殺陣指導の長岡さんとシュラスコ食べ放題
こばっかいたちのクラスが文化祭で上演したのは、『Warrior』という時代劇。かっこいい殺陣がウリである。ところが、キャストは全員ど素人。殺陣どころか竹刀を持ったこともない連中ばかり。しかも舞台がせまい。さらに、殺陣の構成を考えるのはこばっかいと来ている。これでうまく行くはずがない(^^;)
練習の動画などを見せてもらっても、悲惨の一言。こばっかいも、「こんなにできないとは……」とため息。まあ、それでも、くり返し練習していれば少しはうまくなる。その範囲でやるしかないのだろうと思っていたら……担任の先生から、その道のプロを紹介してもらうことができた。昔の教え子だそうだ。
指導をしてくださった長岡さんはスーツアクターが本業。戦隊モノとかに出てくるアレだ。
■長岡さんと子どもたち
見ていただいた初回、長岡さんの感想は「剣道と殺陣は似て非なるもの。剣道部員が殺陣指導をしていると聞いて心配していたけど、意外にちゃんとできていた」だそうである。キャスト側の基礎がそれなりにできていたので直すのは楽だったそうだが、あっちもこっちも直され、最終的に原形をとどめているところはなくなったに等しいらしい。そのおかげで、公演の殺陣はなかなかのものだったし、「あのクラスは殺陣がかっこいい」という評判も学内であったらしい。
実はあの劇、選んだとき、我が家のなかでは「あんな劇選んでどうするの? 大きな舞台で縦横無尽に繰り広げられる殺陣がかっこいいのに、高校の教室でしょぼい殺陣やっても見栄えしないよ」とお世話係がなげき、殺陣の練習が始まったときには、「これはやばい」とこばっかいも青くなったといういわく付き。それがあそこまでになったのは、みんながよく練習したのもさることながら、プロの指導が大きかったと思う。
もともと、「ちょっと1回、見てやってもらえないかな」程度の話だったのに、結局、長岡さんは何度も何度も来て直してくださった。そこまでしていただいたのに、文化祭という性格上、謝礼は出せない。せめてもということで、シュラスコの食べ放題にご招待した。いろいろとお話を聞いてみたいとも思ったし。
お肉をた~っぷり食べながら、スーツアクターをめざすようになったきっかけとか(子どものころからめざしていたとのこと)、あの業界がどんなところかといったお話とか、いろいろとうかがうことができた。
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