鹿角拾いツアー(1日目)
今日は鹿角拾いツアーの1日目。参加者は、にこばっかいが所属する高校生物部が中心の総勢14人である。
■出発前のミーティング
「ある程度離れて歩かないと角を見つけられないけど、離れすぎるのもまずい。道なき道を行くので、迷子になると、最悪、遭難する可能性もある。全体の道筋はBuckeyeが指示するので、ついて歩くこと」といった注意をお世話係がしたあと、生物部の部長が開始のあいさつ。
頭に巻いているバンダナは点呼用。4色あるのだが、我が家の4人が1色ずつ担当し、自分の色の人間がいることを確認しつつ歩くのだ。
■こんなところを歩く
■本日の1本目
見つけたのはこばっかい。やはりというかなんというか、である。
■ダケカンバ
これが生えているということは、標高1700mくらいはあるということ。これが歩き始めてすぐなので、最終的には標高1900mか2000mくらいまで上がるはず。
■私がみつけた1本目。古い
■お昼
■私の2本目。今年の新モノ
■3本目
新モノかと思ったが、どうも、去年あたりのものらしい。
■2時前には下り始める
■鹿に皮をはがれた木
■14人で17本
結局、10時半に歩き始めて3時半までの5時間、山の中を歩きまわったことになる。
戦果はまあまあ、かな。我が家の鹿角拾いツアーとしては不猟だけど、それなりではある。県営牧場が厳重に柵を回したので鹿の行動が変わっているはずであること、増えすぎた個体数を減らすため撃っていること(撃たれたらしい鹿の骨もみかけた)などから、今年はまったく拾えないかもしれないと思っていたことを考えれば上出来と言うべきかもしれない。残念だったのは、今日しか参加できない3人がいずれも拾えなかったこと。
■締めは清泉寮のソフトクリーム
終了のミーティングをしたあと、みんなで清泉寮のソフトクリームへ。
清泉寮で、こばっかいが小学生の男の子とそのお母さんに声をかけられたらしい。「その角、どこで拾ったんですか? 小2からもう5年も探しているのに、まだ見つけられなくて……」とのこと。いろいろ説明してあげたら「やっぱり、そんなに上まで入らないと難しいんですね」「ええ。ただ、その場合、道のないところで方向がわかる人がいないと危ないと思います」といった会話をへて、こばっかいが角を1本プレゼント。男の子は大喜びしていたらしい。話を聞いたとき、そんなに熱心に探しているのなら、来年、連れて山に入ってあげてもいいかもしれないと思ったけど(中学生なら付いてこれるだろう)、連絡先などは聞いていないとのこと。
人数が多くてお風呂が大変なことになりそうなので、天女の湯へ行く。夜用のお菓子などをコンビニで買って戻る。
■晩飯は2グループに分かれて交代制
人数が多すぎて一度に食べるのは無理だった。高校生男子が9人もいると食べる量も半端ない。お世話係はまかないばーさんと化す大奮闘である。
■晩飯後はゲーム大会
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コメント
はじめまして。わたくし東京のテレビ番組を担当している者です。この度は突然のご連絡失礼致します。
現在番組内で鹿の角ことについて調べております。鹿の角が、通常は廃棄物として捨てられてしまいますが、再利用されることにより様々な用途に使われるという趣旨でございます。そこで、角拾いのボランティア活動も行われているということで、ブログに掲載しております写真を使用させて頂くことはできないでしょうか?
投稿: 野口 | 2018年7月13日 (金) 10時05分
野口さま、
どの写真をどう使うのかなどもありますので、詳細はご相談させていただくことになりますが、基本的には大丈夫なのではないかと思います。そもそも、ブログで公開しているものなわけですから。
ちなみに、「ボランティア活動」ではなく、「趣味で拾っている」というほうが正しいですね。この記事などでは「ツアー」と書いていますが、これも、「拾ってみたい」という子どもの友だちなどを連れて行っているだけのことです。
ともかく、メールもいただいていますし、詳細はメールのほうで。
投稿: Buckeye | 2018年7月15日 (日) 11時57分