Mt.富士ヒルクライム試走
来週に迫ったMt.富士ヒルクライム、今年はO氏とふたりで参戦。というわけで、試走に行ってきた。ちなみにO氏は初参加でスバルラインも走ったことがない。
■試走に来ている人がけっこういた
4時前に起床、朝5時前に走りはじめ、O氏を拾って富士へ。道の駅富士吉田についたのが6時半ごろ。ときどき小雨がぱらつくのが心配だが、晴れていくとの天気予報を信じて走りだす。
途中、道をまちがえたりがあったが、7時半ごろスバルラインの入り口に到着。料金を払って中に入る。と、O氏と一緒になった男女が料金所の人となにやら話をしている様子。なにかと思ったら、O氏によると、「料金を払ったあと下の信号まで戻って走りはじめたい」と頼んだが断られていたとのこと。Mt.富士ヒルクライムの計測は下の信号をすぎてすぐからだから、気持ちはわかる。一方、料金所の人によると、以前、そういうことをしたら、戻ってくるまでに係員が交代してトラブルになってしまったので対応できないとのこと。それもまたわかる。ま、仕方ないわな。
ともかく、O氏と別れ、各自スバルラインを上っていく。今日は試走なので無理せず抑え気味で走る……はずなのだが、出力はなぜか高めに出ており、序盤の平均は240W台。ただ、平均スピードは序盤5kmが15km台の後半。去年は、たしか、序盤のスピードが16km台の半ばだったはずで、それより遅い? ま、今日は試走だしということで、あせらず走る。
去年、ダンシングをほとんどせずに走ってしまったので、今回は、なるべくダンシングを多用。勾配きつめからゆるめにさしかかるあたり、勾配のゆるいところが続くときなど、ダンシングでスピードアップを図る。
それなりの走りができていると思うのだが……どうも、リア側シフトの調子がよくない。ツール・ド・八ヶ岳を教訓にRECONの13-25Tロークロス(13-15-17-18-19-20-21-22-23-24-25T)を入れたのだが、スコンと切り替わるときとなにか引っかかるような感じからがちゃんと切り替わるときがあるのだ。東京に戻ったら自転車屋さんに持っていこう、RECONの特質なのだとしたらツール・ド・八ヶ岳で使ったジュニアギアなどシマノ純正のものに戻そうかなどと考えつつ走る。
■RECONの13-25Tロークロス
心拍は1/3くらいが160台半ばから後半、次の1/3が150台後半、最後の1/3が160前後というところ。心拍からすると、抑え気味の様子見という走りがちゃんとできているように思える。体感的にもあまりきつくない。パワーはそれなりに出ていて、平均230W台をキープ。去年の本番よりパワーは出ているのに、スピードは16km台後半とむしろ遅い? パワーメーターの誤差かなぁ。
料金所から20kmをすぎると勾配ゆるめのところが増え、だんだんと飛ばせるようになる。ただ、奥庭駐車場が見えると勾配がきつくなる。で、奥庭駐車場をすぎたら平坦区間。アウターに入れ、時速30km台後半で飛ばしていく(最高速は42.4km/hrだった)。みっつめの洞門が見えると最後の上り。ここは7%台とけっこう傾いているので、みっつめの洞門が見えたらインナーに戻すべきだろう(今日は戻し遅れてがっくりスローダウンした)。
最後の上りはダンシングとシッティング半々でスパート。
ゴールラインになるはずのあたりでGarminをストップ。1時間20分40秒、平均速度17.3km/hr、最高速度42.4km/hr、平均パワー231W、最大パワー399W。計測開始地点から料金所まで2分くらいかかるので、本番で今日の走りなら1時間23分というところかな。
平均パワー、ツール・ド・八ヶ岳は214Wだった。今日のほうが出力が出ているのか、それとも、パワーメーターの誤差か。出力が出ていると思いたいところではあるのだけれど。
■試走の記録
それにしても……寒い! 薄手のニーウォーマーしか持ってこなかったのは失敗だ。急いでニーウォーマーとウインドブレーカーを着込み、O氏を迎えに下る。じっとしていたらたまらない。奥庭駐車場まで下ったらO氏が上ってきていた。
■奥庭駐車場前を上るO氏
この写真を撮ったあと、ウインドブレーカーを脱いでO氏を追う。ウインドブレーカーをたたむのに手間取ったからか、結局、5合目まで追いつかなかった(^^;)
O氏は1時間45分くらいだったらしい。中盤の斜度がゆるやかなあたりが一番遅かった、来週気をつけるべきポイントがはっきりしたとのこと。
合流したあと、お土産物屋さんなどものぞかず、すぐ下山することに。とにかく寒いのだ。O氏先行で下っていくが、寒さに震えがついてしまった。いままでは、いつも、天気がいい日ばかりでそれなりに暖かかったのだが、今日は曇っているから寒いのかもしれない。こんなに違うんだ。
それにしても、今日はたくさんの人が走っている。我々は早めだったようで、我々と一緒に上っている人は少なかったが、下りに入るとたくさんの人とすれ違った。
下山後、道の駅富士吉田でおみやげなどを買い、東京へ。
お昼は、先日、佐渡ロングライド後に立ち寄ったらしまっていて食べられなかった東華園へ。O氏が高校時代から通っているというお店である。
■私はO氏お勧めのカツ丼
■O氏は肉味噌ラーメン
不思議なカツ丼だった。カツのお肉はびっくりするほど薄い(写真が盛りあがって見えるのはご飯による)。え!?っと思ったが、食べてみてわかった。これは、カツで食べる丼ではないのだ。上に乗っている具もご飯にしみているタレも、ショウガかなにかが利いた濃厚な味。この味で食べる丼ということらしい。栄養価的にはどうよってことになるのかもしれないが、料理としてはアリだわ。おいしくいただきました。
その後、O氏とふたりでミツイキサイクルへ。リアの変速不調をチェックしてもらったところ、スプロケットががたついていることが判明。シマノのホイールならいらないだろうとメーカーに言われていたスペーサーが必要ということらしい。スペーサーを取ってきて取り付けてもらったらガタがなくなり、変速もスムーズになった(微調整もしてくれたらしい)。事前に試走で使ってみてよかったわ。
O氏も自転車をチェックしてもらったあと、O氏宅へ。コーヒーをごちそうになってから帰宅。
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