結婚記念日イベント

14日（土）同窓会の翌日は、結婚記念日のイベント。この日が結婚記念日というわけではないのだけれど、結婚記念日の前後1カ月くらいのあいだに、家族写真と食事会が恒例になっているのだ。ちなみに、我が家では「おうちの誕生日」と呼んでいる。

今年は、どうせでかけるのならと、劇団四季の公演を夫婦で観にいった（子どもたちはそれぞれ部活）。

■四季劇場

我々が行ったのは、この裏手にある小規模の自由劇場。

■自由劇場の内部

公演は、劇団四季の歴史を振り返るというか、過去の公演のハイライトとなる歌や踊りを次々に見せてくれるというもの。ベストアルバム的公演だ。嫁さんは演劇好きだが、私は演劇嫌い（小学校時代に劇をやらされたのがトラウマになっている。あんなのやらされなければ、楽しく観劇できる大人になっていたかもしれないのだけれど）。なので、劇をふたりで観にいくというのはまずないが、私も踊りは好きなので、こういう公演とか、踊り中心のミュージカルとかなら行けるのだ。

このあと新宿の伊勢丹写真館で子どもたちと待ち合わせなのだが、こばっかいは家でのんびりテレビを見ていたらしく遅れているし、にこばっかいは新宿で道に迷っているらしい。にこばっかいの道案内をしようと「なにが見える」と聞いたあと、ふと思いついて、スマホでそのあたりの写真を撮って送らせてみた。これが正解。なにが見えるって聞いても、その場所が特定できるもの、ほかになくて目立つものというのは、土地勘がないとわからないので、結局、うまく行かないことが多いからだ。写真を見たら、なぜか、東急ハンズの裏に回り込んでいる。まあ、場所がわかれば道案内は難しくない。ほどなくしてにこばっかいが到着。

にこばっかいと相前後してこばっかいも到着。こばっかいは、到着後、文化祭に向けて作ってきた甲冑を着るので、早くこないといかんのだが(--;)

家族写真は、このところは毎年、なにかテーマを決めて撮っているので、年ごとにずいぶんと雰囲気が違う。今年は、いま、一生懸命にやっていること。こばっかいは文化祭の準備だから、その一環として作っている甲冑を着て撮る。にこばっかいは、今年頭は受験、いまは吹奏楽部なので、合格を示すクラスＴシャツを着てマウスピースを持つ。私は自転車のジャージ上下にサングラスをして手にはヘルメット。お世話係は、受験マネージャーを意味する参考書と甲冑作り手伝いを意味する針山を持って。なんともにぎやかな写真になった。

伊勢丹の写真館では、年に一度、家族写真を撮るという人がそれなりにいるし、なんだかんだで家族写真を撮っている人が多いのだが、みなさん、だいたいおめかしをしておられる。普段着でも、ちょっといい普段着というか。我が家みたいに全員Ｔシャツで撮ったり、鹿角持って撮ったり、今年なんぞほとんどコスプレに近い状態で撮ったりしているところは珍しいと思う。でも、年に1枚ずつ撮った家族写真をまとめたアルバムを見たとき、そのときどきでなにをしていたのか、なにに力を入れていたのかがよくわかり、家族の大きな流れがみえておもしろい。

写真を撮ったら普通の服に戻り(^^;)、帝国ホテルへ。結婚記念日の食事会は恒例でここになっているのだ。結婚記念日はお家の誕生日だから家族ひとりひとりの誕生日より格上って扱い。子どもたちは、昔、ローストビーフばっかりもらってきたりとか、ちょっとどうだろうという食べ物の取り方をしていたが、さすがに最近は、それなりにバランスのとれた取り方をするようになっている。

■窓の外は夕焼けがきれい

■インペリアルバイキング

そのうち、正装してメインダイニングに連れて行くっていうのもやらなきゃな。そういう場所での食事マナーを教えるのも親の務めだと思うので。

夕食のあと、最寄り駅まで戻って家族でカラオケに(^^;)　にこばっかいが吹部なんて忙しい部活に入ったもので、行けるときに行かないと行ける日がないって言われたのだ。こういう交渉、昔はこばっかいばかりでにこばっかいがやることはなかったのだが、にこばっかいは高校入学でいろいろ大きく変わっており、こういう交渉も積極的にするようになってきた。いいことだ。