鹿角拾いツアー(2日目)
今日は鹿角拾いツアーの2日目。総勢10人。お世話係は片付けなどがあるので拠点に残留。にこばっかい、こばっかい、私の3人で7人をガイドする体制となった。
■出発準備
昨日は以前と違う尾根を探して収穫がイマイチだったので、今日は、前にわりとよく拾えた尾根を狙う。具体的には、最初に北へ横移動し、枯れた沢を越えたら尾根に向かって探し始めることにした。出発は10時半くらい。
それにしても、高校生はみんな歩くの速いわ。ぎりぎりついて行ってはいるけど、私は、ひとり遅れ気味。
昨日とは別尾根だけれど、今日も収穫はよくない。結局、午前中に拾ったのはにこばっかいが古い角を1本、私が頭骨付きをひとつだけだった。
■頭骨付きが落ちていた
■3本角だった
■お昼
大休止でしばらくここにとどまる。というわけで、元気と欲のあるヤツは、食べ終わると探しにいく。
■離れたところの角をみつけて拾いに行くこばっかい
結局、お昼休みまで拾ったのは我が家の3人かい。いや、まあ、慣れというかみつける技術というかの問題から、この3人がいちばんよく拾うのは当たり前っちゃ当たり前なんだけど。昨日ボウズだった子を中心に、我が家以外になるべく拾ってほしいんだよな。
午後、しばらくしたとき、みんなからかなり離れたところを歩いているとき、ここを探さずにどこを探すという雰囲気のところをみつけた。本隊のほうへ移動してみると、みんな、かなり違うあたりを探している。こばっかいとも相談のうえ、みんなを誘導することに。
私がみつけたあたりは、木が密集して生えているので下草が少なく、落ちていれば見落としにくい。鹿の通り道になっているようで、真新しいフンがたくさん落ちているし、新しい踏み跡がしっかりついている。割と急な斜面で、あちこちで滑りつつ降りているようだ(滑ったりして衝撃があるほど角が落ちやすい)。
ここは当たりだった。あちこちから「あった~」の声があがる。
ここを通ったのは今回が初めて。こんな絶好の場所、前に見ていれば絶対に覚えているはずだが、記憶がまったくない。枯沢横の尾根は何度も探したが、だいたいいつも、途中でもう1本北側の尾根に移動していたからかもしれない。このエリアの少し前に斜度が急になるあたりがあり、そのあたりまでは来たことがあったように思うのだが。たぶん、そのときも、斜度が急になったあたりで斜度の緩いほうへ移動してしまったのではないかと思う。
■斜度がきついあたり
この先は小ピークになっていた。
■赤岳がすぐ近くに見える
絶景。このコースはいい。来年、また来たいなぁ。(さぁ、狙ってもどってこれるか)
戻りは、南南東を基本に下る。下りもけっこう拾えた。去年も昨日もボウズだった子がこの下りで拾い、今日は全員が収穫ありとなった。よかった~。
尾根のはしが崖になっているあたりに出たら少し戻るようなことをしながら下っていく(崖のあたりは見覚えがあった。やはり、今回探したエリアの少し下までは来たことがあったようだ)。
最後は狙ったところから少し北側へずれたところへ出た。昨日はほぼ狙いどおりだったけど、今日は200mくらいずれたかな。道も標識もない山の斜面を歩いているにしてはいいところだと思う。場所を確認したあと、アプローチの道へと進路を変更。
■アプローチの道を下る
カラマツの新緑がきれいだ。
■10人で23本。全員が拾えた
このあと、子どもたちはロックで晩飯を食べて電車で帰京。私は、子どもたちをロックに送ったあと、ひとり戻り、お世話係とふたりで荷物を車に積み込む。最後は、電車組を見送ったこばっかい・にこばっかいを清里駅で拾って東京へ。
渋滞などもあって、東京着は10時近かった。で、そこからカラオケ行くんかいな。そらまあ、部活が急がしくて行けるチャンスがあんまりないっていうのも確かだけど、さ。
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