MMPグラフ
パイオニアペダリングモニターのデータを解析してくれるサイト、Cyclo-Sphereではいろいろなグラフが提示されるがそのひとつがMMPグラフというもの。
■2015年9月20日のMMPグラフ
これ、いろいろなことがわかるグラフらしいが、読み方がまだよくわかっていない。
「CP曲線から1時間維持できる最大パワー(FTP)を予測できます」とあるけど、どこをどう見ればわかるのかまでは書かれていない。
「ロードレーサーで華麗に曲がる!」セミナーでお世話になった須田さんが書かれている記事。こいつのヒルクライマー編からすると、cpという値の235WとCPという値の239WのいずれかがFTPの目安になるんだと思う。
「パワーベースの自転車トレーニング」というサイトの「Critical Powerモデル」という記事によると、(↓)のような話らしい。
> エネルギー産生メカニズムを、再生不可能な無酸素作業容量
> (Anaerobic Work Capacity)と、完全に有酸素的で連続して無
> 限の持続時間にわたってエネルギーを出し続けられる(なんてこ
> とは現実的にはあり得ないのだが)Critical Powerというふたつ
> のコンポーネントでモデル化したのがCritical Powerモデル。
つまり、MMPグラフの点線はCritical Powerモデルの線で、cpというのは仮想のパラメーター、FTPに相当するのは60分時点におけるCPらしい。
で、まあ、この赤いラインより上は出ないってことで、レース時は、どこまで赤いラインに迫れるかが勝負らしい。なお、トレーニングは、この赤いラインを上にずらすことに相当する。
そういう意味では、今回、60分で232W、82分で229Wというのは、ほぼ限界のいい数字ということになる。というか、どうもそういうことらしいというのが、「出力230W台」という目標を設定した理由である。
ちなみに、同じような考えでプチヒルクライムの目標出力を考えてみよう。約20分のプチヒルクライムだとCPが243W。240W以上は出す、245Wを狙うというのがトレーニング目標としてはいいところかな。
■2015年8月26日のMMPグラフ
このころに比べていまはawcが大幅に高くなっている。高強度のインターバルトレーニングを取り入れた関係だろう。たぶん、無酸素域が急速に伸びたというより、それまで使ったことがなくてデータがなかったところにデータが入ったというだけだと思う。今後、さらに大きくなるようならトレーニングによる伸びだと思っていいだろう。
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