ウルフギャング・ステーキハウスでお肉!
しばらく前、どこかでみつけ、一度行ってみたいねと話していたウルフギャング・ステーキハウスの丸の内店に夫婦で行ってみた。にこばっかいが合宿でいないので、夕飯に親が在宅でなければならない必要性が低いのでいいチャンスというわけだ。
ここは、専用熟成庫で28日間を目安にゆっくりとドライエイジングした「プライムグレード」の牛肉を使ったTボーンステーキがウリ。ウェブサイトの写真を見るとすごくおいしそうである。
■メインのTボーンステーキ
6時に予約を取ろうとしたがもう満杯で、5時か9時とのこと。9時はさすがに遅いので、お世話係が時間休を取ることにして5時を予約。
■ウルフギャング・ステーキハウス丸の内店
男性のノースリーブやサンダル履きは禁止という程度だが、一応はドレスコードがある。せっかくだからと襟のあるシャツに上着も持参することに。
5時ちょうどに到着し、一番奥のテーブルに案内された。さすがに空いている。とりあえず飲み物を注文し(私はタップのバスペールエール)、なにを頼むか考えているうちに三々五々客が到着してあちこちにぱらっと座っている人がいるくらいになった。
メインのTボーンステーキはサイズが2人用・3人用・4人用となっており、具体的にどのくらいなのかと尋ねると、2人用が500g、3人用が900gくらいとのこと。お世話係は小食なので2人用の500gでちょうどだろう(100gと400gくらいの感じ。ほかのものも食べるから、さすがの私も400gあれば大丈夫だと思う)。
アペタイザーは、お世話係に食べられそうなものがなかったこともあり、完全に私の趣味でオイスター6ピースを(全部私が食べた)。
■オイスター
ロブスターカクテルとかほかにもおいしそうなものがたくさんあったが、下手にボリュームのあるものを頼むと、さすがの私もメインのお腹が足りなくなりそう。そういう意味で、オイスターはいい選択だったと思う。お世話係は「あたりやすいってわかってて、食べるんだもんねぇ」とあきれ顔だったが(ちなみに、生牡蠣はあたりやすいので、安いところで食べようとは思わない。高くてもきちんと管理してくれているところじゃないと)。
続けてミックスグリーンサラダ。ひとつをふたりでシェアしてちょうどのサイズ。
■サラダ
ドレッシングたっぷりはお世話係が苦手なので、ドレッシングは別にしてもらった。
このあたりで私はバスペールエールを飲み上げてしまい、タップのギネスを追加注文(^^;)
■メインは分厚いTボーンステーキ500g
Tボーンステーキ、焼き具合はいつもどおりミディアムレアでお願いしたのだが(お勧めもミディアムレアとのこと)、絶妙の焼き加減だった。芯まで火が通ってはいるのにまだ色は赤いし、表面はこんがりと香ばしく焼けているし。塩加減も絶妙。お好みで塩こしょうあるいは特製ステーキソースをと言われたけれど、結局、使わずに肉の味を楽しんでしまった。
それにしても、こんな分厚いTボーンステーキを食べるのは何年ぶりだろう。たぶん、アメリカ留学時代以来で25年ぶりとかなんじゃないだろうか。
堪能しました(^^)
■付け合わせはオニオンリングとクリームスピナッチを選択
マッシュポテトなどポテト系にも惹かれるものがあったが、ポテト系を頼んだら食べきれなくなりそうで避けておいた(正解だったと思う)。ほかのテーブルに運ばれていく料理を見ると、「“ステーキフライ” フライドポテト」を頼む人が多いようだ。「ステーキフライ」なんて名前が付いていたら、そら、頼みたくなるわな。
このお店、客の人数に対してサーブする人が多いし、皆、よく目配りしている。追加でなにかといったとき、誰も気づかずいらつくなんてことは皆無。それどころか、基本的には、押しつけがましくならない範囲で先回りしてくれる。
Tボーンステーキのサーブも絶妙だった。Tボーンステーキはもともと切れ目が入っており、最初に持ってきてくれたときは、それぞれのお皿に取り分けてくれる。次からは自分で取るんだろうと思っていたら、皿のお肉がなくなると通りがかりにさっとサーブしてくれるので、次の一切れを食べようと思ったとき、お皿にお肉が載っていないということはない。Tボーンステーキのフィレ側は肉が小さく3切れしかなかったら、「最後の一切れはお二人でわけられますか」と確認し、分けると答えたらふたつに切ってサーブしてくれたりとか。
時間が6時、6時半になると、テーブルはほぼ満席状態。予約なしでこの店に入るのは難しそうだ。
それにしても……我が家はゆっくり食べるんだよなぁ。我々がメインを食べ終わったころ、一緒に時間帯に入った人たちはあらかたいなくなっていたようだし、我々より後に来てもう帰ってしまった人も少なくない。せっかくの機会なのだから、おしゃべりしながらゆっくり食事を楽しむ……のがいいんじゃないかと思うんだけど。
というわけで、我々は、メインを平らげたあと、デザートへ。お世話係は案の定という感じでアップルストゥルーデル、私はキーライムパイ。飲み物はふたりともコーヒー。
■アップルストゥルーデルとキーライムパイ
実は、これはちょっと失敗だった。いや、甘すぎなくておいしいのはとってもおいしかったんだけど、さ。けっこう大きくて。ひとつ頼んでふたりでシェアくらいでちょうどだったんじゃないかと思う。
最初に「当店の料理はどれも大きめなので、注文時には注意を」って言われたけど、たしかに、どれも大きい。食べきれずにドギーバッグに詰めてもらっているテーブルもあった。持って帰れるなら無駄にはならないけど……でも、できたてが一番おいしいわけで、翌日、温め直すのではちょっと。注文は食べきれる量に抑えるのが正解だろう(小食ふたりとかだとなにをどうしても余りそうだけど)。
会計をすませて8時前に退店。
料理はおいしいし、店の雰囲気やサーブの気配りなどもとてもいい。値段だけのことはあるという感じ。私のような肉好きには満足感がとても高いお店だ。
値段が値段なのでしょっちゅう行けるところではないけれど、こばっかいが第一志望に合格したら合格祝いをここでやってもいいんじゃないかとは思う。
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