今川峠往復×2(8823Racingたぬきさんチーム練習会)
この3連休、もともとはにこばっかいと那須に行き、那須ブラーゼンでロードバイクをレンタルしてそのあたりを走る予定にしていたのだが、にこばっかいが部活を休めなくなってキャンセル。東京にいるならと8823Racingたぬきさんチームの練習会に参加させてもらうことにした。
5時少し前に起きて朝ご飯を食べ、6時ちょい過ぎに走り出し。今回は余裕があるので、200W弱を目安に普通の飛ばし方で行く。予想ばっちしでいい時間に着くと思っていたのに、国道16号から福生駅に向かうあたりで道に迷ってしまった。線路が2本走っているとは思わなくて(--;)
というわけで、またも、7時ぎりぎりかちょい遅れくらいに到着。今日は、佐伯さん、加藤さん、私の3人らしい(途中までは8823のおやじさんも同行)。
■練習会に参加した3人@道の駅こすげ
佐伯さん、加藤さん、私、8823のおやじさんと強い順に並んだ位置固定で青梅方面へ。ペースはこちらも200W弱。まるで、私向きにあつらえたようなペース設定。最近、このくらいのペースで走り込むのが基礎力充実によさそうだと思っているところなのだ。
古里駅近くの7/11で補給・休憩後、青梅街道に入ってしばらくしたとき、8823のおやじさんに「ふくらはぎの筋肉がよく発達してるね。特に引きあげるほうの筋肉。昔はそういう足が多かったけど、ビンディングペダルが普及してからは珍しい」と言われた。たぶん、フィギュアスケート選手だったころに発達した筋肉が(少なくとも形としては)残っているのだろう。そうかぁ、ふくらはぎの筋肉、発達してるんだ。そう言えば、フィッティングをしていただいてる木下さんにも似たようなことを言われた記憶がある。自転車ではふくらはぎがつるってよく聞くけど私はまったくそんな気がしないと思っていたけど、ふくらはぎには余裕があるってことなのかもしれない。
小河内ダムをすぎ、奥多摩湖とさよならしてから道の駅丹波山までがきつかった。私にとっては限界近いところまで全般にペースアップしている上、ときどき、アタックがかかるのだ。ダンシングの練習~って前のふたりがダンシングを始めたときなど、もう、悲惨。パワーを絞り出すダンシングで400W出ているというのに離されていく。しかも、私はこんな出力は1分ともたないわけで。私の出力ががくんと落ちても、前のふたりはまだダンシングで先に行く。そのあとペースダウンしてくれるのでしばらくしたら追いつけるっちゃ追いつけるけど、言い換えれば、私はそこまでフルで走ってるわけで……。ひとりだったらこんなむちゃな走り、しないぞ。
道の駅丹波山についたのが9時45分くらい。10時、お土産物屋さん開店と同時になにをのぞいたりしたあと、今川峠へ。佐伯さん、加藤さんは来週の多摩川源流ヒルクライムに参加されるとのことでその試走というわけだ。とりあえず、初回は軽~く流して様子を見る、とのこと。というわけで、急勾配区間以外は200W強。きついけど、まあ、なんとか一緒に走れるくらい。なんだかんだと話をしながら上っていく。自転車の人、5~6人とすれ違ったかな。何回か走っているけど、ここで人に会ったの、初めてのように思う。来週の本番を前に試走にきている人がたくさんいたのかもしれない。
小菅村側に降りたらUターンして、すぐに上り返す。佐伯さん、加藤さんは一段ペースアップして先行。となれば、私ものんびり上っているわけにもいかず、230W前後という私にとってはフルの出力で上っていく。ここ、最大20%、平均9%とのことで(初回は最大22%って言ってたけど、あれはやっぱり盛ってたらしい。サイコン読みだと18%くらいが最大)、このくらい傾いていると、私の出力じゃきついんだよなぁ。上れない心配はないけど、上っていくのが精いっぱいっていうか。
下りで追いついて、3人でもう一度道の駅丹波山へ。ここでお昼休憩。日の当たるところにいると暖かくて気持ちいい。
■3人とも鹿ソバ
鹿丼(和風とピリ辛がある)も魅力的。次回は鹿丼にしようかな。なお、加藤さんはぶどうソフトを追加。
■上のほうから紅葉が始まっている
休憩もしたしということで、2回目の今川峠往復びんたへ。今回も、佐伯さん、加藤さんは私がついていけないスピードで先行。私はフルながらマイペースで後を追う。
■頂上直前
こうして写真で見てみると……頭が落ちるクセは直ったのかな。だとすれば、それは朗報。
小菅村側でUターンして、最後の今川峠。当然、私は一人旅である。フル出力のプチクライム3本目に相当するわけで、ひとりだったら、途中であきらめてたかも。前でふたり待ってると思えばあきらめるわけにもいかず、フル出力キープで上っていく。最後の直登は必死のダンシング。いや、きっつー。佐伯さんからは「イメージどおりに走ってくれたわ~」と言っていただいた。
このあとは小菅村側に降りてチャーちゃんまんじゅうをめざす。ががが~っと下って到着すると「道の駅小菅へ」との張り紙が(T_T) 仕方がないので上り返す。って、なんかペース速いんですけど。村役場くらいまではなんとかついていったけど、その直後、おもしろいように遅れ始める。根性でどうにかなる範囲を超えちゃったって感じだ。
■道の駅小菅に到着
■チャーちゃんまんじゅう×3で休憩
加藤さんと私は3個ずつ、佐伯さんは2個。加藤さんはマロンソフトにも気を惹かれていたが、さかずにがまんするとのこと。いや~、サイコン読みで消費カロリーがここまで5000kcalに近いので、好きに食べていいと思うけどな。
ここからはどっかの7/11で補給休憩した以外、積極的に踏んでがんがん下っていく。信号もほとんど止まらない。私は、ツール・ド・おきなわ向けの練習だと思い、なるべく下ハンを持つようにしてみた。8月末の練習会でご一緒した中野さんが車から見かけたとのこと。「小作で爆走3両列車見て勢い凄くてビビった」だそうだ。
青梅の街からはどこをどう走ったのかまるでわからず。信号などでちぎれたら迷子になりそうなので、なるべく車間を詰めて走るようにしていた。
8823に帰着後、おやじさんも交えていろいろと話を。私に対しては「ペダリング、きれいだよね。軽めのギアをきれいに回してる。そういう人って、劇坂が不得意なんだよね」……あらら、それ、最近痛感していることなんですが。おやじさんによれば、「年とったら心肺機能に余裕ないんだから、軽めのギアで坂を上り続けるのはきつい。もっとギアかけて上れるようにならないと」だそうだ。うーん、やっぱりそうなのか。足が疲れてないタイミングでギアかけた上り方と軽めのギアで回転重視の上り方と比べたとき、なんか、ギアかけた上り方のほうが上れる(出力が安定して出る)感覚はあったんだけど。
まあ、自転車に乗りはじめてまだ日が浅いわけで、まずはペダリングがきちんとできなければと思ってきたわけなのだけれど、そろそろ、ほかのことも考えるべき時期に入ったと言ってもいいんじゃないかな。
結局、家帰着は薄暗くなった5時40分。いや、疲れたわ。サイコン読みの消費カロリーは6100kcal(Pioneer Cyclo-Sphereの消費エネルギーは3400kJ。kJ→kcalはほぼスライドか少し増加らしい。ということはせいぜい4000kcalのはずなんだけどな。どうなってるんだろう)
走行距離177km、獲得標高2344mと距離・獲得標高は普通なのだけれど、TSS(Training Stress Score)が675というのは破格。TSSはペダリングモニター導入後しかわからないのだけれど、その範囲ではAttack! 299が535でダントツのトップ(体感的にはデスライドとどっちというくらいきつかった)、富士山周回や風張峠往復だと270くらいしかない。そのAttack! 299より多いとは。やっぱり、距離や獲得標高だけでなく、それをどう走るかによって負荷は大きく変化するんだと実感。逆に言うと、定番の風張峠往復びんたとかはかなり省エネな走りをしているってことになるんだろうなぁ。
やはり、強い人に引っ張り回してもらうというのは、練習としては最高だと思う。ちなみに、加藤さんだが、今回、いろいろとお話をうかがったら、初めてお目にかかった6月の日曜日が佐伯さんと走った初回で、あのときはついていけなかった、最近はそれなりについていけるようになった、来年の富士ヒルは70分をめざす、だそうである。その加藤さんともっと速い佐伯さんについて走っていれば、私も、遠くない将来、75分切りが達成できる???
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コメント
加藤です。昨日はありがとうございました!また練習しましょう!!でもって、来年一緒にシルバーをゲットしましょう!!!
投稿: 加藤孝一 | 2015年10月13日 (火) 19時47分
お世話になりました~&今後もよろしくお願いしま~すm(._.)m
来年シルバーはさすがに難しいんじゃないかとは思いますが、この調子で走っていれば確実に伸びると思うのでひょっとするとひょっとするかもしれません。いろいろ課題もはっきりしてきたし、しばらくがんばってみます。
投稿: Buckeye | 2015年10月14日 (水) 06時01分