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2015年5月22日 (金)

補給食(続き)

少し前に、「補給食――ブルボンの『フルノーラ』」を書いたが、ほかのものについても書いておこう。私が走るところはコンビニもない山の中だったり、レースだったりすることがけっこうあるので、バックポケットに入れておいて走りながらでも補給できるというのが大きなポイントになる。

■1本満足シリーズ

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上から、「プリンタルト」「バナナタルト」「シリアルホワイト」。どれもおいしい。シリアルホワイト、前はお気に入りだったのだけれど、べったり甘い気がするようになってしまった。原因はブルボンの「フルノーラ」。フルノーラの酸味がいいんだろうな。

プリンタルトもバナナタルトもおいしい。ただ、1本満足シリーズは袋が開けにくい(走りながらは難しい)、ぽろぽろ壊れやすいと自転車の補給食、それも走りながらの補給には向かない気がする。

■ブルボンの「ボイセンベリークッキー」

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「フルノーラ」がヒットだったので買ってみた。ふつー、かな。ベリー系にしては酸味が少なめで私としてはちょっと残念。まずくはないんだけど、1本満足シリーズと同じく袋が開けにくいという欠点を押してまで常備したいとは思わなかった。

■グリコの「ナンバーバナナシリーズ」と「フルーツたっぷりのケーキバー」

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バー型の補給食としては、グリコが最強かも。袋が開けやすく(どこからでも裂ける)、走っている最中でも苦労せずに食べられる。また、しっとりしているので、口に挟んで少しずつ食べていくなんてことも可能。すぐに両手を空けられるのは便利だ。

ナンバーバナナシリーズは、もともと補給食用というイメージの製品(どっかのイベントで「補給食に」ってPR配布されていた)。フルーツたっぷりのケーキバーはそういうわけではないと思うが、パッケージもしっとり感もナンバーバナナシリーズと同じ感じで補給食にぴったり。味も、私は好みである。

■ウイダーインバープロテイン

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話題になっていたので使ってみたが、私にとってはあまりよくなかった。

ベイクドチョコは口のなかでどろどろになってしまって食べにくい。私は、いわゆるチョコを食べたいとあまり思わないので、これを常備する気にはならなかった。ナッツとバニラはクリーム系で悪くないのだけれど、ウエハースの部分が携行中にぼろぼろになりそうで、その点がちょっと。口のなかが乾いている状態だと食べにくいという問題もある。

■クリフハンガー

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砕いたナッツをキャラメルのようなもので固めた感じ。ちょっとねっちょりして食べにくい。時間をかけて少しずつかじればいいんだけど、こういう補給食ですませたいときって、さっと食べて次に行きたいのであまりよくない。

ロングライド的な走りなら固形物でいいというか、そのほうが食べた気がしてベターとも思うが、負荷が大きいレース時にはゼリー系のほうが胃腸に負担がかからなくていいはずだ。ちなみに、上述のバーは、いずれも、脂質の割合がそれなりに高い。お菓子系でしっとりさせるためには脂質が必要になるのだろう。なお、固形で脂質が少ないものも存在する。ようかんだ。開封しやすいスポーツようかんなんてものもある。

それはともかく。ゼリー系で試したのは(↓)。

■カーボショッツ

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ヒルクライムレースで使ってきているのがカーボショッツ。かなりどろりとしていて飲みにくいし、そもそも、両手を使わないと飲めない形状なので、小さなボトルに2~3袋分をいれ、少し水で薄めておく。これをバックポケットに入れて携行。

カーボショッツも何種類かあるが、使っているのはカフェイン80mg配合のカプチーノ。レース用だから、カフェインで元気を出そうというわけだ。

ただ、ねぇ、これ、おいしくないんだよね。レース中、苦しい状態で飲むとちょっと気持ち悪かったり。もったいないので買っちゃった分くらいは使い切ろうと思うけど、手持ちがなくなったらほかのゼリーに切り替えたい。

■SAVAS PIT INとONE SECOND

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去年、ツール・ド・おきなわでSAVAS PIT INをもらったので使ってみたら、けっこうよかったので。先日のクロモリロードレースでは、SAVAS PIT INのピーチ味とONE SECONDのライチ風味(カフェイン25mg配合)を使ってみた。

SAVAS PIT INのほうが濃く、小型・少量で高カロリー。もうちょっと濃くなったら飲みにくくなるっていうギリギリを狙って作ってある感じ。人工的な味だが、カーボショッツに比べたらまだしもというところ、かな。

ONE SECONDは一段薄いので、飲みやすいと言えば飲みやすい。体積が2割増しくらいになるので、ツール・ド・おきなわなど、たくさん携行したいときにはバックポケットに入りきれるのか、ちょっと心配かもしれない。

レース時には、やはり、ゼリー系がいいだろう。順次、ほかの味も試してみようかな。

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