デスライド－5日目（レイクタホ～サンフランシスコ移動）

さすがに朝まで目覚めることなくぐっすり寝た。

6時半ごろ起床で自転車など荷物のパッキングを始める。なにせボックスへのパッキングは出国時に続いてこれが2回目。いったいどれだけ時間がかかることやら。絶対に最後までかかって迷惑をかけそうな気がする。そんなわけで、朝食の用意が始まっても、テーブルに食べ物が並びはじめるまでは荷物の準備を進めようとしていたら、今日は外のテーブルで食べることになったらしく、気づくのが遅れて、ひとり、朝食に遅れる(なにをしてるんだか--;)

■朝食

ジュースは、オドワラのキャロットジュース。にんじん100％のジュースなんて正直ぞっとしないと思いつつ、スティーブ・ジョブズが愛したと言われれば飲んでみないわけにもいかない。というわけで、スーパーで見かけたとき、思いきって買ってきた。飲んでみると……意外なほどおいしい。すっきりとした甘みがあるのだ。にんじんだけでこんなにおいしいとは驚きである。

朝食後はパッキングに戻る。パッキングは、それでも二度目で、それなりの手順でできた気がする。とはいえ、9時半という出発予定時刻ぎりぎりだったけど。

9時40分ごろ出発。私はといえば、ふと気づくと寝ている始末で、運転はまたしてもＮ氏にお任せである。

途中、ローストビーフサンドイッチのArby'sでお昼。調べてみるとオハイオ州発祥とのことなのだけれど、オハイオに住んでたあいだに行ったことがないように思う。

■Arby'sでお昼

■サンフランシスコが近づくと渋滞

ゴールデンゲートブリッジあたりまで行こうかという話もあったが、渋滞がひどくて時間がかかったので、街中を少し流してホテルへ行くことに。

■サンフランシスコは急坂が多い

とても自転車でのぼれそうにない坂があちらこちらにある。こんなところに住んでいたら、ヒルクライムの早朝練習がやりやすいだろうなぁ。

Ｎ氏のお勧めでおみやげにチョコレートを買う。

■チョコレート屋さん

販売単位が大きいのであれこれ買うわけにもいかず、だいぶ悩んでしまった。

■お世話係にはダークチョコなど3種類

■子どもたちにはココアとホットチョコレート

ホテルにチェックインしたあとは、晩ご飯まで仕事。デスライド本番の夜に飛び込んだ仕事だ。移動が多くてどうなることかと思ったが、ここでまとまった時間が取れたので、できればこのくらいまでに欲しいと希望されていた時間にまにあわせることができた。らっきー。

晩ご飯、私は、みんなと別れ、前に仕事でご一緒したライターご夫婦と。お店はMarket StreetのZuni Cafeというところ。見た目はごく普通だが、ちょっと古めの有名店らしく、時期によっては予約が取りにくかったりもするらしい。

■Zuni Cafeへはバスで移動

■満員で予想の倍以上も時間がかかってしまった

■晩ご飯をご一緒した岩谷さんご夫婦

旦那さんも、通信社勤め時代に日本に3年ほどおられたとのことで、それなりに日本語が通じる。すっかりさびついた私の聞く・話す英語に比べたら、旦那さんの日本語のほうが上なんじゃないだろうか。ともかく、日本語と英語をいったりきたりしながら楽しく食事が進んでいく。

■Zuni Cafeの名物料理、ローストチキン

一晩塩水につけておいて、1時間かけて焼くらしい。旦那さんから、「食べ物は基本的に日本のほうが上だけど、これは例外」というコメントがあったが、それもうなづけるおいしさ。思わずたくさん食べてしまった。

デザートも、ごく軽い食感の甘すぎないケーキでおいしかった。

11時ごろ、タクシーまで手配していただいてお別れする。

ホテルに戻ると、じぃが寝る用意をしているところだった。翌日の朝、各自朝食をすませて8時半発という予定を確認して11時半に就寝。