステージの前半、斜度が緩いあたりを走っていく。この途中、おひとり、あきらかに初参加ふたりのフォローに回ってくださった方がいて、その方、私、もうひとりの初参加の順番で位置固定で走っていく。小沢峠直前の直登になる区間はL5とのことで踏み込みかけたのだが、「出るな」と言われて後ろに戻る。練習後に聞いたところでは、NARIKIステージのコースに入ったあたりで私がぜーぜーいってるのを聞き、これはまずいとフォロー、無理させないようにしたということらしい。「あのへんでぜーぜーいってたのに、山伏峠とか、それなりにちゃんと上るんでびっくりした」だそうで。いや、私、早い段階から呼吸がすごく荒くなるんですよ~。でも、そこからかなりの時間、高めの強度が保てるわけで……(^^;)

山伏峠に向けた上りが始まって少しすると、前3人はどんどん先に行ってしまう。私はちぎれ気味。というわけで、もうひとり、初参加の方は「大丈夫ですか?」と私に声をかけつつブリッジ。いや、まあ、自分のペースで上る分には大丈夫なんだけど……正直、このところ調子がよくない。っていうか、例のスーパーグランフォンド以来、足の疲れが抜けない感じでローラー台なんかだとすぐたれてしまう。実走だとそれなりに走れるけど、出力は安定しないし、割と早めに落ちてくる気がする。ダメージがあまりに大きかったのかもしれない(その前の週末もダメージはスーパーグランフォンドに匹敵するくらい走っているし)。このときも、山伏峠への上りはじめは足が重くて力が入らず、ひとり、じりじりと遅れていく。最終的に100mか150mくらい遅れただろうか。がまんしていたらそのあたりから少し調子が戻ってきたようで、今度はじりじりと追い上げる。あと20mくらいまで追い上げたが、峠直前で前もペースアップ。結局、20mか30mくらい遅れた状態で峠を折り返す。

下りは、あぶなくない範囲で積極的に踏んでいく。前に追いついたところでトレイン組んで補給しつつ、山王峠に向けて走る。山王峠は、あれっと思ったら越えていた(^^;)

その後もトレイン組んで2周回目に入る。小沢峠はやっぱり出力低め。200W前後をふらふらしている(--;) 山伏峠は200W強。調子悪いなぁ。

この上りに入ったあたりで後発グループ(速い方のグループ)に抜かれる。200W台後半の出力があったらついていけそうだなぁ、やっぱり、FTP250W以上は欲しいなぁ。FTPがもう50W増えれば、出力落ちても230W前後出て、「走ってる」感じで坂を上れると思うんだよなぁ。

それでも、この山伏峠の上りでは、同じグループの人ふたりを抜く。

その片方に下りで抜き返され……下った先はふたりでローテーションしつつ時速40キロ前後で走っていく。疲れた状態でこのくらいのスピードを保つと、ローテーションの効果を実感する。後ろにつくとはっきり楽になるのだ。

山伏峠の上りは私が先行したわけだが、山王峠の上りでは私が遅れた。もう足が残っていない。ダンシングするとくだけそうになる。1週目は気づいたら越えていた小さな峠だが、2週目はしんどかった。

もうひとりの方、峠頂上で振り返り、そのあとも飛ばさないということは私を待っているのだろう。ががっと踏んで、また先頭交代しつつ下っていく。最後に設定されているスプリントポイントの直前は私が付き位置だった。前がダンシングでぐっと加速。一瞬遅れて私も加速し、スリップストリームから出て並ぶ。ダンシングは厳しそうなので、シッティングだけど。体はべったり倒して空気抵抗を減らす。手の加重をなくし、体重を極力足にかけて踏む。ケイデンスはたぶん120を優に超えてる。足が焼けるような感覚。じりじり前に出てゴール。いや~、もう足なんか残ってないと思ってたけど、短時間、高回転でブン回すのはできるんだ。びっくり。

そのあとはスピードを落とし、おしゃべりをしながらゴール地点のファミリーマートへ。やはり、スプリント勝負を楽しもうと山王峠後、私を待ってくれていたとのこと。あの上りからしたら、絶対、私の負けだと思っていたのだけれど……やはり、私、坂より平坦のほうが得意なのかも(--;) ま、自転車乗りとしては体重があるほうだから、どうしてもそうなるのかな。

103㎞、獲得標高1700m近い周回コース、かかった時間は3時間50分くらい。スペックから言ったら3時間半で走れていいはずなんだけど、やはり、疲れが残っているのだろうか。

■ファミリーマートで補給休憩

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なるしまフレンドはツール・ド・おきなわに出る人が何人もいる。そういう人たちからあれこれ話を聞きながらお昼ご飯。市民210kmの平坦な頭70kmは、集団が時速40km超で走り続けるそうだ。ということは、140kmを4時間半切るくらいで走れれば、ぎりぎり完走の可能性があるということかな。ただ、最近の210kmは落車が多い、先頭50人くらいのローテーションに入れるならいいけど、そこまでの脚力がない人には勧められないって話もあった。後方集団だと「落車に巻き込まれる」かどうかは運次第になってしまうから、とのこと。エントリー年齢の上限まであと3年、それなりの力がついたら一度くらい走ってみたかったけど、やっぱり、やめておいたほうがいいのかな。けがしたんじゃ元も子もないから。100km、140kmでタイムを狙って走ればいいわけだし。

ずっとフォローしていただいた方からは、「出力上げ下げするのはあんまり得意じゃなくて、限界近くを一定で走るほうが得意みたいね」というコメントも。はい、その通りです。っていうか、FTPに余裕がないから出力の上げようがない(上げたら酸素負債を抱えてそのあと死ぬ)、パワーメーターの活用でFTP近辺に出力を保って出力のわりにはそこそこ走れるを実現しているわけで。

ファミリーマートからは立川店に戻るトレインに乗せてもらって走る。道がわからないので、基本的に付き位置。

立川店に戻ってから、ほかの参加者と少しおしゃべり。スーパーグランフォンドの疲れが残っている気がするという話をしたら、「年になると回復が遅くなるから。だから、ぼくは、スーパーグランフォンド、あえて走らない選択にした」というお話も。ま、あと1週間、回復に努めてどうなるか、だな。

店内でも、100km出場という方にご挨拶された。やはり、なるしま関係は沖縄行きの人が多いようだ。

最終的に家に戻ったのは4時ごろ。いや、よく走った。きつかった~。

ここからツール・ド・おきなわまでの1週間は疲れを抜くことに専念かな。

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