まらしぃさんのピアノコンサートに行ってみた
夜は渋谷でまらしぃさんのピアノコンサート。「『千本桜』を弾いてみた」などで広く知られるようになったまらしぃさんのピアノコンサートに、お世話係、お世話係のお友だち、にこばっかいと一緒に行ってきたのだ。
■会場内の様子
会場内はふつう撮影禁止なのだが、コンサート終了後のこのときは許可されたので撮ってきた。
後ろの壁にある「TOKYO最高じゃん!!!」は、ピアノに置かれたカードの映像が投影されているもの。今回のコンサート、一部がニコ動で生放送されたのだが、その様子がここに投影されたりもしていた。コメントがざぁ~っと流れていくあの様子が映るコンサート会場というのは初体験である。
ニコ動で流されたのは最初の3曲。そのあとは会場向けになり……2時間ほどがたったところで本編終了。アンコールの拍手が続くのだが、まらしぃさん、なかなか出てこない。やっと出てきたと思ったら、後ろの壁にニコ動の中継画面が。どうやら中継再開に手間取っていたらしい。
ニコ動中継が最初の3曲だけでは申し訳ないので、アンコール1曲だけとのことで、アニソンメドレー20分。いや、そらまあ、たしかに1曲っちゃ1曲だけど……メドレーとは。だいたい、アンコールで20分も弾くんかい……と思っていたら、会場向けには、さらに何曲かアンコールがあり、結局、本編とアンコール、合わせて3時間近く弾きっぱなし。お得感満載のコンサートだった。
ちなみに、1000人近く入る会場は満席。ウチは、先行予約券付きCDとか言うのを買った上で申し込んでいるのだけれど、ぎりぎり滑り込んだんじゃなんかと思われる。お世話係は「急拡大せず、満員御礼になる範囲で少しずつ大きくしているみたいで、意外に堅実」と言っていたが。
正直なところ、私にピアノの上手下手はわからない。まらしぃさんもあれだけ弾けるのだから下手なわけはないのだが、テクニックその他でホントのところうまいのか、どのくらいうまいのかはまったくわからない。お世話係によると、「あのくらい弾ける人はたくさんいるし、楽譜さえあればもっとうまく弾ける人もたくさんいる。でも、耳コピであそこまで弾いてしまえるのは愛があるからで、あそこまでの愛がある人がめったにいないと思う」とのこと。「愛がある」というのは、ピアノがよくわからない私が演奏を聴いていても感じられたなぁ。
余談ながら、こういう形で売れるようになるというのは、ウェブが普及したから。もちろん、こんな成功例はごくわずかだし、たとえばまらしぃさん本人が長く売れるのか、それこそ、20年、30年と一生の仕事にしていけるのかなどはわからないが、それでも、いままでならメジャーデビューがまず無理だっただろうところからの道ができたというのは、いいことだと思う。
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