2015佐渡ロングライド210-翌日
朝食は8時と遅めに頼んであるのだが、朝は5時半に起床。今日の午前中という仕事が金曜の最後に飛び込んだので、それを仕上げなければならないのだ。こういう話をすると大変ですねとか言われたりするが、私としては、こういう対応が可能だから気軽に平日休みが取れるわけで、ありがたいとさえ思ったりする。
O氏は寝ているので、パソコンなどを持ってロビーへ。ロビー反対側に喫煙席があって、そこでたてつづけにたばこを吸う人がいたのには閉口したが、まあ、仕方ないだろう。
7時すぎに仕事が終わったので、朝風呂へ。露天風呂に浸かっていたら、どう見ても自転車焼けの人が入ってきたので声をかけてみた。いつもは荒サイで平地メインとのこと。GWに佐渡一周試走したうえで参加されたというのは驚き。試走の結果、12時間の制限ぎりぎりになりそうということで、エイド休憩は5分以内でスタートなど、かなり細かく考えて走られた結果、制限直前にゴールされたらしい(我々は、ま、なんとかなるさとアバウトきわまりない走り方)。
風呂のあと、O氏と朝食に行くと、となりのテーブルが風呂で会った人のグループだった。というわけで、いろいろと話をしながらゆっくり朝ご飯。4年に一度、海外で行われるブルベだかなんだかに出るのが目標なのだけれど、それに参加するためには、その前年、最長600kmのブルベまで一通り完走していなければならないといった話をうかがった。うーむ、ブルベですか。200kmか場合によっては300kmならいいかもしれないけど、それ以上は、眠気との戦いになるはずで、私はやる気にならないなぁ。
土産物をあれこれ買い込んだあと、チェックアウトして出発。ナビで小木港までの所要時間を確認すると、40分くらいは余裕がありそうなので、相川金山に立ち寄ることにした。
■相川金山
江戸時代の様子が見学できるコース(所要30分)と明治時代の様子が見学できるコース(所要40分)のふたつで、両方だと70分とのこと。O氏は明治時代のほうに興味を引かれていたようだが、私は相川金山といえば江戸時代というイメージしかない。結局、私の希望が通って江戸時代(宗太夫坑)コースへ。
坑内は涼しい。長袖がないときびしいくらい。看板と人形であれこれ説明がされていて、一通り読んで歩いているとけっこう時間がかかる。我が家は夫婦とも、こういう説明は全部読まないと気がすまないタイプなのだが、どうやらO氏もそっち系らしい。というわけで、ふたりでゆっくりと坑内を見学。一般に30分と言われているということは、このペースだと1時間近くかかるんじゃないかと心配したが、出口に到着したのは、ちょうど30分後だった。
あれっと思ったら、そのあとに資料館が。そちらも合計してふつうは30分なんだろうな。資料館もじっくりになってしまう……のだが、さすがにフェリーの出航時間が気になる。15分くらいたったところで、「そろそろ行かないとまにあわなくなります」とO氏に声をかけ、そのあとは駆け足でチラ見し、最後の土産物売り場は当然のように素通り。
車で走りだすと、小木港到着予定時刻がフェリー出航時間の2分前(--;) さすがにまずそう。出港手続きが終わっているとはいえ、せめて10分前には着きたかったのだが。
全体に飛ばしぎみで走っていく。ナビにない新しい道を通ったおかげで7分前くらいにはなったが、それ以上は到着予定時刻が変わらない。20分前ごろ、O氏に電話をしてもらったところ、そのくらいは大丈夫ですよとは言ってもらえたが。
結局、出航予定11時50分の10分前くらいに滑り込むことができた。我々より遅くきたのはせいぜい数台というところか。
船内ではブログの記事を書いたりしてすごした。
直江津港到着は予定どおり13時半。お昼の廻鮮富寿し上越中央店へ。平日だからかちょっと時間が遅いからかとても空いていて、途中から我々の貸切になってしまった。
■白身三昧
おすすめを一通り制覇したあと、通常メニューのものをあれこれと。ランチのラストオーダーまで食べて、結局、O氏が2000円、私が3000円くらい。大満足。佐渡にまた来るなら、往復のお昼はここがいいんじゃないかと思うな。
高速入り口近くでガソリンを入れたためエンジン始動からまもなく高速入り口に達したせいか、ナビの案内がうまくでなくて高速に入り損ねたり、そのあと、スマートルート設定にしたら一般道を走れと案内されたり(スマートルートは料金と速度のバランスがウリ。田舎で一般道も速いから高速料金が節約できるということか?)とアホなことをしたあと、高速へ。
戻りの高速は信越道を使ってみることにしたのだが、これは失敗だった。信越道って、長野の先があちこち片側1車線しかないのだ。追い越し車線がないので1台遅い車がいると詰まってしまう。これでは、関越経由より10kmか20km距離が短いといっても、時間はかえって長くかかってしまう。少なくとも精神衛生によくない。
しばらく走ると、「新井PA ハイウェイオアシス」という看板が出てきた。ハイウェイオアシスって、なに? 設備的にPA<SA<オアシスって感じがするのに、「新井PA」だし。疑問は解消しておこうということで、新井PAに入ってみた。
■新井ハイウェイオアシス
PAから人間は外に出て、高速道路外の道の駅にアクセスできるってことらしい。お店としては、高速道路の内外両方から客が来るのでメリットがありそう。高速道路側は、お店から出店料でも取るのかな。
■山並みが美しい
新井あたりから見る山並みはとても美しかった。これが見れるのは魅力だが、走りにくいのは、ねぇ。4車線化が進むまでは使う気にならない。
新井でO氏に運転を交代。私は、何十分か爆睡してしまったm(._.)m
そろそろ交代かなぁと思ったころ、今度は藤岡「ハイウェイオアシス」なるものを発見。新井で推測したハイウェイオアシスの定義が正しいかどうか確認してみましょうってことで藤岡ハイウェイオアシスへ。造りは新井と同じで、高速道路外にお店が並んでいた。
■「肉の駅」なるものも
ネーミングに惹かれて「肉の駅」の店内へ。群馬産の牛肉・豚肉を扱っているのだという。せっかくなので、加工肉を何種類か買ってみた。商品を買うと氷をもらえるので、クーラーボックスがあれば生肉を買っても大丈夫(O氏は加工肉だけでなく生肉も買っていた)。上信越道から関越経由で東京に戻る場合には、また立ち寄ってみようかな。
帰京は7時半ごろ。というわけで、O氏は晩ご飯も食べてしまう。我が家は、今日、ほぼばらばら各人という状態だったし。
O氏が高校生時代から通っているという武蔵美近くの東華園に行くも、しまっていたので、狼煙屋というラーメン屋へ。
■狼煙屋のニンニクヤサイラーメン肉入り
お昼もお寿司で炭水化物山盛りだったし、このラーメンで、今回のイベントにおけるエネルギー収支は黒字決定でしょうね~とO氏。ま、あれだけ走ったらおいしく食べられるわけで、それはそれでいいんじゃないかと。
■O氏もニンニクヤサイラーメン(唐辛子かけ)
なかなかにおいしかった。次郎なんかと同じく野菜たっぷりなので、人によってはあんなのラーメンじゃないって言うかもしれないけど。
夕飯後、O氏を自宅まで送り、コーヒーをごちそうになりながらO氏の奥様に土産話をしていたら10時近くになってしまった。あわてて帰宅。家への土産話は翌日回しとし、ばたばたと寝る用意をして11時半ごろ就寝。
| 固定リンク
「自転車-ロングライドイベント」カテゴリの記事
- 木曽おんたけグランフォンド2024――本番(2024.07.28)
- 木曽おんたけグランフォンド2024――前日(2024.07.27)
- 大周回旅行(3日目)The PEAKS R15@石鎚山(2024.05.26)
- 大周回旅行(2日目)琵琶湖~石鎚山(2024.05.25)
- The PEAKS R15@石鎚山をメインとした大周回旅行の計画(2024.05.23)
コメント