こばっかい高校卒業式

こばっかい高校卒業式

今日はこばっかいの高校卒業式。親が出るようなこばっかいの入学式・卒業式はこれが最後、かな。

■正門前にて

卒業式には羽織袴で出たいというのがこばっかいの希望。衣装はレンタルすればいいけど、さて、着付けをどうするか。剣道部で胴着を着慣れている程度ではどうにもならないはずだ。結局、お世話係の発案により、部活が高じて尺八を専門にしてしまったいとこに頼むことにした。演奏会などで着慣れているはずだからだ。問い合わせてみると、「自分で着ることはできるけど他人に着付けたことはない、弟で練習しておく」とのこと。

■朝一、いとこに着付けをしてもらう

当日は、朝6時半に来てもらい、説明をうけつつ着付けをして、出られるようになったのは7時半に近かった。この姿だと登校にも時間がかかるので、私が車で送っていくことになった。

■正門前は写真を撮る人の長い行列

この行列に並んでいる時間はない。写真はあとで撮ることにして、私はいったん帰宅。車を家に置いて学校へ。謝恩会やそのあとに飲めなくなってしまうからだ。学校についたのはかなりぎりぎりの時間。廊下ではお茶がサービスされていた。そんなもん飲んでるヒマは……と通り過ぎかけたら、「桜湯はいかがですか？」……え、桜湯？　それを通り過ぎるのはちょっとということでいただいてから講堂へ向かう。

■桜湯

卒業生の入場、開会宣言、国歌斉唱、校歌斉唱と式次第が進んでいく。音楽は、いつものとおり、弦部と吹部の生演奏だ（残念ながらにこばっかいは入っていない）。そして、卒業証書の授与。人数がいるので、クラスごとに代表が受けとる形式らしい。

■代表が壇上にあがり

■卒業証書をもらい

■校長先生が引っ込んで生徒側がなにかをする

1組のときは、ホント、びっくりした。卒業証書の授与が終わって生徒は壇上に残り、校長先生が引っ込んでしまうのだから。で、1組はコントなんて始めるし。どっかのクラスは、混合名簿の並び順に座らず（←ふつうはこの形式）、男女がわかれるような形に座っていて変だなぁと思ったら、卒業証書授与後に合唱を披露してくれた。そのためにパートごとに分かれたわけね。こばっかいのクラスは、代表の子が「ここの環境は当然のものではなく、いろいろな人の努力があってかろうじて保たれているもの。次代に引き継いでいく努力をしてほしい」と後輩にメッセージを語っていた。ちなみに、代表は、各クラスで話し合って選出したらしい。

そのあとは来賓の挨拶や紹介、卒業生の退場。

なかなかにらしいというかユニークというかな卒業式だった。式次第だけ見ると、ごくごくフツーの卒業式に見えるのだけれど。これをやらせてもらえる校風だというのはうらやましいかぎりだ。そんなところで、いい仲間を得て、3年間、文化祭などに邁進したのはいい経験だったはずだ。高校生なんだから、勉強方面にも人並み以下でいいからもうちょい力を入れてほしかったとは思うけど。友だちは、みんな、それなりにやってたんだし、さ。

午後は、近くのレストランを借り切って謝恩会。すぐ隣のレストランはほかのクラスが謝恩会をしているという状態(^^;)

■謝恩会会場

■卒業記念品として作ったスライドショーを上映

入学式に入場してくるシーンの動画には、「なつかし～」「かわいい～」などと声があがっていた。当時に比べるとみんな大きくなったなぁ、大人になったなぁと感じるが、特にこばっかいは高校に入ってからようやく成長期が来たので、入学式では中学新入生がひとり混じっているようにしかみえないほどで、この3年間で大きく変わったことが感じられる。

■担任の先生に対する感謝の言葉は3年時クラス委員になったお世話係

■謝恩会後

2次会として近くの喫茶店に流れる。男性陣は、喫茶店から早めに離脱し、飲む方面に転身。父母会などに私を含めて何人かお父さんが来ていたので、だんだん増えるんじゃないかと期待していたのだけれど、最後まで、最初のころからちょこちょこ顔を出している3人しか出てこなかった。まあ、世の中的にはそんなものなのだろうけれど。

2次会終了後、女性陣の一部が我々の3次会に合流。結局、夜10時近くまで飲んだ。そして、お店を出て駅に向かっていたら……カラオケ店の前に集まる子どもたちとばったり。時間制限との関係でどうしようか相談中だった。

こばっかいは、この日、結局、友だちの家に泊めてもらうことに。そこのお父さんは、この日一緒に飲んだ男性陣3人のうちのひとり。こばっかいを含めて3人ほどが泊めてもらったらしい。