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2015年11月 8日 (日)

ツール・ド・おきなわ2015(100kmオーバー40)-本番

4時半から朝食ボックス配布、5時出発とのことなので、目覚まし3時半と3時40分にセット。結局、3時前には目が覚めてしまい、3時半までふとんの中で目をつぶっているだけの状態だった。ただ、UP計測による「深い睡眠」が3時間超えとかなりぐっすり寝られたらしいので大丈夫だろう。去年は眠れなかったんだよなぁ。2度目で少し場慣れしたんだろうか。

起きてすぐ、買っておいたヨーグルトで胃腸に活を入れ、準備を進める。服装は、ジャージ上下に指切りグローブ。アンダーなし。なにせ、予報では最高気温が28℃とかになっているのだ。

持ち物は、携帯電話、少々のお金と保険証、クレジットカード1枚を入れた財布、それにゼリー型の補給食×7。スタート時から30分ごとにひとつで3時間目に最後を取り、3時間半でゴールするという計算だ。

ちなみに、目標はタイムが3時間30分切り。また、できるだけ先頭グループについていくことも目標。

■ゼッケンの付け方

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ツール・ド・おきなわはゼッケンがでかく、どうにも付けづらい。前の晩、いろいろやってみたのだが、私としてはこれがいいように思う。腰の後ろではなく背中のほうについているのは、こうしないとバックポケットと干渉するから。

■ジャージを着るとこんな感じ

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順調にトイレもすませ、集合場所へ向かう。

■朝食セット

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配布された朝食セットは去年と同じ。これでは足りないので、パン1個、ジュース1パック、フルノーラ1本、スポーツようかん少々を追加。サポートとして出走されるアンカーの元選手たちも、みなさん、パンを何個も追加されたりしていた。

まっくらな中を出発し、メイン会場で50kmの人たちを下ろし、140kmのスタート地点で140kmの人たちを下ろしながら100kmのスタート地点へ向かう。朝食は出走4時間前くらいには食べ終えろと栄養学講座で言われたので、バスに乗ったあたりから少しずつ食べていく。ががっと食べてインスリンが出てもおもしろくないんじゃないかと思うので、ゆっくり、少しずつにしてみた。140kmのスタート地点に着くころまで、断続的に食べていたかな。

7時15分ごろスタート地点につき、みんなが準備をする場所を確保してから自転車を受け取りに行く。

■梱包箱を開けたところ

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■自転車は前輪だけ外して収納されている

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たしかに、ここまでしてあればディレーラーが曲がったりの心配はなさそうだ。

10時スタートなので、あまり早くにアップをしても仕方がない。オフィシャルにはスタート30分前に並ぶことになっているが、前のほうに位置するためには1時間くらい前からスタンバイしておくほうがいいだろう。というわけで、8時半ごろ、最初の上りをゆっくり走ってアップをはじめる。頂上近くまで上がって戻ってきたら……え? みんなもう自転車を並べているの!?

9時前だというのに、ずらりと大半の自転車が並んでいる。この最後に付くのは避けたい。というわけで、前のほうに隙間がないか探しに行く。このあたりはヒルクライムレースでつちかった厚かましさである(^^;) 先頭から10列目くらいの右端に隙間をみつけ(端っこが1台分へこんでいた)、そこに並べる。まあ、このくらいならよしとしなければいけないだろう。あとは、スタート位置へ移動するとき、うまく前へずれていくようにする。そうそう、ペダリングモニターの校正もしておいた。

■スタート待ちの列

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自転車を並べて待機場所に戻ると誰もいなかった。荷物もない。藤田さんを見つけたので、一緒に荷物をアンカーのニュートラルカーへ預けに行く。

暑いのでウォーターローディングもと思い、水分を多めに取っていたのだが、20分でまたトイレに行きたくなるというのは、さすがにちょっと取りすぎだったのかもしれない。走り始めたら、全量汗になるとはいえ、その前の分は汗に回らないので、下手すると、途中でトイレに行きたくなるおそれがある。次回以降の注意点かも。

そろそろチャンピオンレースの先頭が通るので応援をとの放送があったので道のほうへ行く。ところが、「15分後に来る」とアナウンスがあった10分後にまた「15分後に来る」とアナウンスがあったり、蕎麦屋の出前状態。オフィシャルの人に女性が進行を尋ねたら、「とにかく遅れている。女性のスタートは11時近くなるかも」となんだかすごい話が出ていた。

■チャンピオンレースの逃げ

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結局、20分ほど遅れ、市民100kmアンダー39が10時10分ごろスタート。その10分後にオーバー40スタートと言われ、みんな、自転車と一緒に並んでいるのだが……いつまでたっても動かない。遠くてよくわからないのだが、どうも、市民210kmや市民140kmの先頭集団が来てしまい、その直前に100kmの選手をぶちまけるわけにはいかないと待たされているようだ。

10時20分ごろ、ようやく動き始める。と、後ろからどんどん上がってくる人がいる。そういう人たちと一緒に私も前へ前へと動き、先頭から3列目くらいまであがる。このくらいならいいだろう。

道路に出る直前でいったんストップ。まずはゼッケン2001から2050までのシード選手をゼッケン番号順に並べるとのこと。去年もそうだった。このシード選手というのは、前年の成績その他から決めているらしい。ということは、今年、40位以内くらいに入れれば、来年、シードされる可能性が高くなる(50位だったりすると、ほかでいい成績を上げている選手が上に入って落ちる可能性がありそう)。

さぁ行くぞと思ったら……「次は51番から100番までの選手~」だそうだ。私の周りでざわめきが起きる。そのあたりは先頭集団についていこうと位置取りしてきた人が多いからだ。

結局、並べた位置は去年と同じように120番目前後だろうか(--;)

最終的に市民100kmオーバー40がスタートしたのは10時半ちょうど。制限時間が4時間強から3時間半強まで縮んだわけで、今年は、記録的に低い完走率になりそうだ。とひとごとのように言っているが、去年走っていないあたりが意外に時間がかかり、目標タイムに到達しなければ私も足切りにあう可能性がある。

ちなみに、スタート直前、サイコンに気温を表示させたら36℃とかわやな値が見えた。たぶん、日が当たっていたからであって、本当にそこまで気温が高かったはずはないのだが、とにかく、暑い1日になるであろうことはまちがいない。実際、日中の気温は30℃を超えたらしい。

スタートから1kmはパレード走行。「その間、前を抜かないように」というアナウンスがあったが、私の周りは走り始めて道路いっぱいに広がれるようになった瞬間、空いた右側を使ってどんどん前に行く。私もその流れに乗って前へ。パレード走行中に先頭から10列目くらいまであがっただろうか。

パレード走行中、振られていた赤いフラッグが白にかわり、レース開始。とたんにスピードがあがる。サイコンを確認すると出力280Wくらいになっている。去年12分で上った坂だし、1kmはパレード走行で消化しているのだから、ピークまで10分もかからない。そのくらいならなんとかもつだろうとそのまま踏んでいく。

パレード走行で詰まった状態からみんなが全開で走り始めるわけで、大混乱という感じ。しかも、パレード走行、じゃまだという感じで縫うように抜いていった140kmの選手を今度は100kmの集団がぶち抜いていく展開もある。ダンシングなんてあぶなくてできない。みんなシッティングである。前輪をはすらないように一番の注意を払いつつ、なるべく広く注意力を拡散させておく。途中、私の左後ろからやばい感じの悲鳴があがったが、落車でもしたのかもしれない。もちろん、なにがあったのかと後ろを振り返る余裕なんてない。前と周りに注意力をぜんぶ振り向け、全力であがっていく。

集団がだんだんと細長くなる。去年の様子からして、後ろは、もう、ぶちぶちに切れているだろう。私の少し前も集団が細くなり……ぷちっと行った。ブリッジ……できるほど余裕はない。とにかく遅れが大きくならないよう、280W前後の出力を保って踏んでいく。

と、藤田さんが下がってこられた。「大丈夫ですよ~。そのまま。そのまま」と声をかけていただく。返事をする余裕はなく、必死の形相で頭だけちょっと下げる。

ピーク直前で藤田さんが後ろから私をパス。そのまま前に入られたのでついていく。きつい。もうだめと思うが、もう少しで下りに入る、そうすれば足を休められると振り絞る。記録を見ると、スタートから10分強は平均290W近くも出ていた。

ようやくピークを越えて下りに入る。藤田さん、踏む。休めないじゃん。いや、そらまあ、先頭集団に追いつこうと思ったら、ここ、踏んでかなきゃだめよね。追いついたら休める~とお楽しみは先送りして必死で踏む。あっという間に海岸線。藤田列車はそのまま突っ走る。なんだかんだ言って下りで少し回復した足も、たちまち限界。「もうダメですぅ」と声をかけたくなるが、先頭集団に追いつくにはこのくらい必要という判断なのだろう。ちら、ちらと後ろに注意を払いつつ(つまり、私がついてきているのを確認しつつ)、藤田さんは飛ばしていく。私も、もう少し、もう少しととにかく踏んでいく。トンネルが近づく。トンネルの中は少し楽になるんだよなと思ったら、藤田列車、スピードアップ。絶妙である。付き位置だというのに、それも車輪間がたぶん20cmとかの至近距離でついているというのに、平均270W強が記録されている。でも、そのかいあって、海岸線を1/3くらい行ったあたりで先頭集団が見えてきた。

それにしても、元オリンピック選手に引いてもらって先頭集団に戻るとはすごい贅沢である。

追いついたあとは、集団の少し右外側ぎみ、前後は真ん中かもうちょい後ろあたりに位置取る。疲れた足を休めるには中心寄りの後方がいいが、なにかあったとき逃げやすい場所にいたい。そういう意味では空いてる対向車線がある右側がいいのだ(というか、私にとってお気に入りの場所)。

集団に入ると、たしかに楽だ。出力もがくんと落ちる。下りはじめからずっと下ハンで飛ばしてきたが、ブラケットに持ちかえられるので呼吸もしやすい。スピードはちゃんと40km前後出ているんだけど。

そうそう、集団で走っていたら、対向車線を救急車が走ってきた。やはり、スタート直後に落車があったのではないだろうか。

海岸線から普久川ダムに向けた道に分かれる分岐表示が見えたところで前にあがる。かくんかくんと2段階左折が続き、集団のなかほどにいると詰まって怖いからだ。先頭から10人目くらいで分岐を通過。周りでは「左折~!」「もう1個あるよ~!」などの声が飛び交っている。このあたりは、比較的こういう走行になれた人が多い先頭ならでは、だろう(去年、後ろの集団で突っ込んだとき、こういう声かけは聞かれなかった)。

海岸線をあとにすると、すぐに上りが始まり、どんどん抜かれていく。上り初めは平均300W近くも出していたというのに……。ここの上りは20分以上かかる。その間、300W以上を出し続ける力なんて私にはない。というわけで、スタートから25kmで先頭集団からちぎれることに。

ここの上り、結局、20分あまりの平均出力が250W。夏場に野辺山でやったプチクライムではアップ後フレッシュな足の240W20分でオールアウト寸前だったというのに。力がついたのか、それともアドレナリンによる本番効果か。

ここからは、手近にいるほかの選手とあうんの呼吸でトレインを組んでいく。誰もなにも言わないけど、みんな考えることは一緒で、自然と1列のトレインができ、先頭交代が始まるのだ。ただし、こういう先頭交代に慣れている人もいれば慣れていない人もいる。何人か、この人の後ろは走りにくいなぁと思う人がいたが、それは仕方ないだろう(私がそう思われていたりして^^;)。

普久川ダムの給水所で空のボトル1本を捨て、スポーツドリンクのボトルをもらう。

次の上りも20分くらいかかる。こちらは平均230Wほどだった。ここまでめちゃくちゃな出力を出してきたことを考えると上出来だろう。

ピークを越え、アップダウンをくり返しながら少しずつ高度を下げていく。こういう部分、私は得意らしい。足を止めた下りはあきらかに速く、前を抜いていくことになる。下りから短い上りに入るときも、スピードの低下が少なく、前を抜いていくことになる。

この途中で210kmの人たちを吸収し、210kmと100km、半々ぐらいのグルペットができあがった。このグルペットは、そのまま羽地ダム近くまで一緒に走ることになる(多少、メンバーの入れ替えはあるけど)。私はと言えば、下りで前に出て引く(というか足を止めて伏せているだけ)、平坦になったら下がる。上り始めで前に出る。上りの途中で抜き返される。そんな感じで走っていく。

二つ目の給水所では、最初に作って持っていったボトルの2本目を廃棄。体にかけて冷やすかもしれないので水のボトルをもらう。

去年、曲がりきれずに落車したコーナーも余裕でクリア。とにかく、コーナーは抑え気味にして余裕をもって曲がるようにしていた。

ただ、時間的には、去年より少し余分にかかっているようだ。去年は少し追い風だったらしいから、その影響かもしれない。力は、あきらかに今年のほうが上がっているのだから。

羽地ダムへの上りにさしかかる少し前だったと思う。コーンで規制されて右側車線のみになっているあたりを走っているときだった。トレイン最後尾を走っていたら、両足がぴきぴきっとつりそうな気配。あ、やばいな。ストレッチのようなことをしたらいいのかもと足の裏を伸ばすような動きをしたら……びきびきっ……よけい悪かったらしい(--;)

ちょうどそのあたりで、210kmの人が先頭から降りてきた。前走者と隙間が空いていたら、詰めろと手で合図してくる。先頭交代をひとり分さぼるなってことだろう。言いたいことはわかるが、いまはそんなときではないって感じ。「両足つりかけてて無理です。ちぎれそうです。先、行ってください」と声をかける。その人ががんと踏んで最後尾に付くと同時に、私は切れていく……と、直後、後ろから抜いていく人がいる。右斜め後ろを確認すると、トレインが抜いてくようだ。ラッキーと、足を緩め、軽く回しながら下がっていく。後ろのトレインの最後尾につこうと踏んだ瞬間つったらまずいなと思いつつ、切れたら追いつけなくなるだろうととにかく踏んでみる。ちょっとやばそうな感じはあったが、なんとか切り抜けることができた。

そのまましばらく、だましだましという感じで踏んでいたら、つりそうな気配は消えていった。

そうそう、今年のツール・ド・おきなわは暑かったからか、足をつって倒れている人があちこちにいた。上りのイン側にぶっ倒れていたのは、みんな、足つりだろう。(下りのアウトというコースアウトで落車したらしい人も見たが)

海岸線と別れ、羽地ダムへの上りにさしかかる。たしかに、これだけ走ってきたところで遠くまで坂が見えるというのは心が折られる光景だ。走っている人たちは、ふつうに上っている人と、時速10kmを余裕で切るような低速で死にそうに上っている人に2分されている。足が残っていないとつらいと聞いていたが、低速の人たちは足が残っていないということなのだろう。

私は快調。記録を見ても、平均220Wと普通に力が出ている。サポートで下がってこられた藤田さんにも「いいじゃないですか。大丈夫、行けます」と声をかけていただいた。ここで足がなくなったら……と保険のつもりでスプロケットは11-32Tをつけてきたのだが、不要だったらしい。来年は11-28Tかな。

というわけで、割とあっさり羽地ダムへの上りをクリア。ダンシングすると、そろそろ限界って感じではあったけれど。

そうそう、この上りの最後近くで国際女子のトップ集団に抜かれた。

このあとは下り基調。最後なんだから出し惜しみをしている場合ではない。一人旅状態だが下ハンでがんがん踏める限り踏んでいく。目標タイムの3時間半切りは……微妙な感じだ。

名護市内に入ったあとも一人旅が続く。海に向けてゆるい下り基調ということもあり、時速40~50kmで巡航。あと5km、あと3km、あと2.5kmと残り距離ばかりが気になる。

ふと心拍を確認したら、170台の後半。最大心拍まであと5拍もあるかどうかという完全なレッドゾーンである。でも、意外なほど苦しくない。アドレナリン効果か。

ゴールが見えた。何キロもロングスパートをしてきたような走りなので、さすがに苦しく、まともに前が見られない。ちらっと前を確認してはしばらく下を向いて走る。沿道にたくさんの人がいて応援してくれているみたいだが、そちらに目を走らせる余裕もない。

ゴールに飛び込んだのは、3時間28分くらいだったようだ。

ゴール後、計測用チップの返却場所で足をついたら……がくがくしていてまともに立てなかった。

チップ返却後は、とりあえず、ボトルにお茶をもらって飲み干す。アンカーテントについて、また水をもらい、ペットボトル1本を飲み干す。ボトル4本(600cc1本、500cc3本)を飲みあげてゴールしたのだが、もっと飲むべきだったのだろう。具体的には、最初の給水ポイントまでに1本半くらい飲み、2番目の給水ポイントまでのあいだにまた1本半、2番目の給水ポイントで2本もらってわりと早めにどんどん飲む、かな。いや、2本、2本、2本の合計6本飲んでよかったのかも。

ゴール後はなにか食べたほうがいいのだが、胃がひっくり返っていて固形物を食べる気にならない。近くの出店をのぞいたところ、アセロラフローズンなるものがあったので、それを買う。

■アセロラフローズン

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これも水分が多いわけだが、これでもまだ水分が足らない感じで、持っていった経口補水液を半分ほど。そんなことをしながら、速報サイトでタイムと順位を確認する。3時間27分13秒の39位/375人(エントリー)。なんとか目標の3時間半切りは達成できたわけだ。このタイムなら例年そうなんだけど、リザルト表のpage 1(50位以内)も達成。来年もエントリーすれば、ゼッケン50番以内のシードにしてもらえる可能性が出たと言える。

水分が行き渡ったからか時間がたったからか、そろそろなにか食べられそうだと思ったころ、藤田さんがホテルに戻られるというので引いてもらう。いや~、藤田さんの後ろは走りやすい。レース中、この人の後ろは走りにくいなぁと思った人がけっこういたんだけど、やっぱり人によって大きく違うんだ。

30分ほどでホテル到着。ホテル入り口の上りがなにげにきつい。

部屋に戻って、まずはビール。目標達成を祝ってひとり乾杯である。

■沖縄の地ビール

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ホテルの売店でみつけたのだが、レッドエールとのこと。私好みの甘めビールだった。ついでに速報サイトで完走者がどのくらいいるか確認してみたら……わずかに82人。完走率2割強というのは記録的な数字だろう。屍累々である。

ビール後は、例によって例のごとくお風呂。マッサージをしていたら、やはり走ってきたらしい人が横でストレッチをしていた。話しかけてみたら、同じ市民100kmオーバー40を40位ちょっとで完走されたとのこと。どこかでかすっていたでしょうねと話して別れた。

部屋に戻ったあとは、自転車をパッキングし、打ち上げのパーティーへ。

■今回の自転車

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今回のツアー参加者のなかから50km女子で優勝者が出たとのこと。チャンピオンジャージで乾杯の音頭をとっておられた。

去年もそうだったが、今年もとある販売店のクラブ員がほとんどで、個人参加はほとんどいない。そのクラブからたくさんの人が参加するからツアーが成立するというのもたしかだし、個人参加がほとんどいない分、藤田さんがいろいろと気を遣ってくださるのでおいしいっちゃおいしいのだけれど、パーティーになるとアウェー感が強いのもたしか。特に今年は、仲間内だけとしてもそれはどうよと思うような盛り上がりを見せていたし。私が自転車を買ったお店にはチームがないのだけれど、それはそれでよかったのかもと、ちらり、思ってしまった。

ま、そのあたりをどうこう言ってもはじまらないので、去年もこられていた販売部の部長さんにごあいさつしたり、藤田さんにお礼をしたりしながら、自分なりに楽しませてもらう。

藤田さんからは「いや、最後、あそこまでついてきているとは驚いたよ。ちゃんと踏めてたしね」と言われた。早々にちぎれたのを見て、もっと沈んでいるはずと思われたのだろう。ちぎれたわりにはついていけるというか、長時間の持久力があるわりに10分、20分がもたないっていうか。

抽選会は、残念ながらなにも当たらなかったが、残念賞でアンカーチームのサコッシュをゲット。そこにアンカーチームの選手にサインしてもらっている人がいるのを見て、私は、藤田さんにサインをお願いすることにした。去年も今年もお世話になりっぱなしなので。

■藤田さんとサインしてもらったサコッシュを持って

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パーティー後、お風呂で軽くマッサージしたあと、ストレッチをして10時すぎに就寝。

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