100倍、200倍……
このところ、ペダリング時の意識をいろいろと変え、それぞれでどのようにペダリング効率が変わるのかを見ている。そういう意識を持つだけで変化する、してしまうというのが、人間というのはおもしろいなと思う。
先日、タバタプロトコルをやったとき、1本目はなんとなく踏んでしまったのだが、2本目からはペダリングを意識しつつ回してみた。そのときの記録を見てみよう。
■2セット目
■8セット目
「ペダリング効率に関する一考察」にも書いたように、出力が高まるほどペダリング効率の数値は高くなりがちだ。ということは、2セット目→8セット目はずいぶんと効率が落ちているというか、2セット目の効率が(私にしては)いかによかったかというかなのだと思う(8セット目は引き足が不十分になってしまっている)。
私の場合、ここまで高い出力は常用できない。言い換えると、常用範囲の200W強あるいはそれ以下でかなりのペダリング効率が出せるところまでペダリングスキルを上げないといけない。そんなことを考えつつトレーニングをしていたら、先日、とあることに気づいた。2~3分でも休むと、その直後はペダリング効率が高いのだ。
■165Wでも60%超
うれしくなって、その夜、家族に報告してしまった。
- (Buckeye)
- ペダリング効率、60%超が出るようになったよ~(^^)v
- (お世話係)
- それって、けっこう高い値ってこないだ言ってたわよね。よかったじゃない。
- (Buckeye)
- 30秒しか続かないのが問題なんだけど……
- (お世話係)
- ……30秒(苦笑)
- (Buckeye)
- でも、持続時間が100倍になれば短いヒルクライムレースがカバーできるし、200倍になればヒルクライムレースはみんなカバーできる。これが400倍になれば、いや、たぶん、300倍くらいになればツール・ド・おきなわだってカバーできる。
- (こばっかい)
- ……100倍……200倍(失笑)
- (Buckeye)
- そらまあ、気が遠くなるような数字だけど、さ。でも、そういう効率が出せるスキルがなければいくら練習してもダメかもしれないのに対し、短時間なら出せるってことは続けられるだけの筋肉がないってことだろ? 筋肉の問題なら練習してればついてくるって。
その1週間くらいの会話。
- (Buckeye)
- こないだ30秒だったやつ、さ、今日は2分続いたぞ~! 4倍だ。もうあと50倍まで伸ばせれば使い物になる。
- (お世話係)
- すごい。長足の進歩。
- (こばっかい)
- だね。この調子で1週間ごとに4倍、4倍って伸びればすぐじゃん。
- (Buckeye)
- ……いや、それはないから……
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